ラピュタアニメーションフェスティバル2005 トップページへ

第6回ユーリー・ノルシュテイン大賞

第6回ユーリー・ノルシュテイン大賞 結果発表

 今年度の応募総数は105作品、うち20作品が第一次審査を通過。そしてユーリー・ノルシュテイン監督をはじめとする各審査委員による厳正な第二次審査の結果、今年度の受賞作品は次の5作品に決定しました。
 残念ながら今回も大賞受賞作はありませんでしたが、第一次審査通過作品の水準が例年以上に高かった点で審査委員の意見が一致。今後への期待がますます高まる結果となりました。

【最優秀賞/観客賞】

『電信柱のお母さん』

『電信柱のお母さん』(9分58秒/2005年)

坂元友介

電柱の前に捨てられた赤子。優しい電信柱はその子を電線と愛情で育て上げることを決心する。


【ヒューマン賞】

『おばあちゃんの作業部屋』

『おばあちゃんの作業部屋』(2分40秒/2005年)

中田彩郁

洋裁をしていた祖母の作業部屋での思い出。


【アイデア賞】

『診察室』

『診察室 Consultation Room』(8分50秒/2005年)

大山 慶

診察室で自分の内臓の写真を見た男が子供の頃の出来事をふと思いだす。


【アニメーション賞】

『黄昏』

『黄昏 Tasogare』(3分20秒/2005年)

ナラブシトコウ

黄昏時、不思議な実の成る木の前を、父と子が通りかかる。


【キャラクター賞】

『鳥獣剣士第一幕』

『鳥獣剣士第一幕』(5分00秒/2005年)

名取祐一郎

子供や外国人に剣道をわかりやすく伝えるために、全日本剣道連盟に依頼され制作した作品。コンセプトは「動く日本画」。