『黒の札束』写真

©KADOKAWA 1963

5月6日(日)〜12日(土)

黒の札束

1963年(S38)/大映東京/白黒/93分

■監督:村山三男/原作:佐野洋/脚本:高岩肇/撮影:宗川信夫/美術:高橋康一/音楽:土橋啓二
■出演:川崎敬三、三条江梨子、高松英郎、宮川和子、藤原礼子、杉田康、大辻伺郎、藤山浩二、北城寿太郎、見明凡太朗

経営陣交代のとばっちりで辞職させられた企業の中堅サラリーマンが、誘惑に負け贋札換金に手を染める──。ニセ札はどう作り、どう使うのか? 佐野洋原作『重い札束』を川崎敬三主演で映画化した、小市民クライム・サスペンス。

『黒の死球』写真

©KADOKAWA 1963

5月13日(日)〜19日(土)

黒の死球

1963年(S38)/大映東京/白黒/83分

■監督:瑞穂春海/原作:高原弘吉/脚本:田口耕三/撮影:中川芳久/美術:山口熙/音楽:奥村一
■出演:宇津井健、藤由紀子、倉石功、近藤美恵子、北原義郎、浦辺粂子、菅井一郎、河野秋武、神山繁、杉田康

高校ナンバーワンの左腕投手を狙っていたスカウトマンが、宿泊先のホテルで死亡した。自殺か、他殺か──? 後輩・宇津井健が怪死事件の謎を追う。原作は高原弘吉『あるスカウトの死』。華麗なプロ野球界の舞台裏を描く、緊張感溢れる推理劇。

『黒の商標』写真

©KADOKAWA 1963

5月20日(日)〜26日(土)

黒の商標(トレードマーク)

1963年(S38)/大映東京/白黒/79分

■監督:弓削太郎/原作:邦光史郎/脚本:長谷川公之/撮影:石田博/美術:後藤岱二郎/音楽:池野成
■出演:宇津井健、藤由紀子、高松英郎、江波杏子、三島雅夫、浜村純、早川雄三、夏木章、谷謙一、南方伸夫

邦光史郎『仮面の商標』を映画化したシリーズ第五作。トレードマークに仕組まれた巧妙なカラクリ。繊維業界に材をとり、宇津井健扮する熱血企業マンが、スーパーマーケットでの安売りの罠とそこで起こった殺人事件の謎に挑む。

『黒の駐車場』写真

©KADOKAWA 1963

5月27日(日)〜6月2日(土)

黒の駐車場

1963年(S38)/大映東京/白黒/85分

■監督:弓削太郎/原作:黒岩重吾/脚本:星川清司、石松愛弘/撮影:石田博/美術:仲美喜雄/音楽:池野成
■出演:田宮二郎、藤由紀子、中田康子、穂高のり子、加茂良子、見明凡太朗、千波丈太郎、小沢栄太郎

今度の舞台は製薬業界。新薬発表にからんで暗躍する産業スパイ、殺し屋、下請けを犠牲にしてのしあがる大資本家ら──。原作は黒岩重吾のベストセラー『廃墟の唇』。『黒の商標』に次ぎ弓削太郎が監督、田宮二郎主演で恐怖の謀略合戦を描く。

『黒の爆走』写真

©KADOKAWA 1964

6月3日(日)〜9日(土)

黒の爆走

1964年(S39)/大映東京/白黒/76分

■監督:富本壮吉/脚本:舟橋和郎、小滝光郎/撮影:中川芳久/美術:間野重雄/音楽:池野成
■出演:田宮二郎、藤巻潤、藤由紀子、滝瑛子、大辻伺郎、千波丈太郎、大川修、花布辰男、早川雄三、夏木章、中条静夫

暴走バイクに子どもがひかれた! 「俺がホシをあげてやる」──ひき逃げ犯を追う白バイ警官は、ライダーたちの溜り場に潜入する。初のオリジナル脚本による第七作。「黒」シリーズの看板俳優・田宮二郎が颯爽とオートバイを駆る。

『黒の挑戦者』写真

©KADOKAWA 1964

6月10日(日)〜16日(土)

黒の挑戦者

1964年(S39)/大映京都/カラー/84分

■監督:村山三男/原作:島田一男/脚本:松浦健郎、石松愛弘/撮影:渡辺公夫/美術:高橋康一/音楽:浜口庫之助
■出演:田宮二郎、坪内ミキ子、久保菜穂子、藤原礼子、山茶花究、島田竜三、見明凡太朗、紺野ユカ

死体となった女から事件を依頼されていた青年弁護士は、その謎を探るうち、秘密パーティーに仕組まれた黒い罠に気づく──。島田一男『屍蝋の市場』をもとにした、シリーズ唯一のカラー作品。エリート弁護士に田宮二郎、ツンデレ助手に坪内ミキ子。

『黒の凶器』写真

©KADOKAWA 1964

6月17日(日)〜23日(土)

黒の凶器

1964年(S39)/大映京都/白黒/89分

■監督:井上昭/原作:梶山季之/脚本:舟橋和郎、小滝光郎/撮影:森田富士郎/美術:柴田篤二/音楽:大塚善章
■出演:田宮二郎、浜田ゆう子、仁木多鶴子、真城千都世、金子信雄、根上淳、島田竜三、石黒達也

電機メーカーに勤める安サラリーマンが主人公。彼は、企業機密を漏らしたとしてある日突然解雇され、会社と裏切った女に報復を仕掛ける──。シリーズ第九作は原点回帰の産業スパイもの。梶山季之の『影の凶器』が原作。

『黒の切り札』写真

©KADOKAWA 1964

6月24日(日)〜30日(土)

黒の切り札

1964年(S39)/大映東京/白黒/89分

■監督:井上梅次/脚本:長谷川公之/撮影:渡辺徹/美術:高橋康一/音楽:秋満義孝
■出演:田宮二郎、宇津井健、山下洵一郎、待田京介、藤由紀子、万里昌代、北原義郎、若松和子、内田朝雄、北城寿太郎、村上不二夫

一家離散に追いこまれた青年が、父の仇である経済界の悪徳ボスを叩き潰そうと立ちあがる。そこへ同窓の若き検事もからんで、火花散る復讐劇が繰り広げられる。「黒」シリーズの二大スタア、田宮二郎と宇津井健の競演がみもの。

『黒の超特急』写真

©KADOKAWA 1964

7月1日(日)〜7日(土)

黒の超特急

1964年(S39)/大映東京/白黒/93分

■監督・脚本:増村保造/原作:梶山季之/脚本:白坂依志夫/撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:山内正
■出演:田宮二郎、藤由紀子、船越英二、加東大介、石黒達也、町田博子、早川雄三、上田吉二郎

新幹線延長計画の裏で展開する黒い陰謀。主人公の青年不動産業者はそのカラクリを暴き、関係者から儲けをゆすりとろうとする──。梶山季之原作、増村保造監督、田宮二郎主演という第一作と同じ布陣で、シリーズ総決算にふさわしい出来ばえ。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円
※水曜日サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • チケットは当日10時15分より販売いたします。定員48名。
  • 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品によって、画面が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承ください。

トップ写真: 『黒の切り札』1964年/井上梅次 ©KADOKAWA 1964

第一作『黒の試走車』&第二作『黒の報告書』は
こちらで!

大映男優祭

45作品一挙上映!

角川シネマ新宿にて

4月14日(土)
〜5月11日(金)

詳細は直接劇場まで。
角川シネマ新宿
TEL:03-5361-7878
http://www.kadokawa-cinema.jp/shinjuku/