映画×温泉 湯けむり日本映画紀行

■ 作品解説 / / /

6月10日(日) 〜12日(火)

1941年(S16)/松竹大船/白黒/71分

■監督:清水宏/脚本:長瀬喜伴/原作:井伏鱒二/撮影:猪飼助太郎/美術:本木勇 ■出演:田中絹代、川崎弘子、斎藤達雄、笠智衆、日守新一

夏の温泉宿を舞台に滞在客たちの人間模様を綴ったもの。帰還兵・納村が湯の中に落ちていた簪で大ケガを負う。やがて東京から詫びに来た簪の落とし主・恵美に、納村は恐縮、彼女の身の上も知らぬまま、ほのかな想いを抱く。

6月10日(日) 〜16日(土)

湯の町姉妹

1961年(S36)/新東宝/白黒/82分 ※16mm

■監督:山田達雄/脚本:小川清一/撮影:平野好美/美術:宇寿山武夫/音楽:小沢秀夫 ■出演:島倉千代子、池内淳子、沼田曜一、菅原文太、小畑絹子

温泉旅館の長女・道子は、適齢期を過ぎても結婚には全くの無関心。次女・洋子には恋人があるが、姉に気がねして婚約を言い出せない。旅館に滞在する人々にも様々な人間模様があり…というグランドホテル形式の一篇。

6月10日(日) 〜16日(土)

伊豆の踊子

1960年(S35)/松竹大船/カラー/87分

■監督:川頭義郎/脚本:田中澄江/原作:川端康成/撮影:荒野諒一/音楽:木下忠司 ■出演:鰐淵晴子、津川雅彦、瞳麗子、田浦正巳、城山順子

休暇を利用して伊豆に出かけた学生の水原は、旅芸人の一行と道づれになり、踊子・薫の初々しさに惹かれていく。伊豆の旅に咲いた、高校生と旅芸人の乙女との、美しくもいじらしい恋の物語。川端康成の名作を映画化。

6月13日(水) 〜17日(日)

待って居た男

1942年(S17)/東宝映画/白黒/98分

■監督:マキノ正博/脚本:小国英雄/撮影:山崎一雄/美術:中古智/音楽:鈴木静一 ■出演:長谷川一夫、山田五十鈴、高峰秀子、榎本健一、藤原鶏太

南伊豆の温泉宿で次々と起こる怪事件を、たまたま逗留していた目明かし夫婦がみごとに解決!?夫を差し置いて真相解明にのりだす妻に、地元のオトボケ目明かし・エノケンまで加わって、事件はますます予想もつかぬ展開に…。

『待って居た男』写真

(c)東宝

6月13日(水) 〜17日(日)

復讐するは我にあり

1979年(S54)/松竹、今村プロ/カラー/140分

■監督:今村昌平/脚本:馬場当/原作:佐木隆三/撮影:姫田真佐久/音楽:池辺晋一郎 ■出演:緒形拳、三國連太郎、ミヤコ蝶々、倍賞美津子、小川真由美

五人を殺害し、詐欺と女性関係を繰り返しながら逃亡を続けた主人公。彼の生い立ち、犯行、逃亡生活、そして別府鉄輪で温泉旅館を営む父との相克…。実際にあった連続殺人事件に基づく直木賞受賞作品の映画化。

6月17日(日)、20日(水) 〜23日(土)

愛情

1956年(S31)/日活/白黒/85分 ※16mm

■監督:堀池清/脚本:池田一朗/原作:石坂洋次郎/撮影:高村倉太郎/音楽:真鍋理一郎 ■出演:長門裕之、浅丘ルリ子、坪内美詠子、山根寿子、清水将夫

東北のある温泉町。宿に泊まり込んで勉強をしている受験生の太郎は、湯治に来ていた娘・浜子と知りあい、想いを寄せあうようになるのだが…。思春期を迎えた少年少女の淡い恋心や、性のめざめを描いた作品。

『愛情』写真

(c)日活

6月17日(日)、20日(水) 〜23日(土)

芸者学校

1964年(S39)/大映東京/カラー/99分

■監督:木村恵吾/脚本:田口耕三/原作:花登筐/撮影:宗川信夫/美術:柴田篤二 ■出演:有島一郎、滝瑛子、山下洵一郎、藤田まこと、林家三平、桜京美、若水ヤエ子

伊豆山間の温泉郷で芸者置屋を営む男が、芸者学校を開校。踊りはもちろん、お座敷英語から男性悩殺法まで教えるとあって、一躍、町の名物となるが…。明るいお色気をふんだんに盛り込んだ軽快明朗娯楽篇。

『芸者学校』写真

(c)角川映画

6月20日(水) 〜26日(火)

雪国

1957年(S32)/東宝/白黒/133分

■監督:豊田四郎/脚本:八住利雄/原作:川端康成/撮影:安本淳/音楽:團伊玖磨 ■出演:池部良、岸恵子、八千草薫、森繁久彌、加東大介、久保明

雪深い越後湯沢の温泉町。芸者・駒子は逗留にやってきた妻子ある男・島村を愛してしまう。報われぬ恋と知りながらも、二人は逢瀬を重ね…。狂おしく求める女心に音もなく降り積もる雪――。川端康成の不朽の名作を映画化。

『雪国』写真

(c)東宝