上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
2月18日(水)〜24日(火)
1970年(S45)/東映京都/カラー/100分
©東映
■監督:山下耕作/脚本:鳥居元宏、志村正浩/撮影:鈴木重平/美術:富田治郎/音楽:渡辺岳夫 ■出演:鶴田浩二、若山富三郎、藤純子、待田京介、北林早苗、天津敏、水島道太郎
かつてともに殴りこみに参加した渡世人たちが数奇な運命により再会する。傑作、佳作揃いの「博奕打ち」シリーズ第八作。昔ながらの「一宿一飯の義理」でさすらう流れ者の哀しさ。鶴田浩二のストイックなまでの旅人。 ▲
上映スケジュール
1970年(S45)/東映京都/カラー/96分
■監督:小沢茂弘/脚本:大和久守正/撮影:山岸長樹/美術:鈴木孝俊/音楽:渡辺岳夫 ■出演:高倉健、藤純子、浜木綿子、天津敏、遠藤辰雄、玉川良一、藤山寛美、嵐寛寿郎
兄貴分の妹と駆け落ちし、旅から旅へテキヤ稼業の高倉健。その幸せも束の間、恋女房が病に倒れ亡くなってしまう──。藤純子、浜木綿子のダブルヒロインに、アラカン親分の貫禄。天津敏も従来の敵役を超えていい味。 ▲
2月22日(日)〜28日(土)
1971年(S46)/東映東京/カラー/86分
■監督:佐伯清/原作:村上和彦/脚本:大和久守正/撮影:星島一郎/美術:藤田博/音楽:菊池俊輔 ■出演:菅原文太、松方弘樹、伊吹吾郎、野川由美子、工藤明子、小池朝雄、水島道太郎
若頭の地位につき分家も許され一家を持った菅原文太は、組織拡大を企む親分の非道に苦悩し、反目する。「現代やくざ」第三作はベテラン佐伯清監督の手堅い仕事。シリーズのなかでも最も従来の任俠映画に近い匂い。 ▲
1970年(S45)/東映京都/カラー/93分
■監督:小沢茂弘/脚本:笠原和夫、志村正浩/撮影:塚越堅二/美術:鈴木孝俊/音楽:津島利章 ■出演:鶴田浩二、待田京介、桜町弘子、工藤明子、大木実、天津敏、小池朝雄
北九州戸畑の祇園祭が背景。二大博徒の対立によって混沌とする故郷に帰ってきた流れ者の一匹狼・鶴田浩二が、祭の伝統を守るべく奮闘する──。この時期、相手役が続いた工藤明子の女賭博師も◎。 ▲
2月25日(水)〜3月3日(火)
1971年(S46)/東映東京/カラー/96分
■監督:佐伯清/脚本:村尾昭/撮影:星島一郎/美術:藤田博/音楽:木下忠司 ■出演:高倉健、池部良、松方弘樹、松原智恵子、鶴田浩二、葉山良二、玉川良一、光川環世、諸角啓二郎
東映任俠路線のなかでも最高の興行力を誇った「昭和残俠伝」第八作はシリーズをスタートさせた佐伯清監督に戻って、高倉健、池部良に鶴田浩二を加えた豪華メンバー。例によって隠忍自重。こらえの堰をきってドスを振るう。 ▲
1972年(S47)/東映京都/カラー/92分
■監督・脚本:小沢茂弘/脚本:村尾昭/撮影:吉田貞次/美術:鈴木孝俊/音楽:渡辺宙明 ■出演:鶴田浩二、若山富三郎、長門裕之、待田京介、浜木綿子、大木実、天知茂、天津敏
「古い奴だとお思いでしょうが……」の台詞で受けた鶴田浩二の『傷だらけの人生』。この曲をテーマに二本の映画がつくられる。第二弾の本作は、敵対する組に身を置き、ドスを交えることになった実の兄弟の宿命の物語。 ▲
3月1日(日)〜7日(土)
1972年(S47)/東映京都/カラー/98分
■監督:降旗康男/原作:野村敏雄/脚本:笠原和夫/撮影:赤塚滋/美術:富田治郎/音楽:山下毅雄 ■出演:鶴田浩二、丹波哲郎、待田京介、工藤明子、長門裕之、天津敏、河津清三郎
舞台は現代の大阪。一匹狼の殺し屋が、ただ一人心から信じられる友のために、命を張って強大な組織暴力に立ち向かう。着流しをスーツに変えても、情に生き、情に流され、情に身を滅ぼす鶴田浩二。戦中派のニヒル。 ▲
1972年(S47)/東映京都/カラー/88分
■監督:中島貞夫/原案:斯波道男/脚本:佐治乾、蘇武路夫/撮影:山岸長樹/美術:井川徳道/音楽:広瀬健次郎 ■出演:菅原文太、川地民夫、渡瀬恒彦、北村英三、殿山泰司
菅原文太と川地民夫のズッコケやくざが、義理にも人情にも縛られず、縦横無尽に暴れまくる。正統任俠映画のパターンを打ち破るようにでてきた「まむしの兄弟」第四作では琵琶湖畔の歓楽街へ。老まむしとの珍妙な争い。 ▲
3月4日(水)〜7日(土)
1972年(S47)/東映京都/カラー/103分
■監督:山下耕作/原案:島村喬/脚本:野上龍雄/撮影:古谷伸/美術:富田治郎/音楽:木下忠司 ■出演:鶴田浩二、高倉健、若山富三郎、菅原文太、松方弘樹、浜木綿子
総長の引退表明で何がおこった?九州一の大勢力を誇る一家の跡目相続劇は壮烈を極める。「博奕打ち」シリーズ最終作は鶴田浩二、高倉健、若山富三郎、菅原文太などオールスタア競演。それぞれの意地にかけて。 ▲
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