3月7日(水) 〜13日(火)

赤い鷹

1965年(S40)/松竹/カラー/84分

■監督・脚本:井上梅次/脚本:松浦健郎/撮影:小杉正雄/美術:宇野耕司/音楽:小川寛興
■出演:橋幸夫、倍賞千恵子、待田京介、菅原謙二、市川瑛子、金子信雄、河野秋武、山路義人、諸角啓二郎

血の気の多い新米社会部記者・橋幸夫、今度の取材テーマは「新旧ヤクザの生態」。ライバル紙の女性記者・倍賞千恵子との駆け引きや、ヤクザ相手の大格闘──。橋幸夫が唄いまくり、暴れまくる青春歌謡アクション篇。

『事件記者 影なき侵入者』写真

(c)日活

3月11日(日) 〜17日(土)

事件記者 影なき侵入者

1962年(S37)/日活/白黒/63分

■監督:山崎徳次郎/脚本:山口純一郎、西島大/原作:島田一男/撮影:萩原憲治/音楽:三保敬太郎
■出演:沢本忠雄、滝田裕介、永井智雄、大森義夫、園井啓介、山田吾一、綾川香、宮阪将嘉、森塚敏

東京湾で発見された謎の水死体。記者クラブの面々が身元割りだしの取材競争を繰り広げるなか、ある金融業者に脅迫状が届く。海上の惨殺死体に絡む恐るべき犯罪計画──。事件記者のメンバーが縦横無尽の大活躍をみせるシリーズ最終作。

『黄色い風土』写真

(c)東映

3月11日(日) 〜17日(土)

黄色い風土

1961年(S36)/ニュー東映東京/白黒/90分

■監督:石井輝男/脚本:高岩肇/原作:松本清張/撮影:星島一郎/美術:近藤照男/音楽:木下忠司
■出演:鶴田浩二、丹波哲郎、佐久間良子、柳永二郎、 須藤健、曽根晴美、若杉英二、春日俊二、小林裕子

新婚カップルの男の変死と花嫁の失踪。さらに、カトレアの香りをふりまく謎の美女とともに続々と引き起こされる殺人事件──。週刊誌記者・鶴田浩二の取材活動は、事件の背後に暗躍する黒い集団へといきあたる。松本清張の同名小説を映画化。

『風神雷神』写真

(c)角川映画

3月14日(水) 〜20日(火)

風神雷神

1962年(S37)/大映東京/白黒/93分

■監督:村山三男/脚本:松浦健郎、高岡恵悟/原作:富田常雄/撮影:渡辺公夫/音楽:奥村一
■出演:本郷功次郎、藤巻潤、滝瑛子、高松英郎、大辻伺郎、浜村純、渋沢詩子、潮万太郎、見明凡太朗

頭も切れるし腕もたつ、バクチに強く気っぷよし!本郷功次郎扮するスーパー記者が、仕事に恋に、ヤクザ同士のいざこざに、八面六臂の活躍をみせる──。報知新聞連載・富田常雄の同名小説を映画化した青春活劇。

『昭和元禄 TOKYO・196X年』写真

(c)東宝

3月14日(水) 〜20日(火)

昭和元禄 TOKYO・196X年

1968年(S43)/東京映画/白黒/83分

■監督:恩地日出夫/脚本:倉本聰/撮影:黒田徳三/美術:樋口幸男/音楽:八木正生
■出演:伊丹十三、橋本功、荘司肇、吉田未来、出情児

「殺人を犯した少年が、自殺予告をして新宿に潜んでいる。その内面的変化を記事にしてくれ。」戦乱のベトナムから帰国したばかりの記者・伊丹十三は、三流モデルをおとりに取材を開始する──。ドキュメンタリー・タッチの青春もの。

『俺はトップ屋だ 顔のない美女』写真

(c)日活

3月18日(日) 〜24日(土)

俺はトップ屋だ 顔のない美女

1961年(S36)/日活/白黒/52分

■監督:井田探/脚本:山口純一郎/撮影:藤岡粂信/美術:千葉一彦/音楽:山本直純
■出演:二谷英明、香月美奈子、ジェリー藤尾、禰津良子、二本柳寛、小園蓉子、佐野浅夫

トップ屋の主人公が手にした不思議なメダル。これを狙う人間は多く、だが手がかりは次々に消されていく──。日活「ニュー・ダイヤモンドライン」に加わる前の二谷英明単独主演作、ハードボイルド調のアクション・ドラマ。

『俺はトップ屋だ 第二の顔』写真

(c)日活

3月18日(日) 〜24日(土)

俺はトップ屋だ 第二の顔

1961年(S36)/日活/白黒/52分

■監督:井田探/脚本:星川清司/撮影:藤岡粂信/美術:千葉一彦/音楽:山本直純
■出演:二谷英明、香月美奈子、佐野浅夫、禰津良子、堀恭子、小園蓉子、二本柳寛、松本染升

ロカビリーの人気歌手がドライブ中に崖から転落死。警察は飲酒運転による事故だとするが、不審を抱いたトップ屋・二谷英明は、独自調査をスタートする──。『顔のない美女』に続く「俺はトップ屋だ」シリーズ第二弾。

『スパイ』写真

(c)角川映画

3月18日(日) 〜24日(土)

スパイ

1965年(S40)/山本プロダクション/白黒/95分

■監督:山本薩夫/脚本:舟橋和郎/原作:夏掘正元/撮影:前田実/音楽:日暮雅信
■出演:田宮二郎、小川真由美、中谷一郎、山本学、高橋昌也、山本圭、千田是也、東野英治郎

密入国の韓国人学生が収容所を脱走──。事件の背後に謀略を感じた社会部記者・田宮二郎は、社命を無視して調査に乗りだす。暗躍する外国スパイ組織と、それを追及する一記者の対決をスリリングに描いたサスペンス・アクション。

『やぶにらみニッポン』写真

(c)東宝

3月21日(水) 〜24日(土)

やぶにらみニッポン

1963年(S38)/東宝/カラー/89分

■監督:鈴木英夫/脚本:奥山長春/撮影:完倉泰一/美術:小川一男/音楽:山本直純
■出演:宝田明、白川由美、若林映子、ジェリー伊藤、北あけみ、ムーザ・ケマナイ、E・H・エリック

米国で有名な日系二世の原子物理学者が嫁探しに来日。それを聞いた週刊誌記者・宝田明は最高のネタと彼に接近、東京案内を始めるが──。オリンピックを控え、大改造中の東京を背景に、ニッポンの実態を面白おかしくあぶりだそうとする風刺喜劇。