3月16日(水) 〜22日(火)

クレージーの花嫁と七人の仲間(改題『乱気流野郎』)

1962年(S37)/松竹大船/カラー/86分

『クレージーの花嫁と七人の仲間』写真

©1962 松竹株式会社

■脚本:富田義朗、芦沢俊郎、菅野昭彦/撮影:生方敏夫/美術:逆井清一郎/音楽:牧野由多可、宮川泰
■出演:ハナ肇、植木等、高千穂ひづる、倍賞千恵子

空前の『スーダラ節』ブームのなか、倍賞千恵子とクレージーキャッツを組み合わせた音楽コメディの快作。ザ・ピーナッツが『ふりむかないで』、植木等・谷啓・ハナ肇が『五万節』を歌う。夢のバラエティ映画!「花嫁シリーズ」第六作。

3月20日(日) 〜26日(土)

はだしの花嫁

1962年(S37)/松竹大船/カラー/83分

『はだしの花嫁』写真

©1962 松竹株式会社

■脚本:菅野昭彦/撮影:生方敏夫/美術:逆井清一郎/音楽:牧野由多可
■出演:鰐淵晴子、倍賞千恵子、寺島達夫、山本豊三、早川保、佐野周二、月丘夢路

鰐淵晴子と倍賞千恵子のダブル・ヒロインによる華やか明朗喜劇。雑誌編集者・鰐淵が、作家・南原宏治の新連載取材で乗った瀬戸内航路の船で、父・佐野周二と神戸のマダム・月丘夢路と鉢合わせしてしまう。「花嫁シリーズ」第七作。

3月23日(水) 〜29日(火)

太陽を抱く女

1964年(S39)/松竹大船/カラー/85分

『太陽を抱く女』写真

©1964 松竹株式会社

■脚本:富田義朗/撮影:長岡博之/美術:逆井清一郎/音楽:牧野由多可
■出演:真理明美、三ツ矢歌子、清水まゆみ、久保菜穂子、山本豊三、佐野周二

『モンローのような女』でセンセーションを巻き起こした真理明美をお手伝いさん役にした大家族コメディ。明るくて聡明なヒロインが、様々な屈託を抱えている佐野周二の一家に爽やかな風を運ぶ。番匠コメディの集大成のような快作。

3月23日(水) 〜29日(火)

泣いて笑った花嫁

1962年(S37)/松竹大船/カラー/87分

『泣いて笑った花嫁』写真

©1962 松竹株式会社

■脚本:菅野昭彦、山根優一郎/撮影:生方敏夫/美術:逆井清一郎/音楽:牧野由多可
■出演:鰐淵晴子、倍賞千恵子、吉田輝雄、佐野周二、高峰三枝子、桂小金治

鰐淵晴子と倍賞千恵子による、東京と京都を舞台にしたノンストップ人情コメディ。東の桂小金治、西の藤山寛美・芦屋雁之助の東西喜劇人の競演。SKDの踊り子・倍賞の華やかなステージ。見どころ、笑いどころ満載の「花嫁シリーズ」第八作。

3月23日(水) 〜4月2日(土)

明日の夢があふれてる

NEW

1964年(S39)/松竹大船/カラー/81分

『明日の夢があふれてる』写真

©1964 松竹株式会社

■脚本:菅野昭彦、小林久三/撮影:厚田雄春/美術:逆井清一郎/音楽:牧野由多可
■出演:鰐淵晴子、勝呂誉、三田明、三上真一郎、益田喜頓、佐野周二

浅草の老舗天ぷら屋を舞台に、元気一杯の若女将・鰐淵晴子と父、下町の人々が織りなす騒動を描く、賑やかな人情コメディ。三田明の青春歌謡をフィーチャーしながら、新旧世代の対立と融和を明るい笑いで描いた、もう一つの「花嫁シリーズ」。

3月27日(日) 〜4月2日(土)

ウナ・セラ・ディ東京

1965年(S40)/松竹大船/カラー/81分

『ウナ・セラ・ディ東京』写真

©1965 松竹株式会社

■脚本:山根優一郎/撮影:川又昂/美術:逆井清一郎/音楽:宮川泰、牧野由多可
■出演:鰐淵晴子、園井啓介、待田京介、久保菜穂子、山形勲、吉田裕一

番匠義彰と鰐淵晴子の松竹での最後の作品となったメロドラマの佳作。ザ・ピーナッツのヒット曲をフィーチャーして屈託を抱えた商社マン・園井啓介とBG・鰐淵の切ない恋が描かれる。松本英彦カルテットの演奏、昭和40年の「さっぽろ雪まつり」が楽しめる。

3月30日(水) 〜4月2日(土)

見上げてごらん夜の星を

1963年(S38)/松竹大船/カラー/93分

『見上げてごらん夜の星を』写真

©1963 松竹株式会社

■原作:永六輔/脚本:石郷岡豪/撮影:生方敏夫/美術:逆井清一郎/音楽:いずみたく
■出演:坂本九、榊ひろみ、山本豊三、中村賀津雄、菅原文太、伴淳三郎

永六輔作・いずみたく音楽による同名音楽劇の映画化。荒川区・光の球場「東京スタジアム」に隣接している高校。定時制の坂本九と昼間部の榊ひろみが文通で心を通わせる。厳しい現実に立ち向かう若者たちの日々を描く。坂本九の歌もタップリ。

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