4月3日(日)〜9日(土)

新 どぶ川学級

1976年(S51)/日活/カラー/113分

『新 どぶ川学級』写真

©日活

■監督・脚本:岡本孝二/原作:須長茂夫/脚本:勝目貴久/撮影:森勝/美術:土屋伊豆夫/音楽:石川鷹彦
■出演:森次晃嗣、山本由香利、高野浩幸、丘みつ子、夏純子、山本圭、園佳也子、吉永小百合

日本ロール闘争の中、須長茂夫が労働者の子どもたちを集めて開いた「どぶ川学級」の記録、映画化第二作。進学か就職か──家庭問題に悩み葛藤する姉弟を中心に、教師との衝突、同級生の死を経験し、成長の光をみせる少年少女の姿を描く。

4月10日(日)〜16日(土)

四年三組のはた

1976年(S51)/日活/カラー/86分

『四年三組のはた』写真

©日活

■監督:藤井克彦/原作:宮川ひろ/脚本:勝目貴久/撮影:水野尾信正/美術:徳田博/音楽:石川鷹彦
■出演:立石凉子、南美江、柿崎澄子、沢木由里子、岩本和弘、桑山正一、八木昌子、前田昌明、樋浦勉

新学期、妊婦の先生が担任に。「お腹にいたときの様子を母にきいてみよう」──四年三組のみんなは出産を通して命の尊さを学んでいく。産休先生に映画初主演の立石凉子、留守番先生には南美江が扮し、子どもたちとかけがえのない時間を過ごす。

4月17日(日)〜23日(土)

先生のつうしんぼ

1977年(S52)/日活/カラー/93分

『先生のつうしんぼ』写真

©日活

■監督:武田一成/原作:宮川ひろ/脚本:加藤盟、吉原幸夫/撮影:仁村秀信/美術:渡辺平八郎/音楽:八木正生
■出演:渡辺篤史、大橋伸予、木村政彦、中田光利、瀬島みつき、玉川良一、宇野重吉

人参嫌いの新任先生に通信簿をつけようと思いたったわんぱく少年たち。ひょんなことから蚕を飼育することになり、次第に先生と生徒の信頼関係が培われていく──。生きた教育とはなにかを熱っぽく描き、アジア映画祭最優秀作品賞を受賞。

4月24日(日)〜30日(土)

お母さんのつうしんぼ

1980年(S55)/にっかつ児童映画/カラー/97分

『お母さんのつうしんぼ』写真

©日活

■監督:武田一成/原作:宮川ひろ/脚本:勝目貴久、熊谷禄朗/撮影:前田米造/美術:菊川芳江/音楽:寺島尚彦
■出演:藤田弓子、久保田理恵、斉藤喜之、二宮さよ子、佐野浅夫、桜むつ子、宮下順子

女手一つで働く大好きな母にかわり、家事や弟の世話をするしっかり者の小学五年生夕子。お母さんの誕生日にサプライズのお祝いをしようと「早く帰ってね」と約束するが──。甘えたいけど甘えられない、繊細な娘心がいじらしい温かな親子物語。

5月1日(日)〜7日(土)

ボクのおやじとぼく

1983年(S58)/にっかつ児童映画/カラー/90分

『ボクのおやじとぼく』写真

©日活

■監督:中原俊/原作:吉田とし/脚本:勝目貴久/撮影:森勝/美術:菊川芳江/音楽:石川鷹彦
■出演:飛高政幸、夏木勲、東山明美、三條美紀、葛西円、志喜屋文、花澤徳衛

ガンコ一徹、植木職人の“おやじ”がお金もないのに「家を建てる」と言いだした!我が家のどこかに小判の入ったかめがあるときかされたぼくが、捜索を開始してみつけたのは──。おやじとぼくのコミカルで微笑ましい奮闘記。

5月8日(日)〜14日(土)

まってました転校生!

1985年(S60)/にっかつ児童映画/カラー/97分

『まってました転校生!』写真

©日活

■監督:藤井克彦/原作:布勢博一/脚本:佐藤繁子/撮影:鈴木耕一/美術:菊川芳江/音楽:石川鷹彦
■出演:皆川鉄也、蟹江敬三、入江若葉、佐藤愛、新井康弘、麻生えりか、中田喜子、佐野浅夫

家族全員が旅役者という環境で育った明少年は、子役をつとめながら転校すること三十二回。今度は荒川の小学校にやってきて、いじめっ子との喧嘩、友情、小さな初恋などを経験する──。オーディションで二百人のなかから選ばれた皆川鉄也が堂々主演。

5月15日(日)〜21日(土)

夏のページ

1990年(H2)/にっかつ児童映画/カラー/92分

『夏のページ』写真

©日活

■監督・脚本:及川善弘/原作・音楽:みなみらんぼう/脚本:市川靖/撮影:野田悌男/美術:斎藤岩男
■出演:飯泉征貴、松田正信、近藤大基、三浦浩一、佐野史郎、小林かおり、桜金造、宮城千賀子

一緒に山へ登る約束をした先生の死をきっかけに、それぞれの道を歩みはじめていた三人の少年が再会。先生への思いを胸に明神岳へと自転車を走らせる──。みなみらんぼうの処女作をもとに、自然の美しさと雄大さ、少年たちの絆を謳いあげる。

■料金(当日)

一般…1,300円 / シニア・学生…1,100円 / 会員…900円
※水曜サービスデー…1,100円均一

■インフォメーション

  • 午前10時より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
  • 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

トップ写真: 『四年三組のはた』(1976年/藤井克彦)©日活