【トークイベントのお知らせ】

10月6日(日)10:30『わが愛』上映後 ゲスト:有馬稲子さん ※終了しました

10月27日(日)10:30『充たされた生活』上映後 ゲスト:有馬稲子さん

※当日混雑した場合、チケットの発売開始時間を早める場合がございます。
何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

※ホームページ上でのトークイベント開催日の表記に誤りがございました。
 【誤】11月27日(日)→【正】10月27日(日)
ここに訂正してお詫び申し上げます。

『愛人』写真

©東宝

9月1日(日)〜7日(土)

愛人

1953年(S28)/東宝/白黒/86分

■監督:市川崑/脚本:和田夏十、井手俊郎/原作:森本薫/撮影:玉井正夫/音楽:黛敏郎/美術:村木忍
■出演:菅井一郎、越路吹雪、尾棹一浩、岡田茉莉子、三國連太郎、伊藤雄之助、沢村貞子

互いに連れ子をもつ映画監督と舞踏家が再婚。弟子も交じえて同居が始まった家庭を舞台に愛情関係の波紋を描いた一篇。原作は森本薫『華々しき一族』。有馬稲子は天真爛漫な娘を好演する。

『わたしの凡てを』写真

©東宝

9月8日(日)〜14日(土)

わたしの凡てを

1954年(S29)/東宝/白黒/98分

■監督・脚本:市川崑/脚本:梅田晴夫、浅野辰雄/原作:菊田一夫/撮影:三浦光雄
■出演:伊東絹子、池部良、上原謙、日高澄子、二本柳寛、加東大介、藤原釜足、沢村貞子、塩沢登代路、出雲八重子

行方不明の姉を探して上京した娘が、恋に翻弄されながらも、やがて自分の道をみつけていく──。ミス・ユニバース第三位の伊東絹子を主役に豪華キャストが脇を固めた作品で、大阪弁の社長令嬢・有馬稲子の存在が光る。

9月15日(日)〜21日(土)

胸より胸に

1955年(S30)/シネマ・プロデウス・サークル、にんじんくらぶ/白黒/108分

■監督・脚本:家城巳代治/脚本:椎名利夫/原作:高見順/撮影:木塚誠一/音楽:木下忠司/美術:平川透徹
■出演:大木実、冨田浩太郎、下元勉、水戸光子、久我美子、山本和子、城久美子、加東大介

有馬稲子が映画化を切望し、にんじんくらぶで製作された作品。浅草のストリップ小屋で働く踊り子が、真実の愛と健全な生活を求めて生きる姿を描く。不幸な境遇のストリッパーを体当たりで熱演。

9月22日(日)〜28日(土)

赤い陣羽織

1958年(S33)/歌舞伎座/カラー/94分

■監督:山本薩夫/脚本:高岩肇/原作:木下順二/撮影:前田実/音楽:大木正夫/美術:久保一雄
■出演:中村勘三郎、香川京子、伊藤雄之助、三島雅夫、井上昭文、多々良純、島田屯、戸田春子、柳川慶子

美人の女房を代官に寝取られたと勘違いした水車小屋の番人・伊藤雄之助が繰り広げる滑稽な復讐劇。有馬稲子は色っぽく芯の強い女房に扮して登場。山本薩夫監督による庶民の明るい才智を描いた快作。

9月29日(日)・10月1日(火)〜5日(土)

危険旅行

1959年(S34)/松竹大船/カラー/99分

■監督:中村登/脚本:椎名利夫/撮影:厚田雄春/音楽:武満徹/美術:芳野尹孝
■出演:高橋貞二、伊藤雄之助、桂小金治、トニー谷、中村是好、由利徹、十朱久雄、町田祥子、沢村貞子、十朱幸代

マスコミの女王とよばれる人気女流作家が東京から出奔。偶然出会った写真家と日本縦断のロマンス旅行がはじまる──。知的でモダンな女性が有馬稲子にぴったりの愉快な恋愛喜劇。

10月6日(日)〜12日(土)

わが愛

1960年(S35)/松竹京都/カラー/97分

■監督:五所平之助/脚本:八住利雄/原作:井上靖/撮影:竹野治夫/音楽:芥川也寸志/美術:平川透徹
■出演:佐分利信、丹阿弥谷津子、乙羽信子、田代久美子、谷昌和、高橋とよ、浦辺粂子、安部徹、左卜全

妻子ある男を愛した女がひたむきに身を尽くし、ともに過ごした深山での日々──。原作の詩情をそのままに、一途な女の情熱と繊細さをみごとに表現した有馬稲子の代表作として名高い逸品。

10月13日(日)〜19日(土)

鑑賞用男性

1960年(S35)/松竹大船/カラー/89分

■監督:野村芳太郎/脚本:水沼一郎/原案:中林洋子/撮影:中島信雄/音楽:中村八大/美術:宇野耕司
■出演:杉浦直樹、芳村真理、仲谷昇、楠田薫、細川ちか子、十朱久雄、小林トシ子、左卜全

「男性も鑑賞対象となるお洒落を!」と、奇抜な理論を打ち出す新進気鋭のデザイナー・有馬稲子が巻き起こす大騒動!様々なファッションの有馬稲子がとびきりキュートなファンタジック・コメディ。

10月20日(日)〜26日(土)

かあちゃんしぐのいやだ

1961年(S36)/松竹大船/白黒/82分

■監督:川頭義郎/脚本:木下恵介/原作:平林良孝/撮影:荒野諒一/音楽:木下忠司/美術:岡田要
■出演:平山清、山崎二郎、下元勉、毛利菊枝、浅茅しのぶ、河井坊茶

病気の父にかわって家計を支える母・有馬稲子に寄り添う子ども達の四季折々を描いた叙情篇。当時九歳の少年・平林良孝が書いた作文をもとに木下恵介が脚色。親子の愛情を豊かに映し出す。

10月27日(日)〜11月9日(土)

充たされた生活ニュープリント

1962年(S37)/にんじんくらぶ/白黒/102分

■監督・脚本:羽仁進/脚本:清水邦夫/原作:石川達三/撮影:長野重一/音楽:武満徹
■出演:原田甲子郎、アイ・ジョージ、田村高廣、大場ゆかり、山本豊三、佐々木すみ江、長門美保、島かおり、水戸光子

心に虚しさを抱えた新劇女優が安保闘争の渦中でみつけた充実した生とは──。映画化権を有馬稲子自身が得たもので、全篇オールロケ、報道写真家・長野重一のカメラ等、羽仁進監督が斬新な演出で臨んだ野心作。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜サービスデー/1,000円均一

※9月30日(月)は全館メンテナンスのため休館いたします。