『人生のお荷物』写真

©1935 松竹株式会社

11月8日(日) 〜10日(火)

人生のお荷物

1935年(S10)/松竹蒲田/白黒/66分 ○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品

■監督:五所平之助/脚本:伏見晁/撮影:小原譲治/美術:五所福之助/音楽:堀内敬三
■出演:斎藤達雄、吉川満子、葉山正雄、坪内美子、田中絹代、水島光代、小林十九二、佐分利信、飯田蝶子

三人の娘を嫁がせ、一安心の老夫妻。だが、気がかりは小学生になったばかりの長男。老年になっても働かなければならないことをぼやく夫に怒った妻は…。ため息のなかに、ほのかな幸せを滲ませる味わい深い名篇。田中絹代のモダンガール姿も◎。

『沈丁花』写真

©TOHO CO.,LTD.

11月8日(日) 〜14日(土)

沈丁花

1966年(S41)/東宝/カラー/106分

■監督・脚本:千葉泰樹/原作・脚本:松山善三/撮影:中井朝一/美術:阿久根巌/音楽:黛敏郎
■出演:京マチ子、司葉子、団令子、星由里子、田辺靖雄、杉村春子、高島忠夫、小泉博、三木のり平、小林桂樹

末っ子以外は全員女の上野家。三女と四女は嫁いだものの、バリバリキャリアウーマンの長女と次女は縁がなく…。豪華スターたちが大競演。衣裳監修は高峰秀子。麗しの女優たちが結婚騒動を繰り広げるホームコメディの逸品。

『杏っ子』写真

©TOHO CO.,LTD.

11月11日(水) 〜17日(火)

杏っ子

1958年(S33)/東宝/白黒/109分

■監督・脚本:成瀬巳喜男/原作:室生犀星/脚本:田中澄江/撮影:玉井正夫/美術:中古智/音楽:斎藤一郎
■出演:香川京子、木村功、山村聰、夏川静江、太刀川洋一、小林桂樹、三井美奈、中村伸郎

原作は室生犀星の自伝小説。高名な作家(山村)の娘・杏子(香川)は小説家志望の青年(木村)と結婚。義父への劣等感に苦しむ夫は次第に荒んでいき…。父娘の細やかな愛情を描きながら、夫婦とは何かを問いかける。木村功が鬱屈した夫を好演。

『母のおもかげ』写真

©1959 KADOKAWA

11月11日(水) 〜14日(土)、18日(水) 〜21日(土)

母のおもかげ

1959年(S34)/大映東京/白黒/89分

■監督:清水宏/脚本:外山凡平/撮影:石田博/美術:仲美喜雄/音楽:古関裕而
■出演:根上淳、毛利充宏、淡島千景、安本幸代、見明凡太朗、村田知栄子、南左斗子、清川玉枝、南方伸夫

父と暮らす家に突然、新しい母と妹がやって来た。どこか居心地の悪い道夫(毛利)は亡き母の形見の鳩を大切に育てていたが…。実母の思い出と、継母への思慕の間で揺れ動く少年を繊細な演出でみせる感動篇。子役・毛利充宏の演技が秀逸!

『明日の幸福』写真

©TOHO CO.,LTD.

11月11日(水) 〜17日(火)

明日の幸福

1955年(S30)/東京映画/白黒/87分

■監督:瑞穂春海/原作:中野実/脚本:長瀬喜伴/撮影:三村明/美術:小島基司/音楽:斎藤一郎
■出演:上原謙、木暮実千代、小泉博、久我美子、小堀誠、水谷八重子、天津敏、三宅邦子、賀原夏子

三世代が住む大物政治家の邸宅で、家宝のハニワが欠けているのを発見。壊したのはまさか…ワタシ!?自分の不始末と思い込んだ女たちが、ばれないようにこっそり修理しようとするが…。コント風な物語を巧くまとめあげたハートウォーミングな一篇。

『いつか来た道』写真

©1959 KADOKAWA

11月15日(日) 〜21日(土)

いつか来た道

1959年(S34)/大映東京/カラー/98分

■監督・脚本:島耕二/脚本:長谷川公之/撮影:小原譲治/美術:後藤岱二郎/音楽:大森盛太郎
■出演:山本富士子、和波孝禧、黒岩かをる、小川虎之助、小林勝彦、片山明彦、見明凡太朗、北原義郎

ウィーン少年合唱団の来日を記念して作られた音楽映画。葡萄園を営みながら、音楽の才能をもつ盲目の弟を支える姉の姿を描く。合唱団の歌声に包まれるラストシーンは圧巻。現在もヴァイオリニストとして活躍する和波孝禧も素晴らしい演奏をみせる。

『男ありて』写真

©TOHO CO.,LTD.

11月15日(日) 〜21日(土)

男ありて

1955年(S30)/東宝/白黒/109分

■監督:丸山誠治/脚本:菊島隆三/撮影:玉井正夫/美術:小川一男/音楽:斎藤一郎
■出演:志村喬、夏川静江、岡田茉莉子、伊東隆、三船敏郎、藤木悠、清水元、清水将夫、土屋嘉男、松尾文人

家庭をかえりみることもなく、野球にすべてを捧げる老監督を主人公に、仕事と家庭というテーマに踏み込んで描いた秀作。数々のジレンマや波瀾を乗り越え、堂々と生きる男の人生を志村喬が迫真の演技でみせる。夫婦愛が胸をうつ珠玉篇。

『女房族は訴える』写真

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11月18日(水) 〜24日(火)

女房族は訴える

1956年(S31)/東宝/白黒/87分

■監督:筧正典/脚本:八木沢武孝/撮影:玉井正夫/美術:北辰雄/音楽:松井八郎
■出演:佐野周二、三宅邦子、岡田茉莉子、江原達怡、雪村いづみ、小泉博、瑳峨三智子、柳家金語楼、清川虹子

捕鯨会社の部長・弥太郎(佐野)は、常務から代理で浮気相手に手切れ話をつけるよう頼まれる。だが、出向いた弥太郎を気に入ったマダムは一緒に旅行することを条件にして…。家族に上司にと翻弄されっぱなしのサラリーマン・佐野周二がハマり役。

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