『東京アンタッチャブル 脱走』写真

(c)東映

7月1日(水) 〜7日(火)

東京アンタッチャブル 脱走

1963年(S38)/東映東京/白黒/89分

■監督:関川秀雄/原作・脚本:長谷川公之/撮影:高梨昇
■出演:三國連太郎、高倉健、三田佳子、丹波哲郎、大村文武

北多摩署の留置所から五人の男が脱走した。首謀者は強盗ならびにひき逃げ容疑の凶悪犯――。脱走犯を追う執念の二刑事、三國連太郎と高倉健の姿を迫真のカメラで描きだしたアクション・ドラマ。

『大捜査網』写真

(c)角川映画

7月5日(日) 〜11日(土)

大捜査網

1965年(S40)/大映東京/白黒/94分

■監督:村山三男/脚本:長谷川公之、石松愛弘/撮影:石田博
■出演:本郷功次郎、藤巻潤、宇津井健、姿美千子、藤村志保

成績抜群の本田、野心家の江藤、転職の機会を伺う辻。厳しい訓練を終えた三人は、ともに城南署警ら課勤務を命じられた――。警視庁の活躍と、使命感に生きる若手警官の姿を描いた痛快の集団アクション篇。

『刑事物語 ジャズは狂っちゃいねえ』写真

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7月5日(日) 〜11日(土)

刑事物語 ジャズは狂っちゃいねえ

1961年(S36)/日活/白黒/54分

■監督:小杉勇/脚本:宮田達男/撮影:松橋梅夫
■出演:益田喜頓、青山恭二、伊藤孝雄、上野山功一、佐野浅夫

ジャズ喫茶ファンキーで起こった殺人事件を発端に、専属楽団のメンバーが刺殺され、彼らの多くが麻薬常習者であることが判明する――。おなじみ刑事物語シリーズの第九話。

『刑事物語 部長刑事(でかちょう)を追え』写真

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7月5日(日) 〜11日(土)

刑事物語 部長刑事(でかちょう)を追え

1961年(S36)/日活/白黒/55分

■監督:小杉勇/脚本:高橋二三/撮影:松橋梅夫
■出演:益田喜頓、青山恭二、伊藤孝雄、深江章喜、楠侑子

ご存じ親子刑事が活躍する刑事物語シリーズの第十話。今回は闇ドル密輸団の実態をあばくため、父親刑事をもあざむいて、単身組織に潜入する青年刑事の奮闘を描く。

『追跡』写真

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7月8日(水) 〜14日(火)

追跡

1961年(S36)/日活/カラー/92分 ※16mm

■監督:西河克己/脚本:熊井啓/撮影:岩佐一泉
■出演:二谷英明、小高雄二、内田良平、浜田寅彦、岩崎加根子

山口県警の敏腕刑事・岩佐が突然の辞職。殺人事件の重要な目撃者となった妹夫婦を守るためであった――。山口県下で大々的なロケが行われたシリアス・アクション。

7月8日(水) 〜14日(火)

七人の刑事 女を探がせ

1963年(S38)/松竹大船/白黒/86分

■監督・脚本:高橋治/脚本:成田孝雄/撮影:加藤正幸
■出演:堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、高千穂ひづる、田村高廣

人気刑事ドラマの映画版第二弾。二つの殺人事件と、その背後にある複雑な絡みあいをめぐって、刑事たちが鋭い追求を展開。十朱幸代、香山美子らの非行少女が七人の刑事を翻弄しながら事件の起伏を盛りあげる。

『殺人者(ころし)を追え』写真

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7月12日(日) 〜18日(土)

殺人者(ころし)を追え

1962年(S37)/日活/白黒/71分

■監督:前田満洲夫/脚本:古川卓巳、若井基成/撮影:萩原泉
■出演:小高雄二、香月美奈子、織田政雄、上月佐知子、天坊準

強盗殺人犯の情婦が住むマンモス団地で張込みを続ける二人の刑事。彼らと同様、犯人の仲間も一室を占拠して、平和な団地に緊迫した状況が訪れる――。アクション場面も迫力の一篇。

『脱獄者』写真

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7月12日(日) 〜18日(土)

脱獄者

1967年(S42)/大映東京/白黒/88分

■監督:池広一夫/脚本:高岩肇/撮影:上原明/音楽:渡辺岳夫
■出演:丹波哲郎、藤巻潤、待田京介、金子信雄、加藤嘉

無実の罪で投獄された敏腕刑事が、悪に落ちこんでいく弟を止めるため決死の脱獄を試みる――。鬼警部の兄とヤクザの弟。七年ぶりの再会を果たしたときから、宿命の対決が開始される。

『点と線』写真

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7月15日(水) 〜18日(土)

点と線ニュープリント

1958年(S33)/東映東京/カラー/85分

■監督:小林恒夫/脚本:井手雅人/原作:松本清張
■出演:南廣、加藤嘉、高峰三枝子、山形勲、志村喬、堀雄二

九州で発見された男女の心中死体――。違和感を抱いた老刑事は、本庁の若き刑事とともに事件の謎を追う。精緻なトリックと、息をのむアリバイ崩し。松本清張の大ベストセラーを映画化した刑事ドラマの傑作。