8月30日（日）〜9月5日（土）
暴風圏
1959年（S34）／大映東京／白黒／98分
■監督・脚本：渡辺邦男／脚本：松浦健郎／撮影：渡辺孝／美術：高橋康一／音楽：山田栄一
■出演：菅原謙二、田宮二郎、金田一敦子、高松英郎、田崎潤、小野道子、水戸光子、村田知栄子、見明凡太朗
急死した父の跡を継いで運送会社社長となった叶順子が経営再建に奮闘する。そんな折、風速八十米の大暴風雨が接近！ダム崩壊を阻止するためダイナマイト輸送をひきうけた彼女たちの運命やいかに──。
- 【上映素材変更のお知らせ】
9月20日（日）より上映の『痴人の愛』は16mmでの上映を予定しておりましたが、映写機故障のためBlu-rayに変更させていただきます。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
©KADOKAWA 1959
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9月6日（日）〜12日（土）
貴族の階段
1959年（S34）／大映東京／カラー／115分
■監督：吉村公三郎／原作：武田泰淳／脚本：新藤兼人／撮影：中川芳久／美術：間野重雄／音楽：黛敏郎
■出演：金田一敦子、本郷功次郎、森雅之、菅原謙二、仁木多鶴子、志村喬、滝沢修、細川ちか子
武田泰淳の同名小説を映画化した人間ドラマ。二・二六事件にいたる激動の時代をある公爵令嬢の眼を通して描きだしている。叶順子は森雅之・本郷功次郎父子に愛され揺れ動く多感な娘役。
©KADOKAWA 1959
9月13日（日）〜19日（土）
總会屋錦城 勝負師とその娘
1959年（S34）／大映東京／白黒／110分
■監督:島耕二／原作：城山三郎／脚本：井手雅人／撮影：小原譲治／美術：仲美喜雄／音楽：大森盛太郎
■出演：志村喬、川崎敬三、片山明彦、轟夕起子、山本礼三郎、品川隆二、柳永二郎、多々良純、三島雅夫
原作は城山三郎の直木賞受賞作『総会屋錦城』。財界の影武者ともいえる老総会屋の波瀾万丈の生涯と、わが子へのひそかな愛情をうたって感動を呼ぶ。主人公の内藤錦城に志村喬、その一人娘に叶順子。
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9月20日（日）〜26日（土）
痴人の愛
1960年（S35）／大映東京／カラー／89分 ※Blu-ray
■監督・脚本：木村恵吾／原作：谷崎潤一郎／撮影：石田博／美術：柴田篤二／音楽：松井八郎
■出演：船越英二、田宮二郎、川崎敬三、石井竜一、紺野ユカ、角梨枝子、菅井一郎、大川修、多々良純
偶然知りあった美少女ナオミの魅力にとりつかれ、甘美な堕落への道を歩んでいく男の物語を、四九年の京マチ子・宇野重吉版に続いて木村恵吾監督が再映画化。文豪谷崎不朽の名作に叶順子が体当たり！
©KADOKAWA 1960
9月27日（日）〜10月3日（土）
時の氏神 新夫婦読本
1960年（S35）／大映東京／白黒／74分
■監督：枝川弘／原作：菊池寛／脚本：舟橋和郎／撮影：秋野友宏／美術：間野重雄／音楽：加藤三雄
■出演：船越英二、川崎敬三、三木裕子、大辻伺郎、穂高のり子、倉田マユミ、三角八郎、早川雄三
結婚十年、倦怠期にさしかかったテレビの人気作家とその妻。華々しい夫婦喧嘩の最中に思わぬ客が訪れて、二人のいさかいは意外な展開に──。菊池寛の戯曲を映画化したユーモア篇。
©KADOKAWA 1961
10月4日（日）〜5日（月）、7日（水）〜10日（土）
献身
1961年（S36）／大映東京／カラー／95分
■監督：田中重雄／原作：丹羽文雄／脚本：新藤兼人／撮影：高橋通夫／美術：後藤岱二郎／音楽：木下忠司
■出演：宇津井健、川崎敬三、中田康子、三木裕子、岸正子、高松英郎、細川ちか子、菅井一郎
不誠実を絵に描いたような御曹司・川崎敬三、献身的に尽くす愛人・叶順子。そんな彼女に急激に惹かれていく青年検事・宇津井健──。三人三様の愛と憎しみ、心の綾をきめ細やかに映しだす。
©KADOKAWA 1962
10月11日（日）〜17日（土）
女は夜霧に濡れている
1962年（S37）／大映東京／カラー／89分
■監督・脚本：井上芳夫／原作：川内康範／脚本：下飯坂菊馬／撮影：渡辺公夫／美術：山口煕／音楽：西山登
■出演：藤巻潤、田宮二郎、江波杏子、宮川和子、岸田今日子、安部徹、大辻伺郎、浦辺粂子
二号生活に傷つき汚れ果てた女が、希望に燃えるアルバイト学生と知りあい愛するように。しかしそこへ昔の恋人が現れ、恋模様はさらに複雑にもつれていく──。愛情と犠牲の美しさを描く悲恋メロドラマ。
©KADOKAWA 1962
10月18日（日）〜24日（土）
黒の試走車
1962年（S37）／大映東京／白黒／95分
■監督：増村保造／原作：梶山季之／脚本：舟橋和郎、石松愛弘／撮影：中川芳久／美術：山口煕／音楽：池野成
■出演：田宮二郎、船越英二、高松英郎、竹村洋介、長谷川季子、菅井一郎、上田吉二郎
華やかな新車売りだしの影に渦まく、血みどろのスパイ合戦──！梶山季之の同名ベストセラー小説を増村保造監督が映画化したサラリーマン・スリラー。主人公の恋人・叶順子が大きな役割を果たす。
©KADOKAWA 1962
10月25日（日）〜31日（土）
御身
1962年（S37）／大映東京／白黒／94分
■監督：島耕二／原作：源氏鶏太／脚本：舟橋和郎、石松愛弘／撮影：渡辺公夫／美術：仲美喜雄／音楽：大森盛太郎
■出演：宇津井健、六本木真、三田村元、弓恵子、仁木多鶴子、丹阿弥谷津子、角梨枝子
BG叶順子は弟がつくった借金を返済するため、わが身を売ることを決意。知人の紹介で青年社長と愛人契約を結ぶ──。連載中から賛否の嵐を巻きおこした源氏鶏太、禁断の恋愛小説を映画化。
©KADOKAWA 1963
11月1日（日）〜7日（土）
温泉芸者
1963年（S38）／大映東京／カラー／81分 ※16mm
■監督：富本壮吉／原作：斉藤米二郎／脚本：下飯坂菊馬／撮影：小原譲治／美術：井上章／音楽：広瀬健次郎
■出演：川崎敬三、中村鴈治郎、渋沢詩子、加茂良子、八波むと志、上田吉二郎、左卜全、清川玉枝
唖と偽り、土地一番の売れっ子芸者となったヒロインが繰り広げる艶笑喜劇。数年ぶりに再会した中学校教師との恋の行方は──？がめつくてチャッカリ、でもどこか憎めない現代娘をキュートに演じる叶順子。
■料金（当日）
一般／1,300円 シニア・学生／1,100円 会員／900円
※水曜サービスデー／1,100円均一
■インフォメーション
- 各回定員入れ替え制
- 午前10時より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
- 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
- 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
- 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※10月6日（火）はメンテナンスのため休館いたします
トップ写真： 『痴人の愛』1960年／木村恵吾 ©KADOKAWA 1960