11月20日(日) 〜26日(土)

いろはにほへと

1960年(S35)/松竹大船/白黒/109分

■監督:中村登/原作・脚本:橋本忍/脚本:国弘威雄/撮影:厚田雄春/音楽:黛敏郎
■出演:佐田啓二、三井弘次、城山順子、宮口精二、藤間紫、桜むつ子、殿山泰司、柳永二郎

高額配当を謳い急成長を遂げた投資会社と、その存在を疑問に感じて内偵に乗りだした一人の刑事──。金の魔力にとりつかれた男・佐田啓二と、罪の影を追う男・雄之助との虚々実々の攻防を描いた社会派サスペンス。

『逃亡列車』写真

(c)日活

11月20日(日) 〜26日(土)

逃亡列車

1966年(S41)/日活/カラー/95分

■監督:江崎実生/脚本:池上金男、宮川一郎/原作:渡辺明/撮影:横山実/音楽:山本直純
■出演:石原裕次郎、十朱幸代、伊藤るり子、山内賢、川津祐介、玉川伊佐男、小松方正、潮万太郎

終戦直前の満州。札付きのあらくれ部隊を任された少尉が、抗日ゲリラと闘いつつ、避難民輸送のための鉄道を護る──。石原裕次郎主演の戦争アクションで、ヤミ屋・雄之助が仲間となって活躍。陰影に富んだキャラクターでたっぷり魅せる。

『しとやかな獣』写真

(c)角川映画

11月23日(水) 〜29日(火)

しとやかな獣

1962年(S37)/大映東京/カラー/96分

■監督:川島雄三/原作・脚本:新藤兼人/撮影:宗川信夫/美術:柴田篤二/音楽:池野成
■出演:若尾文子、船越英二、浜田ゆう子、高松英郎、川畑愛光、山岡久乃、山茶花究、小沢昭一

金のためにモラルなど捨て去った人々の騙しあい、せめぎあいが、狭い公団住宅の一室を中心に繰り広げられる、実に痛快なブラック・コメディ。 息子、娘を利用して、あくどく稼がせる雄之助&山岡久乃夫婦の存在が強烈。

『にせ刑事』写真

(c)角川映画

11月23日(水) 〜29日(火)

にせ刑事

1967年(S42)/大映東京/白黒/92分 ※16mm

■監督:山本薩夫/脚本:高岩肇/撮影:小林節雄/美術:間野重雄/音楽:日暮雅信
■出演:勝新太郎、姿美千子、吉村実子、滝瑛子、加東大介、山本学、大坂志郎

警察をクビになり家業の魚屋に戻った主人公は、正義感ゆえ少年誘拐事件に巻き込まれ、刑事のふりして捜査を開始する──。野放図で豪快、勝新の魅力をおおいにいかした痛快な社会派娯楽作。先輩のデカチョーに雄之助。

『大日本チャンバラ伝』写真

(c)日活

11月27日(日) 〜12月3日(土)

大日本チャンバラ伝

1965年(S40)/日活/カラー/83分

■監督:吉村廉/原作・脚本:花登筐 /脚本:才賀明/撮影:萩原泉/音楽:池田正義
■出演:和田浩治、西尾三枝子、楠トシエ、由利徹、若水ヤエ子、茶川一郎、大村崑、堺駿二

不入り続きの歌舞伎一座が、芝居の方向性をめぐって大騒動を繰り広げる。ミュージカル派VS歌舞伎派の衝突に、好き勝手わがまま放題の座員たち。花登筐原作“大日本”喜劇シリーズの第三作で、雄之助の座長が哀愁を漂わせて◎。

『現代インチキ物語 騙し屋』写真

(c)角川映画

11月27日(日) 〜12月3日(土)

現代インチキ物語 騙し屋

1964年(S39)/大映東京/白黒/89分

■監督:増村保造/脚本:藤本義一、沢村勉 /撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:山本直純
■出演:船越英二、曽我廼家明蝶、丸井太郎、犬塚弘、弓恵子、見明凡太朗、潮万太郎

舞台は大阪。舌先三寸、口八丁で銭を儲ける“騙し屋”稼業の男たち──。次から次へと小気味良く繰りだされる騙しのテクニックに、俳優陣の絶妙なコンビネーション。メンバーの一人、雄之助は文句なしのハマり役。

『ああ爆弾』写真

(c)東宝

11月30日(水) 〜12月3日(土)

ああ爆弾

1964年(S39)/東宝/白黒/95分

■監督・脚本:岡本喜八/原作:コーネル・ウールリッチ/撮影:宇野晋作/美術:阿久根巌/音楽:佐藤勝
■出演:砂塚秀夫、中谷一郎、越路吹雪、北あけみ、重山規子、沢村いき雄、天本英世、有島一郎

昔気質の大親分がシャバに戻ると様子は一変。組は新興ボスに乗っ取られ、ドスを片手の殴り込みも失敗。ついには万年筆爆弾で復讐を試みる。C・ウールリッチ『万年筆』をミュージカル仕立てで描いた大怪作。全篇にわたって雄之助の独壇場。