モーニングショー/「黒」の大映

2018年5月6日(日)〜7月7日(土) 連日10:30より
ラピュタ阿佐ヶ谷

手段を選ばない熾烈な産業スパイ合戦や企業犯罪、政界の陰謀など──
高度経済成長期ニッポンのダークサイドを描いた社会派エンタテイメント
大映“黒”シリーズを連続上映!

【トークイベント】
5.6[日]10:30『黒の札束』上映後
ゲスト:杉田康さん 聞き手:朝倉史明さん(編集者)

【上映作品】
『黒の札束』『黒の死球』『黒の商標』『黒の駐車場』『黒の爆走』『黒の挑戦者』『黒の凶器』『黒の切り札』『黒の超特急』

【上映日程】
5.6[日]-12[土]
黒の札束
1963年(S38)/大映東京/白黒/93分
■監督:村山三男/原作:佐野洋/脚本:高岩肇/撮影:宗川信夫/美術:高橋康一/音楽:土橋啓二 
■出演:川崎敬三、三条江梨子、高松英郎、宮川和子、藤原礼子、杉田康、大辻伺郎、藤山浩二、北城寿太郎、見明凡太朗
経営陣交代のとばっちりで辞職させられた企業の中堅サラリーマンが、誘惑に負け贋札換金に手を染める──。ニセ札はどう作り、どう使うのか?佐野洋原作『重い札束』を川崎敬三主演で映画化した、小市民クライム・サスペンス。

5.13[日]-19[土]
黒の死球
1963年(S38)/大映東京/白黒/83分
■監督:瑞穂春海/原作:高原弘吉/脚本:田口耕三/撮影:中川芳久/美術:山口熙/音楽:奥村一 
■出演:宇津井健、藤由紀子、倉石功、近藤美恵子、北原義郎、浦辺粂子、菅井一郎、河野秋武、神山繁、杉田康
高校ナンバーワンの左腕投手を狙っていたスカウトマンが、宿泊先のホテルで死亡した。自殺か、他殺か──?後輩・宇津井健が怪死事件の謎を追う。原作は高原弘吉『あるスカウトの死』。華麗なプロ野球界の舞台裏を描く、緊張感溢れる推理劇。

5.20[日]-26[土]
黒の商標
1963年(S38)/大映東京/白黒/79分
■監督:弓削太郎/原作:邦光史郎/脚本:長谷川公之/撮影:石田博/美術:後藤岱二郎/音楽:池野成 
■出演:宇津井健、藤由紀子、高松英郎、江波杏子、三島雅夫、浜村純、早川雄三、夏木章、谷謙一、南方伸夫
邦光史郎『仮面の商標』を映画化したシリーズ第五作。トレードマークに仕組まれた巧妙なカラクリ──。繊維業界に材をとり、宇津井健扮する熱血企業マンが、スーパーマーケットでの安売りの罠とそこで起こった殺人事件の謎に挑む。

5.27[日]-6.2[土]
黒の駐車場
1963年(S38)/大映東京/白黒/85分
■監督:弓削太郎/原作:黒岩重吾/脚本:星川清司、石松愛弘/撮影:石田博/美術:仲美喜雄/音楽:池野成 
■出演:田宮二郎、藤由紀子、中田康子、穂高のり子、加茂良子、見明凡太朗、千波丈太郎、小沢栄太郎
今度の舞台は製薬業界。新薬発表にからんで暗躍する産業スパイ、殺し屋、下請けを犠牲にしてのしあがる大資本家ら──。原作は黒岩重吾のベストセラー『廃墟の唇』。『黒の商標』に次ぎ弓削太郎が監督、田宮二郎主演で恐怖の謀略合戦を描く。

6.3[日]-9[土]
黒の爆走
1964年(S39)/大映東京/白黒/76分
■監督:富本壮吉/脚本:舟橋和郎、小滝光郎/撮影:中川芳久/美術:間野重雄/音楽:池野成 
■出演:田宮二郎、藤巻潤、藤由紀子、滝瑛子、大辻伺郎、千波丈太郎、大川修、花布辰男、早川雄三、夏木章、中条静夫
暴走バイクに子どもがひかれた!「俺がホシをあげてやる」──ひき逃げ犯を追う白バイ警官は、ライダーたちの溜り場に潜入する。初のオリジナル脚本による第七作。“黒”シリーズの看板俳優・田宮二郎が颯爽とオートバイを駆る。

6.10[日]-16[土]
黒の挑戦者
1964年(S39)/大映京都/カラー/84分
■監督:村山三男/原作:島田一男/脚本:松浦健郎、石松愛弘/撮影:渡辺公夫/美術:高橋康一/音楽:浜口庫之助 
■出演:田宮二郎、坪内ミキ子、久保菜穂子、藤原礼子、山茶花究、島田竜三、見明凡太朗、紺野ユカ
死体となった女から事件を依頼されていた青年弁護士は、その謎を探るうち、秘密パーティーに仕組まれた黒い罠に気づく──。島田一男『屍蝋の市場』をもとにした、シリーズ唯一のカラー作品。エリート弁護士に田宮二郎、ツンデレ助手に坪内ミキ子。

6.17[日]-23[土]
黒の凶器
1964年(S39)/大映京都/白黒/89分
■監督:井上昭/原作:梶山季之/脚本:舟橋和郎、小滝光郎/撮影:森田富士郎/美術:柴田篤二/音楽:大塚善章 
■出演:田宮二郎、浜田ゆう子、仁木多鶴子、真城千都世、金子信雄、根上淳、島田竜三、石黒達也
電機メーカーに勤める安サラリーマンが主人公。彼は、企業機密を漏らしたとしてある日突然解雇され、会社と裏切った女に報復を仕掛ける──。シリーズ第九作は原点回帰の産業スパイもの。梶山季之の『影の凶器』が原作。

6.24[日]-30[土]
黒の切り札
1964年(S39)/大映東京/白黒/89分
■監督:井上梅次/脚本:長谷川公之/撮影:渡辺徹/美術:高橋康一/音楽:秋満義孝 
■出演:田宮二郎、宇津井健、山下洵一郎、待田京介、藤由紀子、万里昌代、北原義郎、若松和子、内田朝雄、北城寿太郎、村上不二夫
一家離散に追いこまれた青年が、父の仇である経済界の悪徳ボスを叩き潰そうと立ちあがる。そこへ同窓の若き検事もからんで、火花散る復讐劇が繰り広げられる。“黒”シリーズの二大スタア、田宮二郎と宇津井健の競演がみもの。

7.1[日]-7[土]
黒の超特急
1964年(S39)/大映東京/白黒/93分
■監督・脚本:増村保造/原作:梶山季之/脚本:白坂依志夫/撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:山内正 
■出演:田宮二郎、藤由紀子、船越英二、加東大介、石黒達也、町田博子、早川雄三、上田吉二郎
新幹線延長計画の裏で展開する黒い陰謀。主人公の青年不動産業者はそのカラクリを暴き、関係者から儲けをゆすりとろうとする──。梶山季之原作、増村保造監督、田宮二郎主演という第一作と同じ布陣で、シリーズ総決算にふさわしい出来ばえ。

【料金】
一般…1,200円 シニア・学生…1,000円 会員…800円 
※水曜サービスデー…1,000円均一