血湧き肉躍る任侠映画

2022年12月18日(日)〜2023年2月25日(土)

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2022年12月18日(日)〜2023年2月25日(土)ラピュタ阿佐ケ谷

●作品解説 1 / 2 / 3 / 4
●上映スケジュール
●料金・インフォメーション

私は幼少期より“チャンバリスト”と称する時代劇ファンですが、現代ものアクションにも目がなく、特に時代劇チャンバラを引きずる“任侠映画”を観まくりました。

単に“マゲをつけない時代劇”というのではなく「仁義」とか「掟」に拘束されながらも、世の非条理に対して怒りのドスを振るう男たちの“任侠映画”に私は喝采を送りました。「今の世の中まっ暗闇じゃござんせんか」と嘆き、口惜しくても自分たちじゃ何もできない大衆に代わってワルを叩っ斬る、その侠気(おとこぎ)にシビレたのです。それはアウトローへの憧れに近いものかもしれません。

弱きを助け、強きを挫く“任侠”の世界にしばし酔おうではありませんか。

永田哲朗

協力:東映株式会社、日活株式会社、株式会社KADOKAWA、東宝株式会社、松竹株式会社、国立映画アーカイブ

活弁・生演奏付き上映

●1月9日(月祝)13:00『忠次旅日記』
弁士:片岡一郎さん
演奏:藤高りえ子さん(筑前琵琶)

※料金:1,600円均一
※招待券はご利用いただけません。

【書籍案内】

血湧き肉躍る任侠映画

永田哲朗/著

国書刊行会 定価5,280円(税込)

昭和の男たちを魅了した任侠映画九百本超。戦前から任侠映画を観続けた著者が、その源流から爛熟期まで、名優から極悪非道を演じた名悪役まで、とびきり面白い任侠映画の魅力を語り尽くします。

【商品案内】

名画座手帳2023

のむみち/企画・監修

往来座編集室 定価2,500円(税込)

都内の名画座上映情報を網羅したフリーペーパー「名画座かんぺ」発行人のむみちが全面監修。毎日の予定や映画の感想を書くことの楽しさに加えて、読んでも楽しい、名画座ファン&旧作映画ファン必携の手帳です。

当館にて販売中

【上映作品】

  • 次郎長遊侠傳 秋葉の火祭り
  • 國定忠治
  • 黒い三度笠
  • 人生劇場 飛車角
  • 人生劇場 続飛車角
  • 次郎長遊侠傳 天城鴉
  • 座頭市血煙り街道
  • 無責任清水港
  • 男の紋章
  • 昭和残侠伝 唐獅子牡丹
  • クレージーの殴り込み清水港
  • 男の顔は履歴書
  • 忠次旅日記
  • 網走番外地
  • 侠花列伝 襲名賭博
  • 嵐来たり去る
  • 男の顔は切り札
  • 女の賭場
  • 解散式
  • 花札渡世
  • 博徒七人
  • 遊侠三国志 鉄火の花道
  • 東京博徒
  • 博奕打ち 総長賭博
  • 血斗
  • 人生劇場 第一部 前篇
  • 緋牡丹博徒
  • 兄弟仁義 逆縁の盃
  • 地獄の破門状
  • 人生劇場 第二部
  • 女渡世人
  • 関東流れ者
  • 姐御
  • 懲役太郎 まむしの兄弟
  • 女渡世人 おたの申します
  • 侠客列伝
  • 出所祝い
  • 藤純子 引退記念映画 関東緋桜一家
  • 博奕打ち いのち札
  • 明治侠客伝 三代目襲名