モーニングショー「昭和の銀幕に輝くヒロイン 第89弾 緑魔子」

2018年8月5日(日)〜10月20日(土)連日10:30より
※10月1日(月)は休館いたします。
ラピュタ阿佐ヶ谷

【上映作品】
『かも』『おんな番外地 鎖の牝犬』『夜の悪女』『非行少女ヨーコ』『可愛いくて凄い女』『大悪党』『吹けば飛ぶよな男だが』『盲獣』『やさしいにっぽん人』『日本妖怪伝 サトリ』

【上映日程】
8.5[日]-11[土]
かも
1965年(S40)/東映東京/白黒/81分
■監督:関川秀雄/脚本:成澤昌茂/撮影:仲沢半次郎/美術:森幹男/音楽:内藤法美
■出演:梅宮辰夫、大原麗子、北原しげみ、原知佐子、国景子、亀石征一郎、小川守、浦辺粂子、沢彰謙、玉川良一、藤村有弘
盛り場に蠢く男女の愛憎を描いた「夜の青春」シリーズの第四弾。主人公は女を漁ってはバー、キャバレーに売り歩くあくどい稼業。女工あがりの緑魔子、喫茶ガールの大原麗子、トルコ嬢の内妻・原知佐子ら、カモになる女優陣も実に魅力的。

8.12[日]-18[土]
おんな番外地 鎖の牝犬
1965年(S40)/東映東京/白黒/86分
■監督:村山新治/脚本:舟橋和郎/撮影:林七郎/美術:中村修一郎/音楽:冨田勲
■出演:梅宮辰夫、浦辺粂子、原知佐子、若水ヤエ子、春川ますみ、桑原幸子、清川玉枝、新井茂子、谷本小代子、中北千枝子、荒木道子
自分を騙し弄んだ男二人を殺傷、七年の刑を言い渡されたヒロインが、雑居房仲間や看守たちとの触れあいに、女の歓び、哀しみを知る──。緑魔子主演のヒューマンな女囚映画。春川ますみ、原知佐子、浦辺粂子ら同房の女たちも個性派揃いで◎。

8.19[日]-9.1[土]
夜の悪女
1965年(S40)/東映東京/白黒/85分 ※ニュープリント
■監督:村山新治/脚本:成澤昌茂/撮影:仲沢半次郎/美術:中村修一郎/音楽:内藤法美
■出演:梅宮辰夫、内田良平、大坂志郎、左卜全、荒木一郎、久里千春、関千恵子、藤村有弘、浦辺粂子、大原麗子、城野ゆき
「夜の青春」シリーズの第五弾。今度の舞台は大都会の裏側に寄生するガイドクラブ。表向きは観光ガイド、実態は俗にいうステッキガールの組織で、男を手玉にとってのしあがっていくヒロイン緑魔子。色と欲につかれた男女の騙しあいがみもの。

9.2[日]-8[土]
非行少女ヨーコ
1966年(S41)/東映東京/白黒/85分
■監督:降旗康男/脚本:神波史男、小野竜之助/撮影:仲沢半次郎/美術:中村修一郎/音楽:八木正生
■出演:谷隼人、石橋蓮司、大原麗子、荒木一郎、東野孝彦、城野ゆき、戸浦六宏、大坂志郎、佐野周二、岡田英次
田舎暮らしに辟易し、幼なじみを頼って上京してきた家出娘のヨーコ。ジャズや睡眠薬遊び、肉体交渉でいたずらに青春を費やした後、彼女は自分の人生を探し求めて新天地へと船出する──。実話をもとにした、降旗康男監督の鮮烈なデビュー作。

9.9[日]-15[土]
可愛いくて凄い女
1966年(S41)/東映東京/白黒/81分
■監督:小西通雄/脚本:舟橋和郎、池田雄一/撮影:山沢義一/美術:森幹男/音楽:八木正生
■出演:天知茂、城野ゆき、今井健二、国景子、大村文武、浦辺粂子、園佳也子、大坂志郎、山本緑、須賀良、北川恵一
緑魔子の個性と特異なテーマで人気を呼んだ「おんな番外地」シリーズの第三作。タイトル通り、可愛いくて凄い女スリに扮して、大仕事に挑んだり、美人局ヤクザと対決したり……と大活躍。劇中でみせるお洒落な装いの数々も楽しんで。

9.16[日]-22[土]
大悪党
1968年(S43)/大映東京/白黒/93分
■監督・脚本:増村保造/原作:円山雅也/脚本:石松愛弘/撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:山内正
■出演:田宮二郎、佐藤慶、倉石功、北村和夫、早川雄三、内田朝雄、中条静夫、小山内淳、森矢雄二、伊東光一
街のヤクザに身体を奪われ、卑劣な手段で脅された少女が救いを求めたのは、ヤクザ以上に悪徳な弁護士だった──。ニヒルな田宮二郎、妖しい魅力を発散する緑魔子、凄みのある悪っぷりがさすがの佐藤慶。「大悪党」とは一体……?

9.23[日]-29[土]
吹けば飛ぶよな男だが
1968年(S43)/松竹/カラー/91分
■監督・脚本:山田洋次/脚本:森崎東/撮影:高羽哲夫/美術:重田重盛/音楽:山本直純
■出演:なべおさみ、有島一郎、ミヤコ蝶々、犬塚弘、芦屋小雁、石橋エータロー、安田伸、石井均、佐藤蛾次郎、佐山俊二、石井富子
ヤクザの幹部を夢みるチンピラが、家出娘を騙してひと儲けを企むが、彼女の不幸な境遇に同情、次第に心を通わせていく──。大阪の街を舞台に、場末に生きる人々の愛情を描いた、ほろ苦く、哀しいコメディ。山田洋次監督、初期の傑作のひとつ。

9.30[日]、10.2[火]-6[土]
盲獣
1969年(S44)/大映東京/カラー/84分
■監督:増村保造/原作:江戸川乱歩/脚本:白坂依志夫/撮影:小林節雄/美術:間野重雄/音楽:林光
■出演:船越英二、千石規子
美しい肢体をもつモデルの女・緑魔子、彼女の肉体に魅せられた盲目の芸術家・船越英二、そしてその母親・千石規子。登場人物、たった三人。密室で繰り広げられる禁断の倒錯愛──。江戸川乱歩原作の猟奇の世界をみごとに描いた衝撃作。

10.7[日]-13[土]
やさしいにっぽん人
1971年(S46)/東プロダクション/白黒/118分
■監督・脚本:東陽一/脚本:前田勝弘/撮影:池田傳一/美術:平田逸郎、永沼宗夫
■出演:河原崎長一郎、伊丹十三、伊藤惣一、石橋蓮司、蟹江敬三、寺田柾、横山リエ、渡辺美佐子、大辻伺郎、東山千栄子、秋浜悟史
沖縄慶良間諸島の集団自決を生きのびたものの、今はそのことを何も覚えていない青年が、恋人や友人たちとの接触を通し、真の「ことば」を求めて魂の遍歴を続ける──。東陽一監督が手掛けた初の劇映画。緑魔子の気怠いバラードも素晴らしい。

10.14[日]-20[土]
日本妖怪伝 サトリ
1973年(S48)/青林舎/カラー/100分
■監督・脚本:東陽一/脚本:前田勝弘/撮影:田村正毅/美術:下河原香雄、手塚研一
■出演:河原崎次郎、山谷初男、佐藤慶、吉行和子、渡辺文雄、織本順吉、金井大、伊藤惣一、坂本長利、石橋蓮司、蟹江敬三、外波山文明
人の思うことを次々に言いあて、思うことがなくなると、とって喰う。その妖怪「サトリ」が孤独な水族館受付嬢の前に現れる──。民間伝承に材をとり現代を描写した東陽一監督の意欲作。緑魔子がしなやかな感性で特異なヒロインを好演している。

【料金】
一般…1,200円 シニア・学生…1,000円 会員…800円 
※水曜サービスデー…1,000円均一