ミステリ劇場へ、ようこそ 上映スケジュールラピュタ阿佐ヶ谷

■ 作品解説 / / /

夜の配役 11.6[日]― 8[火]
1959年(S34)/歌舞伎座/白黒/82分
■監督:佐伯幸三/脚本:芝野文雄/原作:有馬頼義/撮影:荒牧正/音楽:真鍋理一郎 ■出演:水谷良重、南原伸二、三橋達也、山村聰、木暮実千代、丸山明宏

真夜中の高級アパートで起こった美人モデルの怪死事件に挑む可憐な踊り子の探偵物語。複雑な夜の世界を舞台に、多彩な登場人物を追って、息もつかせず展開される謎解きの醍醐味!
   

吸血蛾 11.6[日]― 12[土]
吸血蛾
1956年(S31)/東宝/白黒/89分
■監督:中川信夫/脚本:小国英雄、西島大/原作:横溝正史/撮影:安本淳/音楽:佐藤勝 ■出演:池部良、久慈あさみ、塩沢登代路、安西郷子

一流ファッションデザイナー・浅茅文代のもとに、歯形のついたリンゴが届けられ、その後、モデル達が次々と殺されていく…。横溝正史の同名小説を映画化。おなじみ、金田一耕助に池部良が扮する。
(c)東宝  

白と黒 11.6[日]― 12[土]
白と黒
1963年(S38)/東京映画/白黒/113分
■監督:堀川弘通/脚本:橋本忍/撮影:村井博/美術:水谷浩/音楽:武満徹 ■出演:小林桂樹、仲代達矢、大空真弓、淡島千景、千田是也、乙羽信子

弁護士・宗方の妻が殺され、不審尋問にかかった前科四犯の男が殺人を自白。死刑廃止論者の宗方は、助手の浜野とともに弁護をかってでるのだが、事件は意外な方向に…。緻密で重厚な社会派サスペンス。
(c)東宝  

二十一の指紋 11.9[水]― 15[火]
二十一の指紋
1948年(S23)/大映京都/白黒/84分 ※16mm
■監督:松田定次/脚本:比佐芳武/撮影:石本秀雄/美術:角井平吉/音楽:白木義信 ■出演:片岡千恵蔵、喜多川千鶴、日高澄子、大友柳太郎、美奈川麗子、高田稔

波止場で泣いていた女をある屋敷へ送った運転手・藤村はその家で死体を発見する。現場には、短剣のさやと不気味な二十一の指紋!次々と変装術を駆使して事件を解決する“多羅尾伴内”シリーズ第三作。
(c)角川映画  

「空白の起点」より 女は復讐する 11.9[水]―15[火]

1966年(S41)/テアトルプロダクション/白黒/90分
■監督:長谷和夫/脚本:宮川一郎/原作:笹沢左保/撮影:小杉正雄/音楽:牧野昭一 ■出演:天知茂、川口小枝、中谷一郎、加藤嘉、菅井一郎、岩崎加根子

「あっ、人が突き落とされた!」ー殺人事件を目撃したという謎の美少女…。彼女に関心を抱いた保険調査員が真相を追う。事件の陰に強烈な女のドラマ…。謎と官能のエロチック・ミステリー。
   

第六の容疑者 11.13[日]― 19[土]
第六の容疑者
1960年(S35)/宝塚映画/カラー/107分
■監督:井上梅次/脚本:高岩肇/原作:南條範夫/撮影:岡崎宏三/音楽:大森盛太郎 ■出演:三橋達也、宝田明、白川由美、中田康子、月丘千秋、森川信

ユスリ屋の工藤が死体となって発見された。前夜、工藤の部屋を訪れた容疑者は五人。しかし彼らにはアリバイがあった…。第六の容疑者は誰か?真犯人は意外なところに…。
(c)東宝  

検事霧島三郎 11.13[日]― 19[土]
検事霧島三郎
1964年(S39)/大映東京/カラー/93分
■監督:田中重雄/脚本:安藤日出男/原作:高木彬光/撮影:高橋通夫/音楽:木下忠司 ■出演:宇津井健、霧立はるみ、川崎敬三、菅井一郎、成田三樹夫

若き検事・霧島三郎は、フィアンセ・恭子の父が巻きこまれた殺人事件を担当することになった。会うことも許されない二人。恭子の心は次第に離れていく…。ミステリーとラブロマンスが交錯する推理映画。
(c)角川映画  

姿なき目撃者 11.16[水]― 22[火]
姿なき目撃者
1955年(S30)/東宝/白黒/89分
■監督・脚本:日高繁明/原作:渡辺啓助/撮影:三浦光雄/美術:小川一男/音楽:三木鶏郎 ■出演:小泉博、越路吹雪、久保賢、久慈あさみ、進藤英太郎、志村喬

渡辺啓助の探偵小説『浴室殺人事件』を映画化。夫の目を盗んではダンス教師と密会している妻・綾子。女中の千代は、カメラ好きの隣家の少年を利用し、綾子の不貞を告げるのだが…。
(c)東宝