『幌馬車は行く』写真

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1月25日(日)〜31日(土)

幌馬車は行く

1960年(S35)/日活/カラー/79分

■監督:野口博志/原作:中江良夫/脚本:直居欽哉、窪田篤人/撮影:永塚一栄/美術:小池一美/音楽:山本直純
■出演:赤木圭一郎、芦田伸介、水島道太郎、郷鍈治、待田京介、武藤章生、楠侑子

季節の花々を追い、旅を続ける移動養蜂隊が、傷を負ったギャングに遭遇。次第に心を通わせるが、仲間がその行方を追っていて…。雄大な自然で描く西部開拓風アクション。笹森礼子は隊長・芦田伸介の孫娘として可憐に登場。

『拳銃無頼帖 不敵に笑う男』写真

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2月1日(日)〜7日(土)

拳銃無頼帖 不敵に笑う男

1960年(S35)/日活/カラー/84分

■監督:野口博志/原作:城戸禮/脚本:山崎巌/撮影:横山実/美術:小池一美/音楽:山本直純
■出演:赤木圭一郎、宍戸錠、吉永小百合、南風夕子、青山恭二、二本柳寛、藤村有弘、山田禅二、深江章喜

刑務所を出た早射ちの竜・赤木圭一郎は死んだ恋人の妹・笹森礼子を助けるため、ヤクザに雇われることになるが…。二大勢力組織の争いに、拳銃使いのライバル、宍戸錠の巧演が華を添える。男二人の粋な掛け合いがみもの。

『美しき別れの歌』写真

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2月8日(日)〜14日(土)

美しき別れの歌

1960年(S35)/日活/白黒/47分

■監督:森永健次郎/原作:土岐雄三/脚本:高橋二三/撮影:山崎安一郎/美術:西亥一郎/音楽:牧野由多可
■出演:二谷英明、宇野重吉、堀恭子、相馬千恵子、広岡三栄子、波多野憲、伊藤寿章、山田禅二、田中筆子

外国へ行くことを夢見るBG・笹森礼子は、ある男性に出会い、理想の結婚観が揺らいでいく──。男やもめの父に宇野重吉、真面目なサラリーマンに二谷英明。ぴったりの配役を揃えて、適齢期の女ごころを綴った一篇。

『お嬢さんの散歩道』写真

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2月8日(日)〜14日(土)

お嬢さんの散歩道

1960年(S35)/日活/白黒/50分

■監督:堀池清/脚本:関屋清、浦山桐郎/撮影:藤岡粂信/美術:柳生一夫/音楽:奥村一
■出演:松尾嘉代、沢本忠雄、伊藤孝雄、清水将夫、宮城千賀子、土方弘、雪丘恵介、神戸瓢介、堺美紀子、和田玲子

冷たい空気の漂う家庭で、スーパーお手伝いさん・笹森礼子が次々と問題を解決していく──。犬の散歩や家事のみならず、競馬予想、恋のキューピッドでも大活躍! しっかり者の明るいヒロイン像が清々しい作品。

『早射ち野郎』写真

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2月15日(日)〜21日(土)

早射ち野郎

1961年(S36)/日活/カラー/78分

■監督:野村孝/原作:三原貞修/脚本:山崎巌/撮影:山崎善弘/美術:横尾嘉良/音楽:大森盛太郎
■出演:宍戸錠、吉永小百合、南田洋子、杉山俊夫、郷鍈治、金子信雄、高原駿雄、下條正巳、浜村純、待田京介

流れ者の賞金稼ぎ・宍戸錠がダム景気に湧く山中の街で一騒動を巻き起こす──。ジョーがウェスタンスタイルで大暴れ! 荒唐無稽な設定のなかで、活き活きと動き回る日活俳優陣が楽しませてくれる和製西部劇。

『嵐を突っ切るジェット機』写真

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2月22日(日)〜28日(土)

嵐を突っ切るジェット機

1961年(S36)/日活/カラー/95分

■監督:蔵原惟繕/原作:松浦健郎/脚本:星川清司/美術:木村威夫/音楽:伊部晴美
■出演:小林旭、葉山良二、芦田伸介、吉行和子、山内明、郷鍈治、高原駿雄、高品格、草薙幸二郎

航空自衛隊アクロバットチームのパイロット・小林旭と、父から継いだ飛行場を守る兄・葉山良二。経営難から兄は麻薬取引の片棒を担がされてしまい…。悪天候での空中戦は迫力十分!空をダイナミックに駆ける青春活劇。

『雨の中に消えて』写真

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3月1日(日)〜7日(土)

雨の中に消えて

1963年(S38)/日活/カラー/100分

■監督・脚本:西河克己/原作:石坂洋次郎/脚本:池田一朗/撮影:横山実/美術:佐谷晃能/音楽:池田正義
■出演:吉永小百合、十朱幸代、高橋英樹、下元勉、菅井きん、山田吾一、小泉郁之助、伊藤雄之助、轟夕起子

奔放な同居生活を楽しむ、あや子(吉永)、たか子(笹森)、きみえ(十朱)の三人が、大人の世界に揉まれながら成長していく青春映画。笹森礼子はお金のある中年男に惹かれるという、お姉さん的存在のBGを演じる。

『地獄の祭典』写真

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3月8日(日)〜14日(土)

地獄の祭典

1963年(S38)/日活/カラー/94分

■監督:牛原陽一/原作:遠山照彦/脚本:小川英/撮影:萩原憲治/美術:大鶴泰弘/音楽:小杉太一郎
■出演:宍戸錠、小高雄二、田中邦衛、郷鍈治、白木マリ、浜田寅彦、田中明夫、桂小金治、土方弘、深江章喜、野呂圭介

愛用のライフル銃を盗まれてしまったラッコ射ちの名人・宍戸錠。銃の行方を追ううちに、麻薬取引に巻き込まれ…。細腕ながら威勢の良いヒロインに笹森礼子。毛むくじゃらな風貌で登場するとぼけたジョーが愉快な一篇。

『生きている狼』写真

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3月15日(日)〜21日(土)

生きている狼

1964年(S39)/日活/白黒/84分

■監督・脚本:井田探/脚本:芦沢俊郎、小山崎公朗/撮影:中尾利太郎/美術:柳生一夫/音楽:山本丈晴
■出演:小林旭、長内美那子、芦田伸介、郷鍈治、二本柳寛、草薙幸二郎、佐野浅夫、高品格、桂小金治、菅井一郎、山田禅二

大正末期の吉原。遊郭に売られた妹を探す兄・小林旭は、女郎をさらって足抜きさせる「おいらん権パ」となり、廓を牛耳るヤクザと対決する──。笹森礼子は二役で登場。凝った撮影と丁寧な演出が秀逸な娯楽時代劇。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜日サービスデー/1,000円均一