4月5日(日) 〜11日(土)

大菩薩峠

1957年(S32)/東映京都/カラー/119分

『大菩薩峠』写真

©東映

■監督:内田吐夢/原作:中里介山/脚本:猪俣勝人、柴英三郎/撮影:三木滋人/美術:鈴木孝俊/音楽:深井史郎
■出演:片岡千恵蔵、中村錦之助、長谷川裕見子、丘さとみ、岸井明、大河内傳次郎、月形龍之介

大長篇小説三度目の映画化。狂気の剣客机龍之助を千恵蔵が再演、東映が巨費をつぎ込み、巨匠吐夢を監督に、一年一本の三部作で製作。巡礼を斬り、試合の相手を殺し、その許婚を奪って遁走する龍之助。宿縁奇縁が織り成す壮大な群像劇が始まる。

4月5日(日) 〜11日(土)

殿さま弥次㐂多

1960年(S35)/東映京都/カラー/79分

『殿さま弥次喜多』写真

©東映

■監督:沢島忠/脚本:鷹沢和善、田村弘教/撮影:坪井誠/美術:井川徳道/音楽:鈴木静一
■出演:中村錦之助、美空ひばり、中村賀津雄、丘さとみ、花房錦一、田中春男、千秋実、雪代敬子、薄田研二、大河内傳次郎

八代将軍をめぐるスクープ大合戦!歌う女事件記者、キュートな娘焼き芋売り、けったいな男伊達らを巻き込みながら、尾張紀州の殿さまコンビが瓦版屋の臨時店員に成りすまし、てんやわんやの大騒動。沢島監督会心のスラップスティック時代劇。

4月8日(水) 〜14日(火)

若さま侍捕物帖

1960年(S35)/東映京都/カラー/84分

『若さま侍捕物帖』写真

©東映

■監督:佐々木康/原作:城昌幸/脚本:結束信二/撮影:山岸長樹/美術:吉村晟/音楽:万城目正
■出演:大川橋蔵、千秋実、本郷秀雄、桜町弘子、三田佳子、花園ひろみ、花柳小菊、坂東好太郎、山形勲

橋蔵の人気シリーズ第八作。佐々木監督の正月映画。柳橋の船宿に住む粋な侍「若さま」が例の如く怪事件の謎を暴く。娘おいとは桜町。当時新進の三田佳子が橋蔵の相手役(二度目)。ラストで秘剣一文字崩しが敵を斬って斬って、斬りまくる!

4月12日(日) 〜14日(火)

鳳城の花嫁

1957年(S32)/東映京都/カラー/85分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品

『鳳城の花嫁』写真

©東映

■監督:松田定次/脚本:中山文夫/撮影:川崎新太郎/美術:鈴木孝俊/音楽:深井史郎
■出演:大友柳太朗、長谷川裕見子、中原ひとみ、田崎潤、片岡栄二郎、志村喬、薄田研二、進藤英太郎、三島雅夫

鳳城の若殿が、人の選んだ嫁でなく自分の嫁は自分で探すと家出して、単身江戸へ。世間知らずだから、とんだハプニングの連続。だが偶然商家の娘に出会い……。大友のとぼけた面白さとチャンバラの迫力が存分に楽しめる日本初のシネスコ映画。

4月12日(日) 〜18日(土)

恋山彦

1959年(S34)/東映京都/カラー/93分

『恋山彦』写真

©東映

■監督:マキノ雅弘/原作:吉川英治/脚本:比佐芳武、村松道平/撮影:吉田貞次/美術:川島泰三/音楽:鈴木静一
■出演:大川橋蔵、大川恵子、丘さとみ、田崎潤、花房錦一、柳永二郎、薄田研二、伊藤雄之助

吉川英治原作の伝奇ロマン。マキノ監督自身の再映画化で、阪妻が演じた主人公二役に橋蔵が挑戦。前半は、平家の末裔伊那の小源太の波瀾万丈の物語、後半は瓜二つの浪人が身代りとなり、小源太が仇討ちを果たす話。橋蔵の豪華絢爛一人舞台。

4月12日(日) 〜18日(土)

ひばりの森の石松

1960年(S35)/東映京都/カラー/83分

『ひばりの森の石松』写真

©東映

■監督:沢島忠/脚本:鷹沢和善/撮影:伊藤武夫/美術:塚本隆治/音楽:米山正夫
■出演:美空ひばり、若山富三郎、里見浩太郎、植木千恵、花房錦一、尾上鯉之助、阿部九州男、堺駿二、大河内傳次郎

ご存知森の石松道中記。ひばりが茶摘み娘からなんと片目の石松に変身!そそっかしいけど気っぷが良く、情に脆い。べらんめえ調で啖呵を切り、刀を抜いて大暴れ。ひばりの魅力満載。絶好調沢島監督のハチャメチャ感溢れる時代劇ミュージカル。

4月15日(水) 〜21日(火)

大菩薩峠 第二部

1958年(S33)/東映京都/カラー/105分

『大菩薩峠 第二部』写真

©東映

■監督:内田吐夢/原作:中里介山/脚本:猪俣勝人、柴英三郎/撮影:三木滋人/美術:鈴木孝俊/音楽:深井史郎
■出演:片岡千恵蔵、中村錦之助、長谷川裕見子、丘さとみ、星美智子、東千代之介、月形龍之介

無明地獄をさまよう龍之助は、三人の女からの愛とわが子への思慕で自らを慰めるが、心の安住は得られない。死と背中合せの愛欲の世界に無常観漂う河原者の唄が流れる。仇敵を追って旅を続ける青年剣士と可憐な娘。怪盗が二人を暖かく見守る。

4月15日(水) 〜21日(火)

丹下左膳

1958年(S33)/東映京都/カラー/99分

『丹下左膳』写真

©東映

■監督:松田定次/原作:林不忘/脚本:中山文夫/撮影:川崎新太郎/美術:川島泰三/音楽:深井史郎
■出演:大友柳太朗、大川橋蔵、美空ひばり、長谷川裕見子、大河内傳次郎、東千代之介、月形龍之介

大友の明朗丹下左膳第一作。こけ猿の壺の話を面白く変えた中山文夫(松村昌治)の脚色、松田監督の職人芸が冴えるセミオールスタア映画。大友が左手で豪快な立回りを見せ、橋蔵の源三郎もカッコいい。ひばり、千代之介、月形、大河内ほか皆適役。

4月19日(日) 〜25日(土)

水戸黄門

1960年(S35)/東映京都/カラー/94分

『水戸黄門』写真

©東映

■監督:松田定次/脚本:小国英雄/撮影:川崎新太郎/美術:川島泰三/音楽:富永三郎
■出演:月形龍之介、中村錦之助、大川橋蔵、中村賀津雄、東千代之介、大友柳太朗、市川右太衛門、片岡千恵蔵

お盆のオールスタア映画。水戸黄門はやっぱり月形がいい。風格が違う。千代之介の助さん、賀津雄の格さんを従え、江戸の連続放火事件の究明に乗り出す。錦之助の火消しの頭領と大友の田舎侍との友達関係が愉快。松田監督一流の娯楽大作。

4月19日(日) 〜25日(土)

森の石松鬼より恐い

1960年(S35)/東映京都/カラー/96分

『森の石松鬼より恐い』写真

©東映

■監督:沢島忠/脚本:小国英雄、鷹沢和善/撮影:坪井誠/美術:鈴木孝俊/音楽:鈴木静一
■出演:中村錦之助、丘さとみ、大川恵子、千秋実、田中春男、赤木春恵、中村時之介、山形勲、進藤英太郎、鶴田浩二

「森の石松」の舞台稽古が捗らず、イライラした演出家の石井。泥酔して目を覚ますと、江戸時代にタイムスリップ。自分が石松本人に!みんな知った顔なのに話が通じず、次郎長からは金毘羅代参を命じられ……。戦前作品『続清水港』のリメイク。

作品解説:藤井秀男

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