上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
(c)東宝
3月9日(水) 〜15日(火)
1952年(S27)/東宝/白黒/98分
■監督:春原政久/脚本:山本嘉次郎、井手俊郎/撮影:玉井正夫/音楽:松井八郎 ■出演:河村黎吉、森繁久彌、小林桂樹、島秋子、関千恵子、小川虎之助、進藤英太郎、越路吹雪
戦後の公職追放により臨時昇格した“三等重役”桑原社長の、悲哀と笑いの日々──。“三等重役”という言葉を流行させるほどの反響を呼んだサラリーマン小説の映画化。小心者だが憎めない社長を演じる河村黎吉が絶品。 ▲
上映スケジュール
3月13日(日) 〜19日(土)
1957年(S32)/東宝/白黒/68分
■監督:丸山誠治/脚本:井手俊郎、浅川清道/撮影:鈴木斌/美術:浜上兵衛/音楽:團伊玖磨 ■出演:山村聰、新珠三千代、夏川静江、田中春男、左卜全、大塚国夫
山村聰扮する会社社長は、知人から一人息子のことで相談を受け、久方ぶりに故郷の土を踏んだ。彼は少年を海岸へつれだし、若き日の思い出を語って聞かせる──。夢多き多感な少年時代の初恋を謳いあげた佳篇。 ▲
(c)1962 角川映画
1962年(S37)/大映東京/カラー/93分 ※16mm
■監督:吉村公三郎/脚本:新藤兼人/撮影:小原譲治/美術:間野重雄/音楽:池野成 ■出演:山村聰、若尾文子、叶順子、三条魔子、渋沢詩子、川口浩、船越英二、川崎敬三、田宮二郎
停年を迎えた男やもめが、退職金と貯金をあわせた全財産を四人の娘に分け与える。父と年頃の娘たち、それぞれの金の使い途と恋の行方をコミカルに描いたホームコメディ。大映スタア勢揃いの華やかな顔ぶれも嬉しい。 ▲
(c)日活
3月16日(水) 〜22日(火)
1963年(S38)/日活/カラー/89分
■監督:斎藤武市/脚本:才賀明/撮影:横山実/美術:坂口武玄/音楽:大森盛太郎 ■出演:吉永小百合、浜田光夫、山内賢、伊藤雄之助、三宅邦子、平田大三郎、松尾嘉代、小沢昭一
父は停年間近、生活費問題で兄姉間を駆けまわる娘・吉永小百合と、彼女をめぐって恋の鞘当てを繰り広げる浜田光夫×山内賢。講談倶楽部連載の『緑に匂う花』を映画化した明朗青春映画。 ▲
1962年(S37)/東宝/白黒/83分
■監督・脚本:福田純/脚本:堀江史朗、樫村三平/撮影:遠藤精一/美術:浜上兵衛/音楽:沢田駿吾 ■出演:藤山陽子、浜美枝、水野久美、佐原健二、太刀川寛、藤木悠、原知佐子、中北千枝子
「絶世の美女ではないが、月並み以上で、どこかチャーミング」というビジネスガールが主人公。同僚女子との三角関係、男性社員たちの激しい求愛合戦──。女性自身連載小説を映画化した軽快なラブコメディ。 ▲
3月20日(日) 〜26日(土)
1963年(S38)/日活/カラー/86分
■監督・脚本:斎藤武市/脚本:才賀明/撮影:岩佐一泉/美術:坂口武玄/音楽:小杉太一郎 ■出演:浅丘ルリ子、二谷英明、桂木洋子、南田洋子、川地民夫、小高雄二、山田吾一
ヒロインは結婚適齢期の美貌のタイピスト。ある日、ハンサムな義兄が妻以外の女性と密会していることを知り、彼女の心は微妙に揺れはじめる──。浅丘ルリ子が恋愛に、結婚に思い悩むBGを好演した恋愛風俗劇。 ▲
(c)東映
1962年(S37)/東映東京/白黒/78分
■監督:小西通雄/脚本:大川久男、池田雄一/撮影:林七郎/美術:近藤照男/音楽:河辺公一 ■出演:高倉健、佐久間良子、小林哲子、大村文武、小林裕子、千秋実、加藤嘉、佐々木孝丸
趣味は山登り、正義感の強い青年社員・高倉健と、美貌の総務課員・佐久間良子を中心に繰り広げられるサラリーマン青春物語。原作は京都新聞連載の長篇小説。健さん、快男児のサラリーマンも意外にハマリ役。 ▲
(c)1966 角川映画
3月23日(水) 〜26日(土)
1966年(S41)/大映京都/カラー/84分
■監督:井上昭/脚本:白坂依志夫/撮影:竹村康和/音楽:古谷允とザ・フレッシュメン ■出演:安田道代、青山良彦、船越英二、明星雅子、坂本スミ子、早川保、滝花久子
複雑な事情で祖母と二人暮らしだった娘が、祖母の死を機に大阪の父のもとへ。継母や義姉に虐げられながらも、決して挫けず、力強く生きていく──。明星連載、ラジオの連続放送劇でも人気を博した『青空娘』の再映画化。 ▲