9月20日(日) 〜22日(火)

君たちがいて僕がいた

1964年(S39)/東映東京/カラー/87分

『君たちがいて僕がいた』写真

©東映

■監督:鷹森立一/原作:富島健夫/脚本:池田一朗、山本英明/撮影:藤井静/美術:北川弘/音楽:菊池俊輔
■出演:舟木一夫、本間千代子、千葉真一、宮園純子、新井茂子、佐野周二、高峰三枝子、岡村文子、須藤健

大学受験に挑む高校生たちの葛藤、若い教師への淡い慕情、クラスメイトとの初恋、そして悪ボスPTA会長がからんだ大騒動──。青春歌謡スタア・舟木一夫とアイドル女優・本間千代子、夢のコンビでおくるすがすがしい一篇。

9月20日(日) 〜26日(土)

あこがれ

1966年(S41)/東宝/カラー/85分

『あこがれ』写真

©東宝

■監督:恩地日出夫/原作:木下恵介/脚本:山田太一/撮影:逢沢譲/美術:育野重一/音楽:武満徹
■出演:内藤洋子、田村亮、新珠三千代、加東大介、乙羽信子、小沢昭一、沢村貞子、賀原夏子、小夜福子

同じ養護施設出身の若い男女が再会、大きな境遇の違いのなか愛を育んでいく──。東宝青春映画のスタア・内藤洋子初の主演作。恩地日出夫監督が彼女のもつ新鮮さをいかし、みずみずしいムードをつくりあげた。

9月20日(日) 〜26日(土)

傷だらけの天使

1966年(S41)/日活/カラー/79分

『傷だらけの天使』写真

©日活

■監督:吉田憲二/原作:西郷輝彦/脚本:棚田吾郎/撮影:永塚一栄/美術:坂口武玄/音楽:竹村次郎
■出演:西郷輝彦、松原智恵子、荒木道子、永田靖、楠田薫、五月女マリ、高須賀夫至子、嵯峨善兵、草薙幸二郎

故郷指宿に戻ってきた少年院帰りの主人公は、二年前の姉の自殺の真相を探りはじめる──。大活躍の西郷輝彦、自作のストーリーを映画化した歌謡篇。主題歌も本人によるもので作詞・我修院建吾、作曲・銀川晶子はペンネーム。

9月23日(水) 〜29日(火)

めぐりあい ニュープリント

1968年(S43)/東宝/カラー/91分

『めぐりあい』写真

©東宝

■監督・脚本:恩地日出夫/脚本:山田信夫/撮影:田島文雄/美術:本多好文/音楽:武満徹、岡田和夫
■出演:黒沢年男、酒井和歌子、田村亮、進千賀子、森光子、有島一郎、黒沢博、池田秀一、桑山正一、菅井きん

川崎の工場街に生きる貧しい職工と部品問屋の女店員。それぞれの家庭問題や社会事情をたくみに織りこみながら、若い二人の愛と成長を描いていく。映画初主演、酒井和歌子のきらめき! 内藤洋子と人気を二分する青春スタアとなった。

9月23日(水) 〜29日(火)

ザ・スパイダースの大進撃

1968年(S43)/日活/カラー/82分

『ザ・スパイダースの大進撃』写真

©日活

■監督:中平康/脚本:伊奈洸、倉本聰/撮影:北泉成/美術:松井敏行/音楽:かまやつひろし、脇野光司
■出演:ザ・スパイダース、和泉雅子、真理アンヌ、草薙幸二郎、堺駿二、植村謙二郎、ヴィレッジ・シンガーズ

帰国したザ・スパイダースの周辺で巻きおこる物騒な事件の数々!実はマチャアキが持ち帰ったタンバリンに秘密が……。メンバー七人が悪党相手に大暴れのアクション・コメディ。お約束の演奏シーンも楽しく、名曲満載。

9月27日(日) 〜10月3日(土)

悲恋の若武者

1962年(S37)/大映京都/カラー/72分

『悲恋の若武者』写真

©KADOKAWA 1962

■監督:西山正輝/脚本:相良準、吉田哲郎/撮影:武田千吉郎/美術:神田孝一郎/音楽:吉田正
■出演:橋幸夫、三条江梨子、姿美千子、天知茂、中村豊、高見国一、矢島陽太郎、石黒達也、浜田雄史、高倉一郎

西郷隆盛の教えを奉ずる若者たちが、西南戦争最大の激戦、田原坂の戦いに突き進む様を描いた歌謡時代劇。哀愁をこめて歌って恋する橋幸夫の颯爽たる若武者ぶり!相手役は『江梨子』に抜擢され三条魔子より改名した三条江梨子。

※上映作品変更のお知らせ
上映を予定しておりました『江梨子』は、16mmフィルム映写機故障のため、『悲恋の若武者』に変更させていただきます。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

9月27日(日) 〜10月3日(土)

海はふりむかない

1969年(S44)/松竹/カラー/87分

『海はふりむかない』写真

©1969 松竹株式会社

■監督:斎藤耕一/脚本:星川清司/撮影:小杉正雄/美術:梅田千代夫/音楽:服部克久
■出演:西郷輝彦、尾崎奈々、森次浩司、夏圭子、勝部演之、美川憲一、由美かおる、高田恭子、中山仁、麻生れい子、内田朝雄

エリートコースをひた走る兄と、自由気ままな生活をおくる弟。対照的なこの兄弟が原爆症の娘をめぐってことごとく対立する──。和製クロード・ルルーシュ、斎藤耕一監督ならではの映像美で若者のやさしさとエゴを描いた青春篇。

9月30日(水) 〜10月5日(月)

伊豆の踊子

1967年(S42)/東宝/カラー/85分

『伊豆の踊子』写真

©東宝

■監督・脚本:恩地日出夫/原作:川端康成/脚本:井手俊郎/撮影:逢沢譲/美術:育野重一/音楽:武満徹
■出演:内藤洋子、黒沢年男、江原達怡、田村奈巳、乙羽信子、団令子、酒井和歌子、西村晃、小沢昭一

伊豆へ一人旅にでた青年が、旅芸人一座と道連れになり、純粋無垢な踊子に心惹かれていく──。恩地日出夫監督×内藤洋子の組みあわせで、何度もリメイクされた川端文学に挑む。最高に可憐なヒロイン薫の誕生。

9月30日(水) 〜10月5日(月)

進め!ジャガーズ 敵前上陸

1968年(S43)/松竹/カラー/83分

『進め!ジャガーズ 敵前上陸』写真

©1968 松竹株式会社

■監督・脚本:前田陽一/脚本:中原弓彦/撮影:竹村博/美術:佐藤公信/音楽:いずみたく
■出演:ザ・ジャガーズ、中村晃子、尾崎奈々、三遊亭円楽、てんぷくトリオ、荒井千津子、園江梨子、南道郎、内田朝雄

ザ・ジャガーズ唯一の主演映画。ボーカル岡本信が純金密輸事件に巻きこまれ ビキニの女殺し屋集団に狙われるハメに──! ヒロイン中村晃子をはじめ、青山ミチ、泉アキ、レイコとミツコなどガールシンガーの姿がみられるのも嬉しい。

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