アート・アニメーションのちいさな学校

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はじめに

製作風景

ラピュタアニメ−ションフェスティバル2008のオープニングアニメーション製作風景。
真賀里さんの指導のもと、アニメイトする生徒たち。(2008.1.5)

アートアニメーションの学校、この名称そのものが既に矛盾をふくんでいる。
しかしそれを承知の上で命名したのがこの学校です。

最近美術系の学生さん達の作品や、コンペティションに応募された作品をみる機会が多くあります。当然の事乍ら、力作だったり力不足だったりです。しかし総じていえる事は、表現したい事の曖昧さと伝える事の不確かさです。

生来の天才も何等かのさぐり方で、みて感じて自分を表現する方法を身につけています。又、どこかで学ぶ事で隠れていたものが芽を出し、伸びていく人もいる筈です。

アートアニメーションの定義は非常に曖昧なまま認知されてきていますが、作者は必ず伝えたい事があっての映像化であり自分の個性を発揮しての作品づくりだと思います。

しかし、もう少し伝えたい事が明確にされ、伝える為の「技」がもう少し加わると、もう少し個性がだせてみる人に伝わるのにと思うことが多く、それを手伝う集団があってもいいのではと思っていました。

その様なポジションにこの学校はあります。
この視点を大切にして生徒達を見守っていきたいと思っています。

(先生長・真賀里文子 2007年12月)