■イベントのご案内

〈トークショー〉
11月1日(水)『家族』上映終了後
ゲスト:倍賞千恵子さん

■料金

一般…1,200円 
シニア・学生…1,000円 
会員…800円 
※水曜日サービスデー…1,000円均一

■インフォメーション

  • チケットは当日10時15分より販売致します。定員48名。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品によって画面、音声が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承下さい。
  • 9月25日(月)は全館メンテナンスのため休館いたします。

9月10日(日)―16日(土)

ふりむいた花嫁

1961年(S36)/松竹大船/カラー/89分

■監督:番匠義彰/脚本:笠原良三/撮影:生方敏夫/美術:逆井清一郎/音楽:牧野由多可 ■出演:伴淳三郎、山本豊三、小坂一也、淡島千景、芳村真理

古いのれんを誇る「どじょう隅田」の主人・亀太郎は妻に先立たれてやもめ暮らし。その娘・春江には愛を誓う相手がいるが…。娘の結婚をめぐって繰り広げられる大騒動。働き者の下町娘は倍賞千恵子のハマリ役。 

9月17日(日)―23日(土)

霧の旗

1965年(S40)/松竹大船/白黒/111分

■監督:山田洋次/脚本:橋本忍/原作:松本清張/撮影:高羽哲夫/美術:梅田千代夫 ■出演:滝沢修、露口茂、逢初夢子、新珠三千代、近藤洋介

松本清張の同名小説を映画化。冤罪と知りながら、弁護を断った弁護士への復讐に燃える女――。親しみやすい庶民派のイメージだった倍賞千恵子が、強烈な復讐心にとらわれたヒロインをみごとに演じている。 

9月24日(日)、26日(火)―30日(土)

舞妓はん

1963年(S38)/松竹京都/カラー/95分

■監督:市村泰一/脚本:柳井隆雄、元持栄美/撮影:倉持友一/音楽:小川寛興 ■出演:橋幸夫、志村喬、千之赫子、五月女マリ、浪花千栄子、萬代峰子、曽我廼家明蝶

祇園の舞妓・小美知は八年ぶりに幼馴染みの瀬川と再会。二人は急速に親しくなり、愛しあうようになるが…。詩情あふれる京都の街を舞台にせつない恋を描いた一篇。倍賞千恵子の可憐な舞妓姿がみもの。 

10月1日(日)―7日(土)

横堀川

1966年(S41)/松竹/カラー/100分

■監督:大庭秀雄/脚本:柳井隆雄/原作:山崎豊子/撮影:厚田雄春/美術:芳野尹孝/音楽:林光 ■出演:中村扇雀、山口崇、小沢昭一、田村高廣、香山美子

大阪船場、昆布商浪花屋の一人娘・多加は、呉服問屋の跡とり・吉三郎のもとへ嫁ぐ。だが彼は生来の遊び人、苦労は絶えることがなく…。夫の放蕩に悩まされながらも商才を開花させていくヒロインに倍賞千恵子。 

10月8日(日)―14日(土)

二十一歳の父

1964年(S39)/松竹大船/カラー/96分

■監督・脚本:中村登/原作:曽野綾子/撮影:成島東一郎/美術:佐藤公信/音楽:武満徹 ■出演:山本圭、山形勲、勝呂誉、高橋幸治、風見章子、鰐淵晴子

堅苦しい家庭がイヤでとびだし、盲目の女マッサージ師と結ばれた青年は、二十一歳で父親に。親たちに理解されぬまま、それでも健気に生きる彼らだったが…。若さゆえの純愛を静かに謳いあげた佳品。 

10月15日(日)―21日(土)

下町の太陽

1963年(S38)/松竹大船/白黒/86分

■監督・脚本:山田洋次/脚本:不破三雄、熊谷勲/撮影:堂脇博/美術:梅田千代夫/音楽:池田正義 ■出演:勝呂誉、早川保、待田京介、葵京子、石川進、東野英治郎、菅井きん、左卜全

倍賞千恵子の同名ヒット曲から企画され、本人主演でつくられた青春映画。本当の幸せとは何か――。東京・下町の化粧品工場で働くヒロインを中心に、貧しいながらも真摯に生きる若者たちの姿を描く。 

10月22日(日)―28日(土)

稲妻

1967年(S42)/松竹/白黒/85分

■監督:大庭秀雄/脚本:堀江英雄/原作:林芙美子/撮影:長岡博之/美術:芳野尹孝/音楽:真鍋理一郎 ■出演:望月優子、浜木綿子、稲垣美穂子柳沢真一、藤田まこと

林芙美子の同名小説を映画化。四人の子供の父親がみな違うという複雑な母子家庭の物語。母や兄姉たちの醜さに愛想をつかし、そんな家族からの脱出を試みる末娘を倍賞千恵子が好演している。 

10月29日(日)―11月4日(土)

家族

1970年(S45)/松竹/カラー/107分

■監督・原作・脚本:山田洋次/脚本:宮崎晃/撮影:高羽哲夫/美術:佐藤公信/音楽:佐藤勝 ■出演:井川比佐志、木下剛志、瀬尾千亜紀、笠智衆、前田吟、ハナ肇、渥美清

高度経済成長期の日本を背景に、貧しい一家が開拓村へ移り住むため長崎から北海道へ向かう長い旅の道のりを描いたロードムービー。様々なトラブルや不幸に見舞われながらもひたむきに生きる一家の姿が胸をうつ。