『雪国』写真

©東宝

2月24日(日)〜3月2日(土)

雪国

1957年(S32)/東宝/白黒/133分

■監督:豊田四郎/原作:川端康成/脚本:八住利雄/撮影:安本淳/美術:伊藤熹朔、園眞/音楽:團伊玖磨
■出演:池部良、八千草薫、久保明、森繁久彌、浪花千栄子、加東大介、田中春男

越後湯沢の温泉町。芸者駒子は妻子ある男と激しい恋に落ち、結ばれぬ運命と知りながら、年に一度の逢瀬を重ねていく──。川端康成不朽の名作を映画化。岸恵子の駒子は艶やかでいじらしく、物哀しく、絶品。

『忘れじの人』写真

©東宝

3月3日(日)〜9日(土)

忘れじの人

1955年(S30)/東京映画/白黒/105分

■監督:杉江敏男/原作:織田作之助/脚本:若尾徳平/撮影:完倉泰一/美術:小島基司、島康平/音楽:團伊玖磨
■出演:山内明、小泉博、安西郷子、花井蘭子、浪花千栄子、見明凡太朗

大阪船場のいとはんとして育ったヒロインが、宿命的な出生のため、幾多の苦難の道を歩む──。織田作之助の小説『船場の娘』が原作。岸恵子が十八から四十六歳までの女の変転をみごとに演じている。

『修禅寺物語』写真

©1955 松竹株式会社

3月10日(日)〜16日(土)

修禅寺物語

1955年(S30)/松竹大船/カラー/102分

■監督:中村登/原作:岡本綺堂/脚本:八住利雄/撮影:生方敏夫/美術:伊藤熹朔/音楽:黛敏郎
■出演:高橋貞二、坂東簑助、淡島千景、草笛光子、山内明、夏川静江、柳永二郎

将軍源頼家は伊豆の面作師・夜叉王に似顔の面を依頼するが、何度打ち直しても死相が現れるという。原作は岡本綺堂の戯曲。夜叉王の二人娘──気位の高い姉に淡島千景、純真な妹に岸恵子と二大女優が競演。

『忘れえぬ慕情』写真

©1956 松竹株式会社

3月17日(日)〜23日(土)

忘れえぬ慕情

1956年(S31)/松竹、テラ・フィルム、ソシエテ・ヌーベル・パテシネマ/カラー/118分

■監督・脚本:イヴ・シャンピ/脚本:松山善三、ジャン・シャルル・タケラ、アネット・ヴァドマン/撮影:アンリ・アルカン
■出演:ジャン・マレー、ダニエル・ダリュー、野添ひとみ、山村聰

フランスから赴任してきた造船技師は、可憐な呉服屋の娘に愛情を抱く。しかしそこへ元恋人の女流作家が現れて──。異国情緒豊かな長崎の街を背景に、日仏人気スタアの競演で展開されるラブロマンス。

『壁あつき部屋』写真

©1956 松竹株式会社

3月24日(日)〜30日(土)

壁あつき部屋

1956年(S31)/新鋭プロダクション/白黒/110分

■監督:小林正樹/脚本:安部公房/撮影:楠田浩之/美術:中村公彦/音楽:木下忠司
■出演:浜田寅彦、三島耕、小林トシ子、下元勉、信欣三、三井弘次、伊藤雄之助、小沢栄、望月優子

いわれのない罪で巣鴨拘置所に収監された男たち。安部公房脚本により、BC級戦犯のおかれた非条理の世界を鋭いリアリズムで描いた野心作。米国への配慮から三年間公開が延期された。初の汚れ役に挑む岸恵子。

『風花』写真

©1959 松竹株式会社

3月31日(日)〜4月6日(土)

風花

1959年(S34)/松竹大船/カラー/78分

■監督・脚本:木下恵介/撮影:楠田浩之/美術:梅田千代夫/音楽:木下忠司
■出演:久我美子、有馬稲子、川津祐介、井川邦子、細川俊夫、永田靖、東山千栄子、笠智衆、和泉雅子、平岡佳代子

信濃路の美しい山河を背景に、母と息子、二代にわたる身分違いの恋を、因習や差別といった社会問題をとりいれながら描いたもの。岸恵子、久我美子、有馬稲子の三大スタア初顔あわせで贈る名篇。

『おとうと』写真

©KADOKAWA 1960

4月7日(日)〜13日(土)

おとうと

1960年(S35)/大映東京/カラー/98分

■監督:市川崑/原作:幸田文/脚本:水木洋子/撮影:宮川一夫/美術:下河原友雄/音楽:芥川也寸志
■出演:川口浩、森雅之、田中絹代、仲谷昇、岸田今日子、浜村純、江波杏子

作家の父、病気がちの継母……という複雑な家庭環境のなかで寄りそって生きる姉と弟、魂の交流──。幸田文の自伝的小説を映画化したもの。気丈で慈愛に満ちた姉げんを岸恵子が好演し、深い感動を与えた。

『黒い十人の女』写真

©KADOKAWA 1961

4月14日(日)〜20日(土)

黒い十人の女

1961年(S36)/大映東京/白黒/102分

■監督:市川崑/脚本:和田夏十/撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:芥川也寸志
■出演:船越英二、山本富士子、宮城まり子、中村玉緒、岸田今日子、倉田マユミ、大辻伺郎、永井智雄

妻がありながら、九人の愛人を持つTVプロデューサー。やがて女たちは結束し、彼を殺害しようと企てる──。スタイリッシュなモノクロ映像、豪華女優陣の競演などみどころ満載。奇妙で風変わりな愛憎劇。

『からみ合い』写真

©1962 松竹株式会社

4月21日(日)〜27日(土)

からみ合い

1962年(S37)/にんじんくらぶ/白黒/108分

■監督:小林正樹/原作:南條範夫/脚本:稲垣公一/撮影:川又昂/美術:戸田重昌/音楽:武満徹
■出演:仲代達矢、川津祐介、芳村真理、渡辺美佐子、山村聰、滝沢修、宮口精二、千秋実

余命いくばくもない実業家の財産を狙う人々が、虚々実々の争いを繰り広げる。最後に笑うのは誰か──?南條範夫の長篇小説を映画化したもので、岸恵子、仲代達矢を囲んで最高の演技陣が熱演の火花を散らす。

■料金[当日]

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 ※水曜日サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • 各回定員入れ替え制
  • 午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
  • 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

トップ写真:『雪国』1957年/豊田四郎©東宝