3月12日(日) 〜 18日(土)

母の歳月

1965年(S40)/松竹大船/カラー/108分

■監督:水川淳三/脚本・原作:野田高梧/脚本:赤穂春雄/撮影:堂脇博/美術:浜田辰雄/音楽:池田正義 ■出演:小畑絹子、桑野みゆき、沢本忠雄、園井啓介、田中絹代、笠智衆、岡田英次、宮口精二

父親と家を戦禍で失い、夫まで交通事故で奪われながら、妻として母として激動の時代を生きぬいた女の半生記。


『母三人('58)』写真

(c)東宝

3月12日(日) 〜 18日(土)

母三人('58)

1958年(S33)/東京映画/白黒/103分

■監督:久松静児/脚本:井手俊郎/原案:川村花菱/撮影:姫田真佐久/美術:北猛夫/音楽:斎藤一郎 ■出演:山田五十鈴、新珠三千代、木暮実千代、フランキー堺、二木てるみ、二木まこと

男に捨てられた和子は、へんぴな温泉場の住込み女中となる。彼女の子どもは茶店のおかみに拾われ、幸せに育つのだが…。


『母恋星』写真

(c)角川映画

3月15日(水) 〜 21日(火)

母恋星

1949年(S24)/大映京都/白黒/86分

■監督:安田公義/脚本:波多謙治/撮影:武田千吉郎/美術:角井平吉/音楽:山田栄一 ■出演:三益愛子、夏川大二郎、島村イツマ、喜多川千鶴、高田稔

住み込みの小間使いお澄は若主人の子を宿すが、家族の陰謀で別れることになる。女手ひとつで子を育てるお澄だが…。


『流れる星は生きている』写真

(c)角川映画

3月15日(水) 〜 21日(火)

流れる星は生きている

1949年(S24)/大映東京/白黒/84分 ※16mm

■監督:小石栄一/脚本:館岡謙之助/原作:藤原てい/撮影:姫田真佐久/美術:柴田篤二/音楽:斎藤一郎 ■出演:三益愛子、三條美紀、羽鳥敏子、徳川夢声、植村謙二郎、小宮一晃

引き揚げの体験を綴った藤原ていの原作を映画化。戦争が終わり、満州で夫とはぐれたけい子は愛児をつれて日本に帰ってきたが…。


3月19日(日) 〜 25日(土)

かあちゃんしぐのいやだ

1961年(S36)/松竹大船/白黒/82分

■監督:川頭義郎/脚本:木下恵介/原作:平林良孝/撮影:荒野諒一/美術:岡田要/音楽:木下忠司 ■出演:有馬稲子、下元勉、浅茅しのぶ、平山清、山崎二郎、毛利菊枝

少年の純真な心が綴った感動のベストセラーを映画化。病気の父にかわって家族を支える優しい母親を有馬稲子が好演している。


『母月夜』写真

(c)角川映画

3月19日(日) 〜 25日(土)

母月夜

1951年(S26)/大映東京/白黒/86分 ※16mm

■監督:佐伯幸三/脚本:松田昌一/撮影:秋野栄久/美術:柴田篤二/音楽:斎藤一郎 ■出演:三益愛子、沢村晶子、白鳥みづえ、堀雄二、橘喜久子、見明凡太郎、新宮信子

結婚を間近に控えた美しい娘・マキは、生き別れた母と、雪の夜に思わぬ形で再会する…。大映十八番の母物悲劇。


『母の旅路』写真

(c)角川映画

3月22日(水) 〜 25日(土)

母の旅路

1958年(S33)/大映東京/白黒/92分

■監督:清水宏/脚本:笠原良三/原作:川口松太郎/撮影:秋野友宏/美術:山口煕/音楽:斎藤一郎 ■出演:三益愛子、仁木多鶴子、佐野周二、藤間紫、金田一敦子

お京はサーカスの花形。娘も母ゆずりの才能をみせていたが、夫が実業家として再出発することに。サーカスを辞め家庭に入るお京だが…。