緊縛×インプロワークショップ『日常を越えた信頼』

インプロとはimprovisation(インプロヴィゼーション)の略。日本語では「即興」という意味です。
芸術分野における表現手法のひとつで、台本を用いず、その場で物語やシーンを創作していくエンターテイメントです。
今回は、初の試み!
緊縛×インプロ ワークショップの開催です。

講師は、世界を忍び翔けるインプロバイザー 忍翔(おしょう)と、映画『花と蛇』など数多くの作品で緊縛を担当している世界的緊縛師、有末剛。
縛ること、縛られること、関わること。
その関係性は、瞬間に何を生むのか。
ぜひ体験し、目撃してください。

より良質なワークを提供するために少人数開催となります。
ぜひお早目にお申し込みくださいませ。
そして、見学参加も歓迎です!
インプロの楽しさをぜひ目撃してください。

【緊縛】有末剛
【インプロバイザー】忍翔

【日時(タイムテーブル)】
2019年4月14日(日)
17:00〜20:00(30分前開場)
20:00〜 ワーク内容のシェアリングと、希望者に体験緊縛

【チケット】
参加:4,000円
見学:2,000円(写真撮影はご遠慮ください)
体験緊縛:2,000円
※すべて当日会場でのご精算となります。

【ご予約・お問合わせ】
Mail: yoshinotsubomi@gmail.com
まで、お名前、人数をお知らせください。
見学参加の方は、見学希望とご明記ください。

コメント:【講師より】
〜緊縛×インプロ コラボワークショップ「日常を超えた信頼」〜

「緊縛とは、抱き締める事である」
「縛られることで、安心を得て、心が自由になる」

これらは、以前僕がビジネスマン向けの緊縛ワークショップに参加した時、講師の方から聞いた言葉達です。
そして実際に体験することで、この言葉達は僕の中に強く刻まれることになりました。

そんな革新的な体験と言葉を与えてくださったのが、今回一緒に講師を務める、有末剛さんです。

今回のワークショップは「いつか一緒にコラボワークショップをしたい!」という僕の願いが形になったものです。
この企画が決定して以降、何度か有末さんとお話をさせて頂いたのですが、
話せば話すほど、インプロないし演劇と、緊縛との繋がりを感じるようになっていったのです。

僕はその繋がりを「日常を超えた信頼」と、名付けることにしました。

「緊縛」と聞くと、ほとんどの人は完成した形をイメージします。
一見した痛々しさに、抵抗感や偏ったイメージを持たれることが多いのですが、それは大きな誤解です。
緊縛の本質は、その過程にあるのです。

緊縛は、縄という目に見える道具を通して、相手とコミュニケーションをすることです。
縄という非日常的な道具を使うからこそ、一瞬一瞬に生まれる繊細さや深さは日常を凌駕します。
縛られる側は身を委ね、縛る側が相手を受け止める。
信頼が縄を通って伝わり合い、形になっていく様は、まさに芸術です。

かくいうインプロも同じです。
縄という目に見える道具こそありませんが、僕らは目に見えないものを創り出す想像力を駆使します。
想像上の世界の中で、相手役と関係性を持ち、互いに協力し合うことで物語を旅していきます。
脚本や美術がある演劇とは違い、想像以外何もない空間において、頼れるものは目の前の相手だけです。
お互いが相手を信頼し、相手の選択を受け入れ合うことで、2人だけの特別な時間を過ごすことが出来るのです。

「日常を超えた信頼」が、異なるプロセスで形になっていく。
それが、僕が緊縛とインプロに見出した可能性です。

この2つのジャンルが出会ったことが、新たな物語を生み出していくことでしょう。

           インプロバイザー 忍翔

Last Update : 2019/02/25