『泥棒番付』写真

(c)角川映画

2月6日(水) 〜12日(火)

泥棒番付

1966年(S41)/大映京都/カラー/83分

■監督:池広一夫/原作:司馬遼太郎/脚本:伊藤大輔/撮影:武田千吉郎/美術:西岡善信/音楽:鏑木創
■出演:勝新太郎、青山良彦、小林哲子、内藤武敏、五味龍太郎、内田朝雄、藤岡琢也、遠藤辰雄、戸浦六宏

幕末の動乱のさなか、大阪界隈を荒らしまくった自称「日本一の大泥棒」が、新選組を相手に勝負を仕掛ける──。司馬遼太郎の『盗賊と間者』を素材に、伊藤大輔が脚本を執筆、池広一夫がみごとに映像化。勝新の魅力が炸裂する傑作活劇。

2月10日(日) 〜16日(土)

海流

1959年(S34)/松竹大船/カラー/95分

■監督:堀内真直/原作:新田次郎/脚本:沢村勉、高橋治/撮影:小原治夫/美術:熊谷正雄/音楽:木下忠司
■出演:大木実、岡田茉莉子、南原伸二、杉田弘子、渡辺文雄、菅佐原英一、高野真二、山下洵一郎

暴風雨で沈んだ貨物船の通信長・大木実は、必死の思いで沖縄島に泳ぎつく──。魔の密輸団からの息づまる脱出行、岡田茉莉子演じる島娘との恋。戦後初の沖縄大ロケーションが行われた海洋スペクタクル・ロマン。

『ゆがんだ月』写真

(c)日活

2月10日(日) 〜16日(土)

ゆがんだ月

1959年(S34)/日活/白黒/88分

■監督:松尾昭典/原作:菊村到/脚本:山崎巌/撮影:姫田真佐久/美術:千葉一彦/音楽:鏑木創
■出演:長門裕之、南田洋子、芦川いづみ、大坂志郎、赤木圭一郎、梅野泰靖、三島雅夫、高原駿雄、神山繁

暗黒街におちこんだ男の恐怖とあがきを描いた硬派な犯罪アクション。チンピラやくざと殺し屋の決闘シーンなど、アクションドラマには定評のある松尾昭典が、その切れ味のよさ、ムードづくりのうまさなどを遺憾なく発揮。

『愛の歴史』写真

(c)東宝

2月13日(水) 〜19日(火)

愛の歴史

1955年(S30)/東京映画/白黒/100分

■監督・脚本:山本嘉次郎/原作:田村泰次郎/脚本:須崎勝弥/撮影:遠藤精一/美術:下河原友雄/音楽:古関裕而
■出演:鶴田浩二、司葉子、藤田進、市川春代、藤木悠、小泉澄子、御橋公、佐々木孝丸

戦時中外地で結ばれたものの、帰国後の残酷な現実によって引き離された男女、鶴田浩二&司葉子。やがて再会した彼らは…。戦争に翻弄された恋と運命、二人の愛を象徴する一発の弾丸──。田村泰次郎原作の恋愛メロドラマ。

『積木の箱』写真

(c)角川映画

2月13日(水) 〜19日(火)

積木の箱

1968年(S43)/大映東京/カラー/83分

■監督:増村保造/原作:三浦綾子/脚本:池田一朗/撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:山内正
■出演:若尾文子、緒形拳、松尾嘉代、梓英子、南美川洋子、内田喜郎、島田博、荒木道子、内田朝雄

北海道のある観光王一家。獣のように戯れる二人は、姉と信じていた人と自分の父親だった──。朝日新聞連載の三浦綾子の同名小説を映画化。崩壊寸前の裕福な家庭を背景に、十五歳の少年の性の目覚めと自立が描かれる。

『私が棄てた女』写真

(c)日活

2月17日(日) 〜23日(土)

私が棄てた女

1969年(S44)/日活/パートカラー/116分

■監督:浦山桐郎/原作:遠藤周作/脚本:山内久/撮影:安藤庄平/美術:横尾嘉良、深民浩/音楽:黛敏郎
■出演:河原崎長一郎、浅丘ルリ子、小林トシエ、小沢昭一、加藤武、岸輝子、辰巳柳太郎、加藤治子、露口茂、佐野浅夫

希望もなく自動車部品会社に勤め、愛のない結婚を選ぼうとしている六〇年安保挫折派の男。そんな時、かつて遊んで棄てた女工ミツの現状を知る──。遠藤周作のベストセラー小説『わたしが・棄てた・女』を題材にした名篇。

『獣の戯れ』写真

(c)角川映画

2月17日(日) 〜23日(土)

獣の戯れ

1964年(S39)/大映東京/白黒/94分

■監督:富本壮吉/原作:三島由紀夫/脚本:舟橋和郎/撮影:宗川信夫/美術:間野重雄/音楽:入野義朗
■出演:若尾文子、河津清三郎、伊藤孝雄、三島雅夫、加藤嘉、紺野ユカ、星ひかる、早川雄三、十和田翠

美しくしとやかな夫人、半身不随の夫、人妻の魅力にとりつかれた若い愛人。三人の男女がひとつの家に寝起きするという奇妙な生活から、やがて悲劇的な事件が起こる──。原作は三島由紀夫。陰のある人妻を演じた若尾文子、絶品。

2月20日(水) 〜23日(土)

ある落日

1959年(S34)/松竹大船/白黒/94分

■監督・脚本:大庭秀雄/原作:井上靖/脚本:光畑碩郎/撮影:長岡博之/美術:芳野尹孝/音楽:池田正義
■出演:岡田茉莉子、森雅之、高橋貞二、朝丘雪路、伊藤雄之助、渡辺文雄、草島競子、三谷幸子、奈良真養

妻ある男性と離れがたい関係を結んでしまった女の揺れる心、切ない愛の日々を描いた哀愁の大ロマン。互いの幸福をみつめる男女それぞれの想いは、信州八ヶ岳山麓へ辿りつく──。読売新聞連載の井上靖の同名小説を映画化。