11月20日(日)〜26日(土)

檻の中の野郎たち

1959年(S34)/東宝/白黒/67分

『檻の中の野郎たち』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:川崎徹広/脚本:関沢新一/撮影:小泉一/美術:阿久根巌/音楽:中村八大
■出演:ミッキー・カーチス、山下敬二郎、守屋浩、柳家金語楼、佐藤允、野口ふみえ、左卜全、笹るみ子、寺本圭一、坂本九、水原弘

少年院を脱走した悪ガキ三人は、偶然拾ったギターのせいで国際諜報団に追われるハメに。ロカビリーブームの最中、人気歌手総動員でつくられたハチャメチャな青春喜劇。デビュー直後のザ・ピーナッツは歌謡コンテストのゲスト役。

11月27日(日)〜12月3日(土)

爆笑水戸黄門漫遊記

1959年(S34)/東宝/カラー/91分

『爆笑水戸黄門漫遊記』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:斎藤寅次郎/脚本:中田竜雄/撮影:飯村正/美術:北猛夫/音楽:広瀬健次郎
■出演:柳家金語楼、佐原健二、夏木陽介、佐藤允、中田康子、南道郎、柳沢真一、由利徹、八波むと志、南利明、有島一郎、徳川夢声

斎藤寅次郎監督、戦前の大ヒット作『水戸黄門漫遊記』(38)のセルフリメイク。二組の偽黄門様ご一行がドタバタ旅を繰り広げ、ついに本物と鉢合わせ──。昭和の喜劇人が勢揃いの豪華キャスト、笑いあり歌ありの楽しい一篇。

12月4日(日)〜11日(日)

可愛い花

1959年(S34)/日活/白黒/50分

『可愛い花』写真

©日活

■監督:井田探/脚本:高橋二三/撮影:柿田勇/美術:西亥一郎/音楽:中村八大
■出演:岡田真澄、白木マリ、平尾昌章、藤村有弘、堀恭子、相馬千恵子、深見泰三、松下達夫、伊藤寿章、神戸瓢介、玉村駿太郎

幼い頃離れ離れになった双子の姉妹が再会し、デュエットコンビとして華々しく世に出ていく。ザ・ピーナッツの二人が本格的に映画出演。「チャッキリ・チャ・チャ・チャ」「可愛い花」など息のぴったりあった歌声を聞かせてくれる。

12月4日(日)〜11日(日)

情熱の花

1960年(S35)/日活/白黒/50分

『情熱の花』写真

©日活

■監督・脚本:堀池清/脚本:勝目貴久/撮影:柿田勇/美術:柳生一夫/音楽:河辺公一、宮川泰
■出演:稲垣美穂子、沢本忠雄、亀山靖博、木浦佑三、木下雅弘、雪丘恵介、三崎千恵子、松下達夫、上野山功一

非行少年たちに暖かい手をさしのべて、音楽の力で癒し支える婦人警官の愛情物語。ザ・ピーナッツは本人役で、ヒロインの旧知の双子姉妹という設定。劇中では「悲しき16才」「心の窓にともし灯を」「情熱の花」を披露。

12月12日(月)〜18日(日)

お夏捕物帖 通り魔

1960年(S35)/松竹京都/カラー/84分

『お夏捕物帖 通り魔』写真

©1960 松竹株式会社

■監督:萩原遼/脚本:小国英雄/撮影:倉持友一/美術:加藤喜昭/音楽:加藤三雄
■出演:瑳峨三智子、田村高廣、花菱アチャコ、北上弥太朗、山田五十鈴、安井昌二、河津清三郎、宇治みさ子、天津七三郎、川口京子

粋でおきゃんで器量よし!江戸で評判の捕物小町・瑳峨三智子姐さんが、得意の推理で美女の黒髪ばかりを狙う“通り魔”に挑戦する──。松竹京都「お夏捕物帖」の第二弾。ザ・ピーナッツがゲスト出演で華を添える。

12月19日(月)〜25日(日)

腰抜け女兵(ニュイピン)騒動

1961年(S36)/東京映画/白黒/81分

『腰抜け女兵(ニュイピン)騒動』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:佐伯幸三/原作:有吉光也/脚本:目黒専吉/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:真鍋理一郎
■出演:ハナ肇、渥美清、桂小金治、北あけみ、春川ますみ、安達国晴、植木等、谷啓、犬塚弘、安田伸、桜井センリ

舞台は第二次世界大戦末期の中国戦線。ハナ肇、渥美清、桂小金治の落ちこぼれ二等兵トリオが敵陣の女兵部隊に入りこんで……という戦争コメディ。ザ・ピーナッツやクレージーキャッツの歌と演奏も楽しめる。

12月26日(月)〜30日(金)、1月2日(月)・3日(火)

飛び出した女大名

1961年(S36)/大映京都/カラー/84分

『飛び出した女大名』写真

©KADOKAWA 1961

■監督:安田公義/脚本:松村正温/撮影:牧田行正/美術:加藤茂/音楽:中村八大
■出演:勝新太郎、中田康子、水原弘、トリオこいさんず、大川修、嵐冠十郎、武智豊子、浦辺粂子、嵐三右衛門、見明凡太朗

退屈しのぎに江戸屋敷を抜けだしたワガママお姫様とその家臣が巷で巻き起こす大騒動。奇想天外な物語を華やかな歌と音楽にのせて描きだしたミュージカル風時代劇。中村八大書き下ろしナンバーの数々も必聴。

1月4日(水)〜13日(金)

モスラニュープリント

1961年(S36)/東宝/カラー/101分

『モスラ』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:本多猪四郎/特技監督:円谷英二/原作:中村真一郎、福永武彦、堀田善衛/脚本:関沢新一/撮影:小泉一/音楽:古関裕而
■出演:フランキー堺、小泉博、香川京子、ジェリー伊藤、上原謙、志村喬

南海の孤島より掠奪された小美人を求めて、巨卵から大蛾へ驚異の変化を遂げ、全世界に猛威を振るうモスラ──。ザ・ピーナッツの愛らしいキャラクターが見事にいかされたファンタジックな怪獣映画。主題歌も大ヒット。

1月14日(土)〜21日(土)

私と私

1962年(S37)/東宝/カラー/91分

『私と私』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:杉江敏男/原作:中野実/脚本:笠原良三/撮影:完倉泰一/美術:阿久根巌/音楽:中村八大
■出演:宝田明、有島一郎、淡路恵子、ハナ肇、植木等、田辺靖雄、西条康彦、沢村いき雄、北川町子、伊藤久哉

生き別れの双子姉妹が出会って「ザ・ピーナッツ」の名でデビュー、たちまち人気歌手に……!というスタア誕生の物語。ナベプロ所属の面々が彩りを添え、ヒットナンバーもふんだんに織りこまれた華やかなアイドル映画。

1月22日(日)〜28日(土)

若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん

1963年(S38)/宝塚映画/カラー/92分

『若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:佐伯幸三/原作:茂木草介/脚本:井手俊郎/撮影:梁井潤/美術:加藤雅俊/音楽:宮川泰
■出演:園井啓介、中尾ミエ、園まり、伊東ゆかり、田辺靖雄、谷啓、浜美枝、乙羽信子、島崎雪子、上原謙

祇園の舞妓と人気歌手。瓜ふたつの双子姉妹が、やむを得ない事情で替え玉作戦を実行することに──。ザ・ピーナッツがだらりの帯にぽっくり姿で大活躍!ゴージャスな舞台シーンと数々の挿入歌がみどころ、ききどころ。

1月29日(日)〜2月4日(土)

モスラ対ゴジラ

1964年(S39)/東宝/カラー/88分

『モスラ対ゴジラ』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:本多猪四郎/特技監督:円谷英二/脚本:関沢新一/撮影:小泉一/美術:北猛夫/音楽:伊福部昭
■出演:宝田明、星由里子、小泉博、藤木悠、佐原健二、田島義文、沢村いき雄、小杉義男、藤田進、田崎潤

嵐によって巨大な卵が日本に漂着。これを発端に、善の守護神モスラと破壊獣ゴジラ、二大怪獣の壮絶な闘いが繰り広げられる──。『モスラ』にひき続きザ・ピーナッツが小美人役、美しいハーモニーで再び観客を魅了する。

2月5日(日)〜11日(土)

三大怪獣 地球最大の決戦

1964年(S39)/東宝/カラー/93分

『三大怪獣 地球最大の決戦』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:本多猪四郎/特技監督:円谷英二/脚本:関沢新一/撮影:小泉一/美術:北猛夫/音楽:伊福部昭
■出演:夏木陽介、星由里子、若林映子、小泉博、志村喬、伊藤久哉、平田昭彦、佐原健二、天本英世

東宝怪獣映画のなかでも高い人気を誇るキングギドラが初お目見え!この兇悪にして華麗な宇宙怪獣を迎え撃つため、ゴジラ、モスラ、ラドンが共闘する──。ザ・ピーナッツの小美人が怪獣語を同時通訳するという名場面も。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 ※水曜サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • チケットは当日10時15分より販売致します。定員48名。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品によって画面、音声が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承下さい。

※12月31日(土)、1月1日(日)は休館いたします。

トップ写真: 『若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん』1963年/佐伯幸三 ©TOHO LO.,LTD.