1. 霧につつまれたハリネズミ/ユーリ・ノルシュテイン
2. くもとちゅうりっぷ/政岡 憲三
3. ある一日のはじまり/ウェンディ・ティルビ−
4. ザムザ氏の変身/キャロライン・リーフ
5. 夜の蝶/ラウル・セルヴェ
6. ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー/ニック・パーク
7. 隣人/ノーマン・マクラレン
5/25(日)〜 6/2(月)
Aプログラム (85分)

霧につつまれたハリネズミ/ユーリ・ノルシュテイン

これこそまさに詩であろう。すばらしい詩は、そこに
刻まれた、どの言葉も別な言葉に置き
換えられない。
そんな詩には音楽が聞こえて くる。映像も見えてくる…
(児島宏子/ロシア語翻訳家

1975/10分/カラー/ロシア

 
くもとちゅうりっぷ/政岡憲三

横山美智子の童話が原作だが、アニメーション の美しさ
では 一番の政岡憲三の手で、テントウ 虫はあどけない
エロスの極 致を見せ、悪役のク モもカンカン帽、パイプ、
白いマフラーというプレイボーイぶり…
(三木宮彦/映画評論家)

1943/16分/モノクロ/日本

 

都会生活での、不器用で、ときにイビツな人間の“関わり”
を、静かに描いてきたW・ティルビー監督。A・フォービス
監督と組んだ本作で描かれるのも、そんな都会の、ある朝の
小さな出来事。 (和田敏克/アニメーション作家)

1999/10分/カラー/カナダ/ビデオ上映

 
ザムザ氏の変身・/キャロライン・リーフ
砂で画面構成し、少しずつ砂を移動させて一コマ撮影。
モノトーンの画面から、理由なくして甲虫に変身させら
れたザムザ氏の孤独と悲哀感が浮かび上がる。
(渡辺泰/アニメ研究家)

1977/10分/カラー/カナダ/ビデオ上映
 
夜の蝶/ラウル・セルヴェ
ベルギーのシュールレアリズム画家デルヴォーの絵の
世界の映像化である。一羽の蝶が舞い始め夜の貴婦人
が踊りだす。そこに漂う妖艶な雰囲気は蝶の死と共に
全てが止まった沈黙世界へと戻っていく。
(大井文雄/CGアニメーター)

1998/8分/カラー/ベルギー
 
ウォレスとグルミット チーズホリデー/ニック・パーク
正直言うとニック・パーク氏の作品は、だんだんと
粘土感が薄くなってきて、僕の中ではどちらかというと
人形アニメーションの分類になってきています。
でもこの作品はまだかなり粘土感があります。
(石田卓也/アニメーション作家)

1990/23分/カラー/イギリス
 
隣人/ノーマン・マクラレン

実験アニメーションの代表的作家マクラレンによる
ピクシレーション。アイロニーたっぷりのラストは
「汝の隣人を愛せよ」。単純明快なテーマと手法が秀逸。
(CB)
1952/8分/カラー/カナダ /ビデオ上映