モーニングショー「昭和の銀幕に輝くヒロイン 第100弾 原節子」

2022年1月30日(日)〜4月2日(土)連日10:30より
ラピュタ阿佐ヶ谷

【上映作品】
『東京の恋人』『女であること』『美はしき出發』『驟雨』『最後の脱走』『路傍の石』『娘・妻・母』『ふんどし医者』『慕情の人』

【上映日程】
1.30[日]-2.5[土]
東京の恋人
1952年(S27)/東宝/白黒/97分
■監督:千葉泰樹/脚本:井手俊郎、吉田二三夫/撮影:飯村正/美術:北猛夫、浜上兵衞/音楽:飯田信夫
■出演:三船敏郎、杉葉子、森繁久彌、清川虹子、藤間紫、小泉博、増渕一夫、井上大助
並木通りには似顔絵描きや靴みがきの貧乏人、パチンコ屋で成功した成金、その2号と本妻。模造宝石づくりの名人が持ちこんだ偽ダイヤモンドを発端に、銀座の街に巻きおこるすったもんだの人情喜劇。主演は当時人気No.1の原と三船ペア。

2.6[日]-12[土]
女であること
1958年(S33)/東京映画/白黒/100分
■監督・脚本:川島雄三/原作:川端康成/脚本:田中澄江、井手俊郎/撮影:飯村正/美術:小島基司/音楽:黛敏郎
■出演:久我美子、森雅之、香川京子、三橋達也、石濱朗、太刀川洋一
訳ありの娘を預かって暮らす夫婦のもとに、家出娘が転がりこむ。彼女の小悪魔的な振舞いはやがて家庭内に波紋を呼び──。憧れ、嫉妬、若者と中年の男女関係を川島雄三がスマートに描く。原は久我美子に心惑わされる優雅な夫人役。

2.13[日]-15[火]
美はしき出發
1939年(S14)/東宝映画東京/白黒/66分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督・脚本:山本薩夫/脚本:永見隆二/撮影:宮島義勇/美術:戸塚正夫/音楽:服部正
■出演:高峰秀子、月田一郎、水町庸子、三木利夫、清川荘司、嵯峨善兵、柳谷寛、木下陽、加藤欣子
父の遺産を食いつぶし贅沢に過ごす北条家に訪れた没落の危機。虚栄心を捨てられない兄と姉が芸術にしがみつく一方、末っ子の高峰秀子だけが懸命に働き一家を救おうとする家族再生のドラマ。デコちゃんと初共演の原は“姉役”も本作が初めて。

2.16[水]-26[土]
驟雨
1956年(S31)/東宝/白黒/90分 ※NEW
■監督:成瀬巳喜男/原作:岸田國士/脚本:水木洋子/撮影:玉井正夫/美術:中古智/音楽:斎藤一郎
■出演:佐野周二、香川京子、小林桂樹、根岸明美、加東大介、伊豆肇、中北千枝子
結婚4年、倦怠期の夫婦に次々と訪れるささやかな事件。姪の離婚騒動、隣人夫妻との外出、可愛がっている犬の悪行、夫の退職……不平不満ばかりで一見噛み合わないふたりの奇妙な愛情を、繊細かつコミカルに描いた小市民映画の名篇。

2.27[日]-3.1[火]
最後の脱走
1957年(S32)/東宝/カラー/106分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督:谷口千吉/原作:楳本捨三/脚本:八住利雄、木村武/撮影:山田一夫/美術:北猛夫/音楽:伊福部昭
■出演:鶴田浩二、平田昭彦、太刀川洋一、団令子、堺左千夫、笠智衆
敗戦直後、満州にとり残され徴用された看護女学生“白蘭部隊”決死の集団脱走劇。泥にまみれながら指揮をとる教師・原と日本人軍医・鶴田のロマンスを絡め、終戦してなお死と隣り合わせる人々のもがく様を、谷口千吉が迫力満点に活写。

3.2[水]-12[土]
路傍の石
1960年(S35)/東京映画/白黒/104分 ※NEW
■監督:久松静児/原作:山本有三/脚本:新藤兼人/撮影:杉本正二郎/美術:伊藤熹朔、島康平/音楽:斎藤一郎
■出演:太田博之、三橋達也、森繁久彌、滝田裕介、織田政雄、山茶花究
明治の末。経済的に中学校へ通えず、奉公先でいじめられ、母親を病で失い──どんな不遇にも挫けず生きていく少年吾一の成長物語。母おれんに原、唯一の理解者である先生に三橋が扮する。不朽の名作を新藤兼人脚本、久松静児の監督で。

3.13[日]-19[土]
娘・妻・母
1960年(S35)/東宝/カラー/122分
■監督:成瀬巳喜男/脚本:井手俊郎、松山善三/撮影:安本淳/美術:中古智/音楽:斎藤一郎
■出演:高峰秀子、森雅之、三益愛子、小泉博、宝田明、淡路恵子、団令子、草笛光子、仲代達矢
山の手の中流家庭、坂西家の春から夏にかけておこった日常の出来ごと。3世代が生活を共にし、それぞれの立場に置かれた女性たちが織りなす群像を、豪華オールスタアで映しだす。原が演じた長女の早苗は、年齢の違うふたりの男性の間で揺れる。

3.20[日]-26[土]
ふんどし医者
1960年(S35)/東宝/白黒/116分
■監督:稲垣浩/原作:中野実/脚本:菊島隆三/撮影:山田一夫/美術:中古智/音楽:團伊玖磨
■出演:森繁久彌、夏木陽介、江利チエミ、中谷一郎、田村まゆみ、中北千枝子、志村喬、山村聰
確かな腕を持ちながら、庶民のためと出世の道を断ち片田舎で“ふんどし医者”と慕われる森繁。お人好し故、時代にも弟子にも置き去られていく名医の哀歓がじんわり沁みる。勝負ごと好きで主人の着物まで賭ける美人妻、原節子との夫婦愛も素敵。

3.27[日]-4.2[土]
慕情の人
1961年(S36)/東宝/カラー/96分
■監督:丸山誠治/原作:井上靖/脚本:岡田達門、田波靖男/撮影:太田幸男、安本淳/美術:植田寛/音楽:斎藤一郎
■出演:三橋達也、白川由美、滝田裕介、伊豆肇、坪内美詠子、岡村文子
未亡人の原は、密かに想いをよせる夫の親友と共に運動具店を切り盛りしていた。若手画家との結婚を控えた妹のついた些細な嘘がふたりに小さな溝をつくり、各人の愛情がもつれ動きだす。井上靖『揺れる耳飾り』を上品なタッチで映画化。

【料金(当日)】
一般:1,300円/シニア・学生:1,100円/会員:900円/水曜サービスデー:1,100円均一