『若い人』写真

(c)日活

12月9日(日) 〜15日(土)

若い人

1962年(S37)/日活/カラー/90分

■監督:西河克己/脚本:三木克巳/原作:石坂洋次郎/撮影:萩原憲治/美術:佐谷晃能/音楽:池田正義
■出演:石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子、三浦充子、大坂志郎、小沢昭一、北村和夫、村瀬幸子、武智豊子

石坂洋次郎の同名小説、三度目の映画化。江波恵子=吉永小百合、間崎先生=石原裕次郎、橋本先生=浅丘ルリ子の三大スタア競演で贈る青春ドラマ。舞台が北国から長崎に移され、明るい太陽のもと物語が展開する。

『明日から大人だ』写真

(c)角川映画

12月9日(日) 〜15日(土)

明日から大人だ

1960年(S35)/大映東京/白黒/68分

■監督:原田治夫/脚本:星川清司/撮影:村井博/美術:山口煕/音楽:塚原晢夫
■出演:弓恵子、紺野ユカ、倉田マユミ、小野道子、江波杏子、三角八郎、藤山浩一、大川修、藤巻公義、潮万太郎

悪の裏街道を歩んだ一少女が、同じ過去を持つ女性教師の愛の鞭に目覚め、更生を誓う──。東京郊外の女子学園に収容されている不良少女たちの姿を描いた、十代の異色青春篇。

12月12日(水) 〜18日(火)

われら劣等生

1965年(S40)/ワールド・プロモーション/白黒/87分

■監督:佐藤雄三/脚本:柳沢類寿/原作:鈴木亮/撮影:岩崎秀光/美術:黒沢治安/音楽:いずみたく
■出演:田村正和、いしだあゆみ、高石かつ枝、太田博之、梶光夫、進一彦、佐々木愛、原裕介、松村達雄、十朱久雄

大学進学をあきらめた生徒・田村正和が、最後の思い出に「ミス高校人気投票」を強行──。日本テレビのディレクター・佐藤雄三が監督した学園ドラマ。進学組、就職組。卒業を控えた三年生たちの心情、行動が描かれる。

『バツグン女子高校生 16才は感じちゃう』写真

(c)東宝

12月12日(水) 〜18日(火)

バツグン女子高校生 16才は感じちゃう

1970年(S45)/東宝/カラー/83分

■監督:松森健/脚本:長野洋/原作:宮崎博史/撮影:安本英/美術:竹中和雄/音楽:広瀬健次郎
■出演:吉沢京子、内藤洋子、黒沢年男、夏木陽介、小倉一郎、水谷豊、藤木悠、有島一郎、久保菜穂子、牧紀子

東京からの美少女転校生がテニス部に入部。ところが、コートは観光会社に売却され、部は解散の危機。資本と青春が激突する──!?吉沢京子主演、元気いっぱい屈託のない学園青春ドラマ。教育実習生・内藤洋子も◎。

『手をつなぐ子ら』写真

(c)角川映画

12月16日(日) 〜22日(土)

手をつなぐ子ら

1964年(S39)/昭和映画/白黒/100分

■監督・潤色:羽仁進/脚本:伊丹万作/潤色:内藤保彦/原作:田村一二/撮影:長野重一/音楽:武満徹
■出演:佐藤英夫、北城由紀子、森原幸雄、植田元求、香西純夫、谷口善信、寺本好広、田村孝、安里親義、山崎耕一郎

伊丹万作脚本、稲垣浩監督の名作『手をつなぐ子等』('48)を再映画化。成績は悪いがピュアな少年・寛太を中心に、子供たちの世界を描いたもの。素人少年たちの自由な演技に、武満徹の音楽が素朴な彩りをそえる。

『青春とはなんだ』写真

(c)日活

12月16日(日) 〜22日(土)

青春とはなんだ

1965年(S40)/日活/カラー/101分

■監督・脚本:舛田利雄/脚本:山田信夫/原作:石原慎太郎/撮影:横山実/美術:坂口武玄/音楽:伊部晴美
■出演:石原裕次郎、 十朱幸代、太田博之、西尾三枝子、根岸一正、吉田毅、中村上治、高城淳一、須賀不二男

アメリカ帰りの型破りな英語教師が、田舎町の高等学校に赴任。ラグビー部のコーチとなって、はみだし学生たちをまとめあげていく──。石原裕次郎主演、舛田利雄監督の痛快な青春学園ドラマ。

12月19日(水) 〜22日(土)

見上げてごらん夜の星を

1963年(S38)/松竹大船、マナセ・プロダクション、ビデオ・プロモーション/カラー/93分

■監督:番匠義彰/脚本:石郷岡豪/原作:永六輔/撮影:生方敏夫/美術:逆井清一郎/音楽:いずみたく
■出演:坂本九、榊ひろみ、中村賀津雄、菅原文太、清水まゆみ、山本豊三、伴淳三郎、左とん平、ジェリー藤尾

高度成長下の下町を舞台に、定時制高校に通う若者たちの青春群像を爽やかに描いた佳品。昼間部の生徒との交流、仕事と学業両立の厳しさ、担当教師の苦悩──。坂本九の大ヒットナンバーが効果的に使われ、胸をうつ。