『アワモリ君西へ行く』写真

©TOHO CO.,LTD.

4月12日(日) 〜18日(土)

アワモリ君西へ行く

1961年(S36)/宝塚映画/カラー/83分

■監督:古澤憲吾/原作:秋好馨/脚本:長瀬喜伴、新井一/撮影:飯村正/美術:加藤雅俊/音楽:神津善行
■出演:坂本九、森山加代子、ジェリー藤尾、高島忠夫、有島一郎、浜美枝、筑波久子、渡辺トモコ、柳川慶子

親友ダイガクが大阪支社に転勤となったことから、商売のコツを学ぼうとアワモリ君も西へと向かう──。シリーズ第三作にして最終作は、挿入歌もなんと最多の二十曲超え。坂本、ジェリー、森山の三人が入れ替わり立ち替わり歌う。

『アスファルト・ガール』写真

©1964 KADOKAWA

4月15日(水) 〜21日(火)

アスファルト・ガール

1964年(S39)/大映東京/カラー/88分 ※16mm

■監督:島耕二/脚本:舟橋和郎/撮影:小原譲治/美術:下河原友雄/音楽:平岡精二、前田憲男
■出演:中田康子、坂本博士、岩村信雄、原田信夫とファイブ・キャラクターズ、尾藤イサオ、寺島正

友人から強引に再婚を勧められたブラジル帰りの青年紳士、苦し紛れにコールガールを即席恋人に仕立てあげた──。ミュージカルパートの構成・演出は、ヘンリー・キング監督『回転木馬』の振付家ロッド・アレキサンダーが担当。

『私と私』写真

©TOHO CO.,LTD.

4月15日(水) 〜25日(土)

私と私ニュープリント

1962年(S37)/東宝/カラー/91分

■監督:杉江敏男/原作:中野実/脚本:笠原良三/撮影:完倉泰一/美術:阿久根巌/音楽:中村八大
■出演:伊藤エミ、伊藤ユミ、宝田明、淡路恵子、有島一郎、西条康彦、ハナ肇、植木等、中尾ミエ、伊東ゆかり

生き別れになった双子の姉妹が出逢い「ザ・ピーナッツ」の名でデビュー、たちまち人気歌手に…というスタア誕生の物語。ナベプロ所属の面々が彩りを添え、ヒットナンバーもふんだんに織り込まれた華やかなアイドル映画。

『春爛漫狸祭』写真

©1948 KADOKAWA

4月19日(日) 〜21日(火)

春爛漫狸祭

1948年(S23)/大映京都/白黒/75分
○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品

■監督・脚本:木村恵吾/撮影:牧田成正/美術:上里義三/音楽:服部良一
■出演:喜多川千鶴、明日待子、草笛美子、暁照子、萩町子、杉狂児、日高澄子、野々宮由紀、丸山英子、笠置シヅ子、豆千代、二葉あき子

毒薬によって老女に変えられた姫を助けるために、動物たちが活躍する。大映及び木村恵吾監督のお家芸、ファンタスティックな和製ミュージカル“タヌキもの”の戦後第一作。「カムカム・ブギ」を歌い踊る笠置シヅ子がみもの。

『ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦』写真

©日活

4月19日(日) 〜25日(土)

ザ・スパイダースの
ゴーゴー・向う見ず作戦

1967年(S42)/日活/カラー/81分

■監督:斎藤武市/脚本:倉本聰、才賀明/撮影:山崎善弘/美術:中村公彦/音楽:小杉太一郎
■出演:田辺昭知、堺正章、井上順、井上孝之、大野克夫、加藤充、かまやつひろし、松原智恵子、山内賢、和田浩治、柳家金語楼

ザ・スパイダースの名前を堂々タイトルに冠した初の主演映画。「どんな障害も乗り越え、一直線に私の元へ来てくれた男性を恋人に」というヒロインの言葉を真に受け、メンバー七人がハチャメチャな行進を開始する──。

『初恋チャッチャ娘』写真

©TOHO CO.,LTD.

4月22日(水) 〜28日(火)

初恋チャッチャ娘

1956年(S31)/東宝/白黒/83分

■監督:青柳信雄/脚本:北田一郎、浜村保夫/撮影:遠藤精一/美術:北猛夫、阿久根巌/音楽:三木鶏郎
■出演:江利チエミ、司葉子、杉葉子、小泉博、高島忠夫、江原達怡、花菱アチャコ、柳家金語楼

母親代わりのしっかり者長女・杉葉子、ファッション・モデルの次女・司葉子、そしてジャズ歌手を夢みる末娘・江利チエミ。貧しく身寄りのない三人姉妹の絆とサクセス・ストーリーを明るく朗らかに描いた青春篇。

『日本一のゴマすり男』写真

©TOHO CO.,LTD.

4月22日(水) 〜28日(火)

日本一のゴマすり男

1965年(S40)/東宝/カラー/95分

■監督:古澤憲吾/脚本:笠原良三/撮影:斎藤孝雄/美術:小川一男/音楽:宮川泰、萩原哲晶
■出演:植木等、浜美枝、中尾ミエ、有島一郎、藤田まこと、犬塚弘、東野英治郎、進藤英太郎、人見明、南利明、高田稔

自動車会社に採用された主人公は、会社員はゴマすりが出世の道という父の言葉を実践、次々と成功を収めていく──。「日本一の男」シリーズ第三弾。虹色に輝く噴水をバックに「ゴマすり行進曲」で弾ける植木等が素晴らしい。

『飛び出した女大名』写真

©1961 KADOKAWA

4月26日(日) 〜5月2日(土)

飛び出した女大名

1961年(S36)/大映京都/カラー/84分

■監督:安田公義/脚本:松村正温/撮影:牧田行正/美術:加藤茂/音楽:中村八大
■出演:勝新太郎、中田康子、水原弘、伊藤エミ、伊藤ユミ、武智豊子、見明凡太朗、浦辺粂子、トリオこいさんず、大川修、嵐冠十郎

退屈しのぎに屋敷を抜け出したお姫様とその家臣が巷で巻き起こす大騒動――。『元禄女大名』の姉妹篇ともいうべきもので、今度はカラーとなりミュージカル場面の華やかさもアップ。中村八大書き下ろしナンバーの数々も必聴。

『パラキンと九ちゃん 申し訳ない野郎たち』写真

©1962 松竹株式会社

4月26日(日) 〜5月2日(土)

パラキンと九ちゃん
申し訳ない野郎たち

1962年(S37)/松竹大船/カラー/88分

■監督:市村泰一/脚本:高橋二三/撮影:小杉正雄/美術:平高主計/音楽:ダニー飯田
■出演:ダニー飯田とパラダイス・キング、坂本九、桑野みゆき、鰐淵晴子、渡辺トモコ、ジェリー藤尾、南原宏治、河津清三郎

学生街のレストランで働くコック志望の九ちゃん&ペテン師グループが、純情娘の夢を叶えるべく一致団結!坂本九、ダニー飯田とパラダイス・キング、ジェリー藤尾、渡辺トモコとマナセプロ所属歌手が大挙出演した青春歌謡篇。

『大当り狸御殿』写真

©TOHO CO.,LTD.

4月29日(水) 〜5月5日(火)

大当り狸御殿

1958年(S33)/宝塚映画/カラー/98分

■監督:佐伯幸三/原作:木村恵吾/脚本:中田竜雄/撮影:岡崎宏三/美術:小川一夫/音楽:松井八郎
■出演:美空ひばり、雪村いづみ、山田真二、佐原健二、河内桃子、白川由美、淡路恵子、有島一郎、左卜全

政略結婚を嫌って狸御殿を飛び出した姫と、旅籠屋の女中。入れ替わった二人(雪村いづみが二役)はそれぞれの恋を成就させる──。あの「狸御殿」を今度は宝塚映画で!ショウ場面では浜村美智子が「バナナ・ボート」を熱唱。