■監督：中平康／脚本：新藤兼人／撮影：杉田安久利／音楽：竹村次郎
■出演：青木リカ、長本和子、宗田マサミ、佐藤文紀、津嘉山正種、内田良平
港ヨコハマの混血不良少女リカVS奴隷商人の死闘を、すさまじい血の噴出とともに描いたズべ公アクション。「週刊明星」に連載された凡天の同名劇画を映画化したもので、タトゥー・ルックに身を包んだヒロイン青木リカのワイルドな魅力が◎。
会場：ラピュタ阿佐ヶ谷 レイトショー 連日21時スタート
4月23日（土）〜29日（金）
混血児リカ
1972年（S47）／オフィス203、近代映画協会／カラー／90分
©TOHO CO., LTD.
4月30日（土）〜5月6日（金）
混血児リカ ひとりゆくさすらい旅
1973年（S48）／近代映画協会、オフィス203／カラー／83分
©TOHO CO., LTD.
■監督：中平康／脚本：新藤兼人／撮影：杉田安久利／音楽：竹村次郎
■出演：青木リカ、峰岸隆之介、浜かおる、殿山泰司、鈴木瑞穂、藤木孝
謎の事件を追って青森へと飛んだリカ──。今度は東北一帯を支配する悪の実業家やヤクザ組織を相手にハチャメチャな活躍をみせる。さらに勢いを増したシリーズ第二作。作詞・新藤兼人、作曲・ベンチャーズによる主題歌も最高です。
5月7日（土）〜13日（金）
混血児リカ ハマぐれ子守唄
1973年（S48）／近代映画協会、オフィス203／カラー／85分
©TOHO CO., LTD.
■監督：吉村公三郎／脚本：新藤兼人／撮影：杉田安久利／音楽：竹村次郎
■出演：青木リカ、河原崎次郎、殿山泰司、初井言栄、田中邦衛
シリーズ最終作。前作までの中平康からバトンを受け継ぎ演出するのは、なんと吉村公三郎。施設を脱走したリカは、ライバルのスケバン軍団＆隠密刑事のカレシとともに、失踪した混血少女の事件を追って人身売買組織と対決する──。
5月14日（土）〜20日（金）
不良姐御伝 猪の鹿お蝶
1973年（S48）／東映京都／カラー／88分
©東映
■監督・脚本：鈴木則文／脚本：掛札昌裕／撮影：わし尾元也／音楽：荒木一郎
■出演：池玲子、クリスチナ・リンドバーグ、成瀬正孝、河津清三郎
猪、鹿、蝶の刺青を背負った不良姐御が、父の仇を討つべく博徒の世界に殴りこんでいく──。政界の黒幕や反体制の青年、西洋スパイ娘が入り乱れ荒唐無稽な面白さが炸裂。何といっても雪中全裸の大立ち回りで魅せる池玲子、圧巻！
5月21日（土）〜27日（金）
やさぐれ姐御伝 総括リンチ
1973年（S48）／東映京都／カラー／86分
©東映
■監督・脚本：石井輝男／脚本：掛札昌裕、関本郁夫／撮影：わし尾元也／音楽：鏑木創
■出演：池玲子、愛川まこと、内田良平、嵐寛寿郎
池玲子主演「姐御伝」シリーズ第二弾では、女を喰いものにして麻薬運びの片棒を担がせる悪徳一家に敢然と立ち向かう──。監督は石井輝男へバトンタッチで、エロとグロもたっぷり。原作者の凡天も九州の親分「デカ虎」役で特別出演。
【関連上映】会場：ザムザ阿佐谷（ラピュタビルB1）※すべてBlu-rayでの上映です。
5月3日（火）〜8日（日）
花芯の刺青 熟れた壷
1976年（S51）／日活／カラー／74分
©日活
■監督：小沼勝／脚本：松岡清治／撮影：森勝／音楽：樋口康雄
■出演：谷ナオミ、北川たか子、花柳幻舟、蟹江敬三、中丸信、長弘、結城マミ
歌舞伎舞踊「娘道成寺」を巧みに取りいれ、古風な母とドライで現代的な義娘──二人の女が一人の男をめぐって織りなす肉欲の闘いを描いたもの。小沼勝×谷ナオミコンビの頂点と謳われる一篇。物語の核となる刺青シーンは凡天監修、凄絶美。
5月3日（火）〜8日（日）
㊙温泉 岩風呂の情事
1977年（S52）／日活／カラー／64分
©日活
■監督：林功／脚本：池田正一／撮影：山崎敏郎／音楽：高田次郎
■出演：谷ナオミ、岡尚美、八城夏子、凡天太郎、清水国雄、雪丘恵介
山峡の一軒宿。ある日、東京からやってきた男女の客を迎えて、そこで働く者たちの運命も大きく狂いだす──。谷ナオミ、岡尚美、八城夏子の競演でおくる、大ヒット温泉シリーズ「岩風呂」篇。凡天はどこか影のある板前役で好演をみせる。
5月3日（火）〜8日（日）
刺青
1978年（S53）／オズ／カラー／86分
©梵天太郎事務所
■監督：聖伍郎、唐順棋／脚本：藤城洋子、岡野敬／撮影：八柳勇三
■出演：聖伍郎、松橋登、千田梨香、潤まり、佐々木芳子、カルーセル麻紀、池部良
和彫の伝統を守ろうとする師と、ファッション界で華やかなスポットを浴びる弟子──。凡天が聖伍郎名義で企画・制作・原案・監督・主演の五役をこなし、自身の世界観をぎゅっと詰めこんだ渾身作。刺青の施術シーンはもちろん実演。
| 上映スケジュール | |||
|---|---|---|---|
| 5.3 (火) |
|
|
|
| 5.4 (水) |
|
|
|
| 5.5 (木) |
|
|
|
| 5.6 (金) |
|
|
|
| 5.7 (土) |
|
|
|
| 5.8 (日) |
|
|
|
■料金（当日）
一般…1,300円 ／ シニア・学生…1,100円 ／ 会員…900円
※水曜サービスデー…1,100円均一
■インフォメーション
- 各回定員入れ替え制
- 午前10時より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
- 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
- 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
- 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。
協力：東宝株式会社、東映株式会社、日活株式会社、新日本映像株式会社、梵天太郎事務所
トップ写真： 『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』（1973年／鈴木則文）©東映