3月1日(水) 〜4日(土)、3月8日(水) 〜11日(土)

われ一粒の麦なれど

1964年(S39)/東京映画/白黒/108分

『われ一粒の麦なれど』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督・脚本:松山善三/撮影:村井博/美術:狩野健/音楽:佐藤勝
■出演:小林桂樹、高峰秀子、水谷良重、大村崑、大辻伺郎、木村功、田崎潤、田中春男、菅井きん、市原悦子、毛利菊枝

小児麻痺の大流行に一人の男が敢然と立ちあがり、民衆を動かし、政府を動かし、ついにたくさんの子供を救う──。当時大きな社会問題となっていたポリオ禍を題材に、松山善三監督がドキュメンタリー手法を駆使して映画化。

3月1日(水) 〜7日(火)

娘・妻・母

1960年(S35)/東宝/カラー/122分

『娘・妻・母』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:成瀬巳喜男/脚本:井手俊郎、松山善三/撮影:安本淳/美術:中古智/音楽:斎藤一郎
■出演:原節子、高峰秀子、森雅之、三益愛子、小泉博、宝田明、淡路恵子、団令子、仲代達矢

東京山の手のある中流家庭。一見幸福そうだが、金銭面の問題から家族の絆に亀裂が生じてしまう──。物語は井手俊郎と、成瀬組初参加となる松山善三のオリジナル脚本。オールスタア競演のほろ苦いホームドラマ。

3月1日(水) 〜7日(火)

花つみ日記

1939年(S14)/東宝映画京都/白黒/73分

『花つみ日記』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:石田民三/原作:吉屋信子/脚本:鈴木紀子/撮影:山崎一雄/美術:河東安英/音楽:鈴木静一
■出演:高峰秀子、清水美佐子、葦原邦子、林喜美子、進藤英太郎、御舟京子

花街の置屋の娘・高峰秀子と、東京からの転校生・清水美佐子のせつない交友──。原作は吉屋信子の代表作のひとつ。十五〜六歳の少女たちの繊細な心理が、戦前の大阪の街並のなかで鮮やかに描かれる乙女映画の決定版。

3月5日(日) 〜7日(火)

浦島太郎の後裔

1946年(S21)/東宝/白黒/83分 ○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品

『浦島太郎の後裔』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:成瀬巳喜男/脚本:八木隆一郎/撮影:山崎一雄/美術:安倍輝明/音楽:山田和男
■出演:藤田進、高峰秀子、山根寿子、菅井一郎、杉村春子、宮口精二、中村伸郎、三津田健

珍奇な雄叫びをあげる髭もじゃ復員兵が、マスコミに煽られ国民的ヒーローに──。成瀬巳喜男監督の戦後第一作は、民主主義の啓蒙を目的とした社会風刺劇。高峰秀子は大新聞の婦人記者役でこの謎の男に絡む。

3月5日(日) 〜11日(土)

カルメン純情す

1952年(S27)/松竹大船/白黒/103分

『カルメン純情す』写真

©1952 松竹株式会社

■監督・脚本:木下恵介/撮影:楠田浩之/美術:浜田辰雄/音楽:黛敏郎、木下忠司
■出演:高峰秀子、若原雅夫、淡島千景、小林トシ子、斎藤達雄、東山千栄子、村瀬幸子、三好栄子

浅草に戻ってきたストリッパーのリリィ・カルメンは、ひょんなことからある芸術家青年と出会い、ひと目惚れ!ウブで不器用ながらも可愛い恋模様が繰り広げられる。ヒット作『カルメン故郷に帰る』(1951年)の続篇。

3月8日(水) 〜14日(火)

1953年(S28)/大映東京/白黒/104分 ※16mm

『雁』写真

©KADOKAWA 1953

■監督:豊田四郎/原作:森鴎外/脚本:成澤昌茂/美術:伊藤熹朔、木村威夫/音楽:團伊玖磨
■出演:高峰秀子、芥川比呂志、宇野重吉、東野英治郎、飯田蝶子、浦辺粂子、小田切みき、三宅邦子

明治のころ、老父を養うために高利貸しの妾になった女が、帝大の医学生に報われぬ想いを寄せる──。薄倖のヒロイン・お玉に高峰秀子、美男子・岡田に芥川比呂志が扮して、ロマンの香気漂う鴎外文学の神髄に挑む。

3月8日(水) 〜14日(火)

女の座

1962年(S37)/東宝/白黒/111分

『女の座』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:成瀬巳喜男/脚本:井手俊郎、松山善三/撮影:安本淳/美術:中古智/音楽:斎藤一郎
■出演:高峰秀子、司葉子、星由里子、団令子、草笛光子、宝田明、小林桂樹、夏木陽介、笠智衆

シナリオは井手俊郎、松山善三の共同オリジナルシナリオ。小正月興行らしい豪華キャストの大家族劇で、高峰秀子は家庭内で唯一の他人ともいうべき長男の未亡人役。彼女を軸に、兄弟姉妹の思惑が交錯する様を丁寧にみせていく。

3月12日(日) 〜18日(土)

二十四の瞳

1954年(S29)/松竹大船/白黒/155分

『二十四の瞳』写真

©1954 松竹株式会社

■監督・脚本:木下恵介/原作:壺井栄/撮影:楠田浩之/美術:中村公彦/音楽:木下忠司
■出演:高峰秀子、田村高廣、天本英世、月丘夢路、小林トシ子、笠智衆、夏川静江、浦辺粂子

瀬戸内海に浮かぶ小豆島を舞台に、女教師と十二人の児童が繰り広げるあたたかな交流の物語──。この撮影中に、助監督だった松山善三が勇気を奮って大女優・高峰秀子に交際を申込み、翌年結婚に至ったという“縁結び”的一本。

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