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人形劇団 栗の殿様 第一回公演「我々もまた世界の中心」
【作・演出・美術・人形遣い】 じんのひろあき 【制作運営】 山田杏子(鼬屋) 【協力】 ガソリーナ
【日時(タイムテーブル)】 2026年 10月2日(金) 開場 19:30 / 開演 20:00
10月3日(土) 開場 13:30 / 開演 14:00 開場 17:30 / 開演 18:00
10月4日(日) 開場 13:30 / 開演 14:00
※上演時間60分
【チケット】 全席自由 3000円 ※当日受付でお支払いください ※本公演は12歳以上の方がご覧になれます。
【チケット取り扱い】 予約受付フォーム https://www.hiroakijinno-littleshop.com/event-list
【お問合せ】 お問合せ先メールアドレス hiroakijinno.object.theater@gmail.com
【公式サイト】 公式HP https://www.hiroakijinno-littleshop.com/home
公式X https://x.com/akirajinno2020?s=20
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コメント: 人形劇というと、子どものためのもの、あるいは人形が人間の代わりに物語を演じるもの、というイメージがまだ強く残っているように思います。 けれど、今回私がやろうとしているのは、少し違います。 私はこれまで、映画やテレビ、ラジオ、舞台などで長く脚本を書いてきました。けれど人形劇を作るのは、今回が初めてです。しかも、人形を作るところから、舞台を組み、演じ、操るところまで、一人でやります。 『我々もまた世界の中心』には、段ボールや布、3Dプリンターで作られた部品など、さまざまな素材から生まれた人形たちが登場します。精巧に人間を再現することが目的ではありません。むしろ、切り口や継ぎ目、歪みや不完全さを残したまま、それでもある瞬間に、そこに誰かが「いる」と感じられる。その境目に興味があります。 物語には、小学生の初恋、交通遺児育英募金、宇宙探査機ボイジャー、マッチングアプリ、観覧車、焼肉、金閣寺など、一見すると互いにつながらない出来事が現れます。それぞれは独立した短い物語ですが、やがて「失われたもの」「記憶」「成長すること」「人はどこまで他者を理解できるのか」といった問いへ近づいていきます。 舞台にあるのは、人形だけではありません。脚立、ロープ、箱、布、光、音。目の前にあるものを、その瞬間だけ別の何かとして見立てる。子どもの頃の「ごっこ遊び」に近い方法で世界を作ります。 一方で、制作にはAIや3Dプリンターといった新しい道具も使っています。AIで姿を探し、3Dプリンターで身体を作り、最後は人間の手で削り、塗り、動かす。 いちばん新しい道具で、いちばん古い遊びをする。 人形だからできることがあります。三十センチの子どもが突然巨大になったり、宇宙の果てへ行ったり、何十年という時間を一瞬で越えたりする。人間ではないものだからこそ、人間について語れることがあるのではないかと思っています。 この作品は、何か一つの答えを提示するためのものではありません。いくつかの問いを舞台の上に置き、それが観客の中のどこまで届くのかを確かめるための上演です。 人形は人形のままです。 それでも、そこに誰かがいるように見える瞬間がある。 私は、その瞬間を探しています。

Last Update : 2026/08/24
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