2月28日(日)〜3月6日(土)
夏目漱石の三四郎
1955年(S30)/東宝/白黒/81分
■監督:中川信夫/脚本:八田尚之/原作:夏目漱石/撮影:玉井正夫/音楽:斎藤一郎/美術:北猛夫、清水喜代志 ■出演:山田真二、笠智衆、土屋嘉男、岩崎加根子、江原達怡、金子信雄、村上冬樹
上京したての大学生・三四郎が過ごす、新しい出会いに満ちた日々と淡い恋──。青春期に誰しもが持つ不安と期待をみずみずしく描き出す。三四郎を惑わす美禰子を演じた八千草薫がなんとも爽やか。
2010年2月28日(日)〜4月24日(土) ラピュタ阿佐ケ谷
モーニングショー 朝10時30分より1回のみ上映
3月21日(日)より上映の『蝶々夫人』(1955年/カルミネ・ガローネ監督)はタイトルクレジット前の冒頭約10分が欠落しております。また、画面の傷や汚れが多くみられます。
お客様にはたいへんご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
※本作品の料金を下記の通り変更いたします。
一般/1,000円 シニア・学生/800円 会員/600円 水曜サービスデー/一般800円
2月28日(日)〜3月6日(土)
1955年(S30)/東宝/白黒/81分
■監督:中川信夫/脚本:八田尚之/原作:夏目漱石/撮影:玉井正夫/音楽:斎藤一郎/美術:北猛夫、清水喜代志 ■出演:山田真二、笠智衆、土屋嘉男、岩崎加根子、江原達怡、金子信雄、村上冬樹
上京したての大学生・三四郎が過ごす、新しい出会いに満ちた日々と淡い恋──。青春期に誰しもが持つ不安と期待をみずみずしく描き出す。三四郎を惑わす美禰子を演じた八千草薫がなんとも爽やか。
3月7日(日)〜13日(土)
1956年(S31)/東宝/白黒/83分
■監督:千葉泰樹/脚本:笠原良三/撮影:中井朝一/音楽:松井八郎/美術:河東安英 ■出演:森繁久彌、越路吹雪、小林桂樹、三好栄子、司葉子、藤間紫、三木のり平
婿探しのため上京してきた姪の未知子。社会勉強をかねての芸者遊びから次々と騒動が巻き起こる。はつらつとした八千草薫に加え、森繁×三木の巧みなドジョウすくいもみどころ。
3月14日(日)〜20日(土)
1956年(S31)/東宝/白黒/101分
■監督・脚本:鈴木英夫/脚本:沢村勉/原作:山田照子/撮影:安本淳/音楽:高木東六/美術:阿久根巌 ■出演:鶴田浩二、小林桂樹、笠智衆、夏川静江、石原忠、加東大介、田島義文
太平洋戦争末期、死んでいく身で彼女を拘束したくないという敏郎に一日でもよいから妻にと泣く照子。 簡素な式を挙げ、いつくしむように時をともにするが──。戦争に引き裂かれる悲劇の愛を描く。
3月21日(日)〜27日(土)
1955年(S30)/東宝、リッツォ−リ・フィルム、ガローネ・プロ/カラー/115分 ※日本語字幕
■監督・脚本:カルミネ・ガローネ/脚本:森岩雄/撮影:クロード・ルノアール/美術:マリオ・ガルブリア、三林亮太郎 ■出演:ニコラ・フィラクリディ、田中路子、フェルディナンド・リドンニ、中村哲
プッチーニのオペラを映画化。イタリアでの撮影のため、日本の俳優、スタッフ陣も渡欧した。蝶々夫人役の八千草薫が文句なしに可憐で麗しく、現地に再現された日本庭園のセットも素晴らしい。
3月28日(日)〜4月3日(土)
1957年(S32)/東宝/白黒/133分
■監督:豊田四郎/脚本:八住利雄/原作:川端康成/撮影:安本淳/音楽:團伊玖磨/美術:伊藤熹朔、園真 ■出演:池部良、岸恵子、久保明、三好栄子、浪花千栄子、加東大介、森繁久彌
川端康成の名作を映画化。年に一度の逢瀬を重ねる芸者の駒子と画家の島村。その二人を見守る駒子の義妹、葉子を演じる。降りしきる雪のなか、二人の悲恋に小妖精のような八千草薫が彩りを添える。
4月4日(日)〜10日(土)
1958年(S33)/東宝/白黒/101分
■監督:青柳信雄/脚本:竹井諒、蓮池義雄/原作:宇野信夫/撮影:鈴木斌/音楽:神津善行/美術:北猛夫 ■出演:柳家金語楼、小泉博、榎本健一、古川緑波、徳川夢声、ミヤコ蝶々、トニ−谷
お祭り騒ぎが大好きな大工の親方と父思いの娘の人情喜劇。八千草薫扮する一人娘のお蝶が大家の息子に見初められるが──。喜劇役者が勢揃いの豪華なキャスト陣にも注目したい。
4月11日(日)〜17日(土)
1960年(S35)/東宝/カラー/92分
■監督:本多猪四郎/脚本:木村武/特技監督:円谷英二/撮影:小泉一 音楽:宮内國郎/美術:清水喜代志 ■出演:三橋達也、土屋嘉男、佐多契子、田島義文、三島耕、小杉義男、左卜全
人体実験の失敗によってガス人間となってしまった男。愛する日本舞踊の家元のため、次々と犯罪を重ねていくが──。円谷英二の特撮技術はみごとで、ガス人間となった男の悲哀がみるものの胸をうつ。
4月18日(日)〜24日(土)
1956年(S31)/東宝/白黒/96分
■監督:谷口千吉/脚本:八住利雄/原作:谷崎潤一郎/撮影:飯村正/音楽:團伊玖磨/美術:北猛夫、阿久根巌 ■出演:池部良、小堀明男、杉山昌三九、山田巳之助、笈川武夫、浪花千栄子、藤原釜足
谷崎潤一郎の原作を映画化。戦乱の室町時代末期、遊女・陽炎をめぐり、大名や謎の男・海竜王が戦いを繰り広げる。伝奇や史実をもとにした幻想的な物語に八千草薫の陽炎が美しく映える。
一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜日サービスデー/1,000円均一