あがた森魚の二十世紀映画館
あがた森魚の二十世紀映画館 3.27[土]−5.14[金]2004 ラピュタ阿佐ヶ谷


●連夜 9:00PM〜1回のみ上映
●整理番号付きチケットは当日の
 朝10:15より劇場窓口にて販売

[料金]
一般…1,200円
学生・シニア…1,000円
会員…800円

ラピュタ阿佐ヶ谷
独自の音楽性と、長髪にGパン、下駄 履きというスタイルで一世を風靡。
大正や昭和のロマンティックな大衆文化を彷彿とさせる
音楽世界を創りだしてきたあがた森魚は、
映像作品にも積極的に関わりつづける。
多彩な活躍をくりひろげる彼の、映画人としての顔をとくとご覧あれ。


[ 監督作品 ]僕は天使ぢゃないよオートバイ少女港のロキシー
[ 出演作品 ]女番長ゲリラ夢みるように眠りたい裸足のピクニック
二十世紀少年読本『Movie Box-ing』

あがた森魚ライブ 舞台挨拶



(c)東映
3.27[土]ー4.2[金]
女番長ゲリラ
1972年/東映/カラー/84min
■監督:鈴木則文/脚本:皆川隆之、鈴木則文/撮影:赤塚滋/美術:石原昭/音楽:津島利章  ■出演:杉本美樹、城恵美、小林千枝、木本リンダ、丘ナオミ、衣麻遼子
世間からはみ出して爽快に生き抜く女番長グループの生態を描いたシリーズ三作目。あがた森魚は歌手・あがた森男(魚ではない)役で登場。スケバン幸子に歌を頼まれ、おもむろにギターを弾いて歌いだす。


4.3[土]ー9[金]
僕は天使ぢゃないよ
1974年/イエロー・ツゥ・カンパニー/カラー/86min
■製作:菊池滋、長田達也/製作・監督・脚本・音楽:あがた森魚/原作:林静一/撮影:宮崎哲郎/音楽:ティンパン・アレー、松本隆  ■出演:あがた森魚、斉藤沙稚子、緑魔子、桃井かおり、大瀧詠一、泉谷しげる
林静一原作の人気漫画『赤色エレジー』を映画化。あがた森魚は製作から監督、音楽まで幅広く担当。当時の空気が全編に漂う青春映画。桃井かおり、大瀧詠一、横尾忠則、岡本喜八など、脇を固める異色の顔ぶれも見どころ。


4.10[土]ー16[金]
夢みるように眠りたい
1986年/映像探偵社/白黒/80min
■製作:一瀬隆重/製作・監督・脚本:林海象/撮影:長田勇市/美術:木村威夫/音楽:浦山秀彦、熊谷陽子、佳村萠、あがた森魚  ■出演:佳村萠、佐野史郎、大泉滉、あがた森魚、深水藤子、吉田義夫
誘拐された娘を追う私立探偵・魚塚は、依頼人が過去に主演した映画のストーリーが事件に関係していることに気づき…。映画と映画に一生を賭けた人たちへの限りない愛情が込められたレトロモダンなモノクロ無声映画。


4.17[土]ー23[金]
二十世紀少年読本
1989年/CBS・ソニー・グループ/白黒/106min
■監督・脚本:林海象/撮影:長田勇市/美術:木村威夫、山崎秀満/音楽:浦山秀彦、熊谷陽子/タイトル:あがた森魚  ■出演:三上博史、修健、佳村萠、秋吉満ちる、朝山ゆき、桂三枝、原田芳雄
昭和のサーカスを舞台に優しくつむがれるノスタルジックなモノクロ映画。 あがた森魚のアルバム「永遠の遠国」に付属していたブックレットから題名がつけられ、あがたの歌世界と共通する空気をもつ林海象監督作品。


4.24[土]ー28[水]
裸足のピクニック
1993年/ぴあ=ポニーキャニオン/カラー/92min/16mm
■監督・脚本・編集:矢口史靖/脚本:鈴木卓爾、中川泰伸/撮影:古澤敏文、鈴木一博/美術:稲村彰彦/音楽:うの花  ■出演:芹沢砂織、浅野あかね、あがた森魚、泉谷しげる、Mr.オクレ
今時の女子高生・純子に怒濤のごとく降りかかる不幸の連続を、ユーモラスなエピソードと軽快なテンポで描いたブラックコメディの佳作。あがた森魚はバイクで主人公達の車と衝突し事故にあう自称ミュージシャンという役柄。


5.1[土]ー7[金]
オートバイ少女
1994年/月刊漫画ガロ、青林堂、ツァイト/カラー/78min/16mm
■製作:北園一哉/製作・監督・脚本:あがた森魚/原作:鈴木翁二/撮影:山中潤/音楽:鈴木惣一朗  ■出演:石堂夏央、村松利史、深浦加奈子、あがた森魚、旭七彦、結城守夫、原義勝、永瀬正敏
1973年に『ガロ』に掲載された鈴木翁二の同名漫画をあがた森魚が監督・製作・脚本を兼任してつくりあげた。17歳の少女が顔も知らない父親を探して、バイクで北海道を旅するロードムービー。あがたのロマンあふれる語り口が光る。


5.8[土]ー14[金]
港のロキシー
1999年/ダルジュロポプラ/カラー/87min
■監督・脚本・音楽:あがた森魚/撮影:白尾一博/美術:田岡一遠  ■出演:岡和則、藤丸美哉、河原孝俊、山崎一、町田康、コモエスタ八重樫、もりばやしみほ、小林克也、若松孝二
あがた森魚監督第三作目。両親を失い、二人暮らしを続けている姉弟。特別な絆で結ばれた二人の前に、カリスマ的な魅力を放つアイスホッケー選手が現れて…。北海道・函館を舞台に叙情と疾走感が交錯する青春映画。


4.29[木]ー30[金]
『Movie Box-ing』
企画協力:函館港イルミナシオン映画祭 製作:オメガ・プロジェクト
  あがた森魚が第一回目よりディレクターをつとめる函館港イルミナシオン映画祭。インディペンデント映画の紹介、若い才能の発掘に努めている。今回は第六回シナリオ大賞受賞作品映画化、三本をご紹介。


RUN-ing
 (c)オメガ・プロジェクト
2003年/18min
■監督:大滝純/脚本:島崎友樹/音楽:O-JIRO  ■出演:平松豊、岡田めぐみ、山田幸伸、緋田康人、はじ、天田暦
異なる苦悩を抱えた人々がひたすら走って走って走りまくる! たたみかけるようなテンポのよさ! ロックバンド“PENICILLIN”の大滝純(GISHO)監督作品。

自転少年
 (c)オメガ・プロジェクト
2003年/21min
■監督:深川栄洋/脚本:一法師誠/音楽: あがた森魚  ■出演:堀水優、濱野瑞穂、佐藤真弓、山寺宏一、つぐみ
クルクル回ることが大好きな小学生・ヨシオ。その姿に母親はため息。みんなの思いを知ってか知らずか、それでもヨシオは回り続ける…。大爆笑間違いなし。

巡査と夏服
 (c)オメガ・プロジェクト
2003年/27min
■監督:斉藤玲子/脚本:栗原裕光/音楽:ライオン・メリィ  ■出演:大熊啓誉(シャカ)、原田夏希、福田明子
夏を夏らしく過ごせなかった人達を描いた、じーんと心にしみる胸キュン青春映画。シャカの大熊啓誉がおひとよしの警官を好演している。


【あがた森魚ライブ】
森武電鉄スプリングダイヤ2004
〜ザムザ阿佐谷信号所前〜

●5月8日(土)
 ザムザ阿佐谷(ラピュタ阿佐ヶ谷地下1F)にて
●開演 7:00PM (開場 6:00PM)
●チケット 前売:3,000円 当日:3,500円
 ※4/3(土)より、チケットぴあ/ラピュタにて販売)
●お問合わせ ザムザ阿佐谷:03-5327-7640
【舞台挨拶】

4/16(金)
「夢みるように眠りたい」林海象監督
4/29(木)
「Movie Box-ing」深川栄洋監督、斉藤玲子監督
4/30(金)
「Movie Box-ing」大滝純監督