【トークイベント】※9月8日追加決定!

  • 7月28日(土) 20:20『自動車泥棒』上映後 ゲスト:真理アンヌさん
  • 8月11日(土) 20:30『不良番長 手八丁口八丁』上映後 ゲスト:内藤誠監督
  • 9月 8日(土) 21:00『不良番長 骨までしゃぶれ』上映後 
    ゲスト:鈴木ヤスシさん、吉田達さん(プロデューサー)
  • 9月15日(土) 20:30『戦争の犬たち』上映後 ゲスト:飯島洋一さん、成田裕介監督

※下記のトークイベント開催日は上映開始時間を変更いたします。
7月28日(土)は20:20スタート、8月11日(土)&9月15日(土)は20:30スタートです。

【関連イベント】

「帰ってきた不良番長まつり〜40年めのカポネ団再結成式」

2012年8月25日(土) OPEN 16:30/START 17:00

会場:ザムザ阿佐谷(ラピュタビルB1)

破壊的なギャグとアクションで東映映画のスクリーン狭しと暴れまわった『不良番長』シリーズの終了から40年。アパッチこと安岡力也を追悼して、キャスト・スタッフが大集結。最初で最後の『不良番長』イベント、ここに開催。伝説を見逃すな!

ゲスト:梅宮辰夫さん、谷隼人さん、鈴木ヤスシさん(俳優)、宮園純子さん、真理アンヌさん、フラワー・メグさん(女優)、伊達弘さん(俳優)吉田達さん(プロデューサー)、内藤誠監督、松本功さん(脚本家)、瀬戸恒雄さん(石井輝男プロダクション代表)ほか

※予定しておりました大信田礼子さんは諸事情により出演できなくなりました。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

〈料金〉予約3,000円 当日3,500円 〈お問合せ〉ザムザ阿佐谷 03-5327-7640

『自動車泥棒』写真

(c)東宝

7月28日(土)〜8月3日(金)

自動車泥棒

1964年(S39)/東宝/パートカラー/99分

■監督・脚本:和田嘉訓/撮影:福沢康道/美術:北猛夫/音楽:武満徹
■出演:デビィ・シェス(真理アンヌ)、フランツ・フリーデル、上岡肇(ケン・サンダース)、城アキラ(ジョー山中)、寺田農、武智豊子、上田吉二郎

施設で暮らす混血の孤児たちは、盗んだ部品で組み立てた自動車で日本脱出を企てるが──。斬新な演出と異色の新人キャスト、そして武満徹のリズミカルかつリリカルな音楽で描いた和田嘉訓監督の第1作。ワイルドに吠え、笑い、怒り、踊る力也、17歳の鮮烈なデビュー作。
※7月28日(土)は20:20スタート。

『不良番長 やらずぶったくり』写真

(c)東映

8月4日(土)〜10日(金)

不良番長 やらずぶったくり

1971年(S46)/東映東京/カラー/89分

■監督:野田幸男/脚本:山本英明、松本功/撮影:稲田喜一/美術:江野慎一/音楽:八木正生
■出演:梅宮辰夫、渡瀬恒彦、一の瀬レナ、潮健児、渡辺やよい、正司敏江・玲児、三原葉子、岡八郎、南利明、八名信夫、天津敏、菅原文太

房総の漁師町に流れ着いたおなじみカポネ団の面々は、暴力団と手を組んだ水産会社の陰謀に立ち向かう。公害問題を絡めた(?)シリーズ第11作。夏の海を舞台に、無意味に過剰なお色気と東西喜劇人のコテコテのギャグ、そして活動写真の限界に挑戦した大アクション!

『不良番長 手八丁口八丁』写真

(c)東映

8月11日(土)〜17日(金)

不良番長 手八丁口八丁

1971年(S46)/東映東京/カラー/87分

■監督:内藤誠/脚本:松本功、山本英明/撮影:山沢義一/美術:北川弘/音楽:玉木宏樹
■出演:梅宮辰夫、フラワー・メグ、大原麗子、鈴木やすし、地井武男、ピーター、由利徹、玉川良一、浜かおる、松井康子、待田京介

上州国定村で地上げに手を貸したカポネ団が政財界と癒着する暴力団に殴り込み。大正生まれの元祖番長・由利徹や火星人のピーターらも飛び込んでの大混戦が展開する第12作。白いビキニで踊るズベ公のフラワー・メグ、父の仇討ちをする美女・大原麗子が魅力的。「40過ぎても番長だ!」。
※8月11日(土)は20:30スタート。

『不良番長 突撃一番』写真

(c)東映

8月18日(土)〜24日(金)

不良番長 突撃一番

1971年(S46)/東映東京/カラー/89分

■監督:野田幸男/脚本:山本英明、松本功/撮影:稲田喜一/美術:藤田博/音楽:八木正生
■出演:梅宮辰夫、渡瀬恒彦、小林千枝、鈴木やすし、地井武男、潮健児、夏純子、佐山俊二、関山耕司、安部徹、藤原釜足

カポネ団の一行は四国高松に流れるが、宿敵・挺身会の拳銃密造の企みを知って粉砕する。ブルーフィルム撮影のコント、キャバレーで歌い踊る「ウッシッシ節」、そしてバイクで料亭に飛び込むクライマックスのド派手なアクションと、これでもかと見どころをつめ込んだ第13作。

『不良番長 のら犬機動隊』写真

(c)東映

8月25日(土)〜31日(金)

不良番長 のら犬機動隊

1972年(S47)/東映東京/カラー/87分

■監督:野田幸男/脚本:松本功、山本英明/撮影:稲田喜一/美術:藤田博/音楽:八木正生
■出演:梅宮辰夫、藤竜也、峰岸隆之介(峰岸徹)、山城新伍、池玲子、八並映子、誠直也、植田峻、今井健二、内田良平

麻薬を製造する製薬会社と暴力団を首尾よく強請ったカポネ団だったが、報復に遭って次々に殺されてゆく──。シリーズ初期に戻ってシリアスに迫った異色の第14作。山城新伍もおふざけを封印するなか、藤竜也と安岡力也は『野良猫ロック』のテイスト。シリーズ屈指の豪華悪役陣にも注目。

『不良番長 一網打尽』写真

(c)東映

9月1日(土)〜7日(金)

不良番長 一網打尽

1972年(S47)/東映東京/カラー/88分

■監督:野田幸男/脚本:松本功、山本英明/撮影:山沢義一/美術:北川弘/音楽:八木正生
■出演:梅宮辰夫、藤竜也、ひし美ゆり子、真理アンヌ、鈴木やすし、誠直也、久保浩、岡崎徹、由利徹、福富太郎、室田日出男、八名信夫、渡瀬恒彦

ムショ帰りの神坂(梅宮)はアパッチ(安岡)ら愚連隊と手を組んで大東共友会に挑む。前作の反動か、お笑い路線に戻ってのシリーズ第15作はヒロインに「Wアンヌ」を迎えた佳作。野田幸男監督得意の豪快なアクションの末に迎えた、ふざけにふざけたラストに開いた口がふさがらない。

『不良番長 骨までしゃぶれ』写真

(c)東映

9月8日(土)〜14日(金)

不良番長 骨までしゃぶれ

1972年(S47)/東映東京/カラー/88分

■監督:野田幸男/脚本:松本功、山本英明/撮影:山沢義一/美術:藤田博/音楽:八木正生
■出演:梅宮辰夫、ひし美ゆり子、鈴木やすし、久保浩、太田美鈴、藤山律子、ベラ・シムス、大泉滉、丹下キヨ子、渡辺文雄、藤竜也

熊本にロケーションを敢行ならぬ観光したシリーズ最終作の第16作。カラフルな衣裳に身を包んだ番長戦隊のダイヤ争奪戦がゆる〜く展開。峰不二子チックな謎の美女・太田美鈴、槍術の達人・ひし美ゆり子のヒロインに加え、由利徹が期待を裏切らないコメディリリーフぶり。VIVA! 番長!!

『戦争の犬たち』写真

9月15日(土)〜21日(金)

戦争の犬たち

1980年(S55)/アサルトプロダクション/カラー/93分

■監督・脚本:土方鉄人/撮影:伊東英男/美術:鈴木文男/音楽:泉谷しげる
■出演:飯島洋一、清水宏、港雄一、たこ八郎、堀礼文、泉谷しげる、立川談とん(快楽亭ブラック)梅津栄、草薙幸二郎、佐藤慶、青木義朗

東南アジア某国に囚われた日本人科学者の救出のため、ボンクラどもをかき集めたにわか仕込みの傭兵部隊が厳しい戦闘訓練の末に死地に赴く。数千万円の巨費を投じ、35ミリで撮影された戦闘場面は自主映画のスケールを超えた大迫力。力也の文字どおりの力演をみよ。
※9月15日(土)は20:30スタート。

『嗚呼!おんなたち 猥歌』写真

(c)日活

9月22日(土)〜28日(金)

嗚呼!おんなたち 猥歌

1981年(S56)/にっかつ/カラー/83分

■監督・脚本:神代辰巳/脚本:荒井晴彦/撮影:山崎善弘/美術:渡辺平八郎
■出演:内田裕也、角ゆり子、中村れい子、太田あや子、絵沢萠子、珠瑠美、高橋明、黒田征太郎、石橋蓮司、アナーキー

売れない中年ロックシンガーと彼を取り巻く女たちの愛と性の日々を描いた傑作。神代監督特有のぐにゃぐにゃした軟骨文体と内田裕也の色気、女優たちの存在感が強烈な印象を残す。主人公の内田裕也に罵倒されながらもついてゆくマネジャー役の力也のたたずまいが忘れがたい。

text by 磯田勉

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜日サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • 午前10時15分より当日全回分の整理番号付き入場券を発売いたします。定員48名。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

※トークイベント開催日は上映開始時間を変更いたします。
7月28日(土)は20:20スタート、8月11日(土)&9月15日(土)は20:30スタートです。