『柳生武芸帳』写真

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1月2日(火)〜8日(月) 10:30

柳生武芸帳

1961年(S36)/ニュー東映京都/白黒/82分

■監督:井沢雅彦/原作:五味康祐/脚本:結束信二、高田宏治/撮影:杉田正二/美術:大門恒夫/音楽:阿部皓哉
■出演:近衛十四郎、里見浩太郎、山城新伍、品川隆二、花園ひろみ、伊吹友木子、堺駿二、阿部九州男

徳川三代将軍家御指南役、天下お止め流として名高い柳生家に伝えられる「柳生武芸帳」水月、浮舟の二巻──。これをめぐって因縁ある武芸者たちが暗躍する。五味康祐の同名傑作小説を、近衛十四郎の柳生十兵衛というハマリ役で映画化したシリーズ第一作。

『柳生武芸帳 夜ざくら秘剣』写真

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1月9日(火)〜15日(月) 10:30

柳生武芸帳 夜ざくら秘剣

1961年(S36)/東映京都/白黒/82分

■監督:井沢雅彦/原作:五味康祐/脚本:結束信二/撮影:杉田正二/美術:大門恒夫/音楽:阿部皓哉
■出演:近衛十四郎、里見浩太郎、山城新伍、品川隆二、花園ひろみ、藤田佳子、堺駿二、渡辺篤、阿部九州男

「柳生武芸帳」浮舟の巻盗まれる!さらに偽十兵衛が江戸の町に現れ罪なき人々を殺し始めた──。『柳生武芸帳』とほぼ同じスタッフ・キャストでつくられた第二作では、われらが十兵衛が柳生家失脚を謀る大老らの野望を打ち砕く。必殺!逆手二刀流も炸裂。

『柳生一番勝負 無頼の谷』写真

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1月16日(火)〜22日(月) 10:30

柳生一番勝負 無頼の谷

1961年(S36)/東映京都/白黒/86分

■監督:松村昌治/脚本:永江勇、関伊志雄/撮影:脇武夫/美術:白根徳重/音楽:阿部皓哉
■出演:近衛十四郎、里見浩太郎、山城新伍、久保菜穂子、中里阿津子、徳大寺伸、伊沢一郎、富田仲次郎、戸上城太郎

旅の途上。久々に再会した弟子の窮地を救うため、十兵衛(本作より隻眼)は豪族兄弟と対決、町の悪を一掃する──。第三作は五味康祐の原作を離れたオリジナルで西部劇調。大渓谷を背景に数百の騎馬隊、鉄砲その他を駆使したスペクタクル・シーンが続出する。

『柳生武芸帳 独眼一刀流』写真

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1月23日(火)〜29日(月) 10:30

柳生武芸帳 独眼一刀流

1962年(S37)/東映京都/白黒/86分

■監督:松村昌治/原作:五味康祐/脚本:高橋稔/撮影:脇武夫/美術:富田次郎/音楽:阿部皓哉
■出演:近衛十四郎、松方弘樹、東千代之介、宮園純子、品川隆二、安井昌二、花房錦一、宇佐美淳也、山形勲

将軍家御指南役の座を狙う疋田陰流・山田浮月斎一味、さらに柳生に恨みをもつ若き忍者・霞千四郎も現れて、「柳生武芸帳」をめぐる攻防戦の火蓋が切って落とされる──。第四作のみどころは何といっても近衛十四郎、松方弘樹の本格的親子共演。

『柳生武芸帳 片目の十兵衛』写真

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1月30日(火)〜2月5日(月) 10:30

柳生武芸帳 片目の十兵衛

1963年(S38)/東映京都/白黒/84分

■監督:内出好吉/原作:五味康祐/脚本:高田宏治/撮影:脇武夫/美術:大門恒夫/音楽:阿部皓哉
■出演:近衛十四郎、松方弘樹、北原しげみ、新井茂子、品川隆二、山城新伍、佐藤慶、沢村訥升、山形勲

「柳生武芸帳」の秘密を嗅ぎつけた幕府若年寄の策謀により、柳生家とその縁つづきの松平伊豆守は危地に陥る。十兵衛はこれを打開するための生き証人を探し歩くが、宿敵・疋田陰流、謎の刺客団らが次々と襲いかかる。前作に続いて松方弘樹が霞の千四郎役で出演。

『柳生武芸帳 片目水月の剣』写真

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2月6日(火)〜12日(月) 10:30

柳生武芸帳 片目水月の剣

1963年(S38)/東映京都/白黒/84分

■監督:長谷川安人/原作:五味康祐/脚本:高田宏治/撮影:松井鴻/美術:鈴木孝俊/音楽:阿部皓哉
■出演:近衛十四郎、松方弘樹、大木実、櫻町弘子、西崎みち子、佐藤慶、香川良介、北竜二、永田靖

幕府転覆を狙う反逆者、阿蘇の豪族・有馬隼人正の手に「柳生武芸帳」が。十兵衛は事を未然に防ぐべく九州に乗りこむ──。草千里を舞台にした騎馬による立ち回りが圧巻の第六作。七、八作と回を増すごとに集団抗争時代劇の様相が濃くなっていく。

『柳生武芸帳 剣豪乱れ雲』写真

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2月13日(火)〜19日(月) 10:30

柳生武芸帳 剣豪乱れ雲

1963年(S38)/東映京都/白黒/84分

■監督:内出好吉/原作:五味康祐/脚本:高田宏治/撮影:三木滋人/美術:白根徳重/音楽:只野通泰
■出演:近衛十四郎、松方弘樹、藤純子、戸上城太郎、徳大寺伸、永田靖、北竜二、佐々木孝丸、山形勲

「柳生武芸帳」の秘密を盾にとり、柳生一門、そして幕閣に挑戦せんとする反徳川派青年公卿が登場。果ては柳生新陰に恨みを抱く山田浮月斎との因縁の対決も──。十兵衛が初めてみせる秘剣無刀取りを中心に、剣豪剣客たちの凄まじい剣がとびかう第七作。

『柳生武芸帳 片目の忍者』写真

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2月20日(火)〜26日(月) 10:30

柳生武芸帳 片目の忍者

1963年(S38)/東映京都/白黒/86分 ※終盤、画と音声にズレがみられます。あらかじめご了承ください。

■監督:松村昌治/原作:五味康祐/脚本:高田宏治/撮影:藤井静/美術:吉村晟/音楽:阿部皓哉
■出演:近衛十四郎、松方弘樹、東千代之介、藤純子、御影京子、林真一郎、徳大寺伸、北竜二、二本柳寛

幕府がエスパニアから輸入した新式銃二千五百挺が強奪された。紀州藩城代家老一派の犯行だと知った十兵衛は、「柳生武芸帳」忍の巻をもとに全国から精鋭を集めて紀州に向かう──。これが柳生魂だッ!難攻不落の砦に喰らいつく忍者集団!シリーズ屈指の大血戦。

『十兵衛暗殺剣』写真

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2月27日(火)〜3月4日(月) 10:30

十兵衛暗殺剣

1964年(S39)/東映京都/白黒/86分

■監督:倉田準二/原作:紙屋五平/脚本:高田宏治/撮影:わし尾元也/美術:吉村晟/音楽:鏑木創
■出演:近衛十四郎、大友柳太朗、宗方奈美、岡田千代、河原崎長一郎、林真一郎、香川良介、北竜二、神戸瓢介

シリーズ最終作にして最高傑作。新陰流正統を主張し柳生に挑む男・幕屋大休との死闘が描かれる。琵琶湖竹生島を舞台に、湖賊も加わる水中戦が斬新。門弟たちを次々と斬られ、一人生き残った十兵衛に勝ち目は?二大剣豪スタアの壮絶な殺陣はみごたえたっぷり。

■料金(当日)

一般…1,400円/ シニア・学生…1,200円/ 会員…1,000円
※水曜サービスデー…1,200円均一

■インフォメーション

  • 各回定員入れ替え制
  • 午前10時より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
  • 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

トップ写真: 『柳生武芸帳 片目水月の剣』(1963年/長谷川安人)©東映