山本さくらパントマイム第47回公演『漂うもののように』
私は自分がガラスの多面体の中にいて漂っているように感じることがある。 そしてその中で眠り、 目覚め、 食べ、 遊び、 笑う。 ガラスのドアを開け、誰かの人生を演じ、演じ終えるとまたドアを開け、ガラスの中に戻り眠る。 そしてまた、ドアを開ける…そうして生きてきた。
小川のせせらぎを楽しみ、 濁流に飲み込まれながらも、 沈まず流れてきた多面体の中で、 いま海にあり、漂う。 アンデルセンの「絵のない絵本」の、月がみた様々な人の暮らしを画家に語って聞かせるように、 ガラスの中からみた物語を語ってみよう。
【作・演出・出演】山本さくら 【ヴァイオリン弾き語り】みほこん
【照明】葛生英之 【音響】山下麻里子 【舞台監督】八木清市 【演出協力】千葉隆昭 【衣装】アトリエ静 【美術宣伝】おがたさよ 【舞台撮影】アサイミナ 【制作】IKAW
【日時(タイムテーブル)】 2017年7月5日(水) 15:00−/19:30− ※受付開始・開場は開演の30分前
【チケット】 前売 3,500円 当日 4,000円 (全席自由) ※チケット予約開始:5月24日より
【チケット申し込み・お問い合わせ】 mimesakura77@gmail.com 090-6190-6899(IKAW)
【プロフィール】 山本さくら(作・演出・出演) 京丹後市生まれ。86年パントマイムを始める。清水きよし氏に師事。89年ソロ公演「ガラスのシンフォニー」上演。以後年1回のペースで公演活動を行う。99年より「フォーシズンズライブ」を、5年間に22回上演。05年フランス・アヴィニヨン国際演劇祭参加、「水」上演、好評を得る。09年開始の「さくらさろん」は継続中。10年より年1回公演。16年「脳内散歩」上演。関西でも毎年ライブを行う。マイムクラス・スチレッチクラス主催、市民講座講師、幼稚園、小学校、中学校、高校などで公演を行う。子供向け公演好評上演中。
みほこん(ヴァイオリン弾き語り) 4才、ヴァイオリンを始め、阪神大震災、中越地震の被災地、路上生活者支援の活動や、沖縄のおばあとの出会いから自作曲が生まれ、CD『山にかえれば』『派遣切りキリキリマイ』を発表。2006年山本さくらと共演、以後中川五郎、さこ大介などと共演し、現在都内でライブ活動中。
Last Update : 2017/05/19
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