勝田演劇事務所Vol.17『シチリアのライム〜ピランデッロ一幕劇集2〜』

【作】ルイージ・ピランデッロ(1886〜1936)
【訳・演出】勝田安彦
【照明】佐藤
【音響】小沢高史
【出演】
大橋芳枝、中原和宏、村松恭子
吉村恵美子、内田龍磨、澤純子、中島忍、
高杉勇次、出沼朋美、増本絵美
【衣裳】典子
【演出助手】伊地知ナナコ
【宣伝美術】森田麻知子
【制作】勝田演劇事務所


【日程】
4月16日(水)19:00〜
4月17日(木)19:00〜
4月18日(金)14:00〜
4月19日(土)14:00〜 / 19:00〜
4月20日(日)14:00〜

【チケット料金】
前売・当日共¥3,500 / 学生¥2,500

【予約・問合せ】
勝田演劇事務所 電話:042-576-2787

【コメント】
現代の演劇に多大な影響を与え、ノーベル文学賞も受賞した
イタリアの劇作家ルイージ・ピランデッロ(1867〜1936)
この20世紀演劇の巨人の一幕劇を、本邦初のものを含め、
三本立てでお送りします。

今や有名な歌手となったかつてのいいなづけに会いに、
故郷の村から都会に出てきた男が目にする
残酷な時の流れを描く『シチリアのライム』(1910年)。

深夜のカフェで終電に乗り遅れた男と見知らぬ男との会話から
人生の深淵が垣間見える『花をくわえた男』(1923年)。

シチリアの貧しい村で、音信不通の息子の帰りを待ち続ける老婆と、
彼女に認めてもらえないもう一人の息子のいびつな関係から、
過去のいまわしい記憶が浮かび上がる『もう一人の息子』(1925年)。

何かを待ち続ける人々の姿を、残酷なユーモアをまぶして
描いた三つの悲痛な物語。

Last Update : 2008/03/17