主催:社団法人日本劇団協議会・制作:劇団1980落語芝居『藪入り』(次世代を担う演劇人育成公演、平成20年度文化庁芸術団体人材育成公演)
【構成・演出】大谷美智浩 【キャスト】 小出康統(育成対象者) 水井ちあき(育成対象者) 大久保美和(育成対象者) 上野裕子 翁長 諭 木之村達也 上原弘之 八代定治 室井美香 湯澤俊典 井野戸芙美 海老根寿代 吉田美咲 【装置・衣裳】佐々波雅子 【照明】古宮俊昭 【音響】斉藤美佐男 【舞台監督】翁長 諭 【三味線指導】鶴賀喜代寿郎(新内) 【写真】宮内 勝 【宣伝美術】山本隆世・版画爆撃中隊 【制作デスク】大石めぐみ・上野裕子 【協力】河本瑞貴・日本映画学校・ゆうげい社・ロットスタッフ
【日時(タイムテーブル)】 2009年 2月10日(火) 19:00− 2月11日(水・祝)14:00− 2月12日(木) 19:00− 2月13日(金) 19:00− 2月14日(土) 14:00−/ 19:00− 2月15日(日) 14:00−
【チケット】 ≪日時指定/全席自由席≫ 前売3,000円 当日3,300円 シニア(65歳以上)・学生2,000円(前売・当日共)
【お問い合わせ】 電子チケットぴあ:0570-02―9999(Pコード:391-999) 劇団1980 TEL:03-3321-7898(平日12時〜18時受付・土日祝休) FAX:03-3321-9092 E-mail:ikhm-mc@mars.plala.or.jp
コメント: お陰様で好評を頂いております「落語芝居」も、回を重ねていよいよ第三弾となりました。 (構成・演出 大谷美智浩) これまでは「落語の面白さ」に助けて頂いた感がありましたが、そろそろ「落語芝居の面白さ」というものを追求していかなくてはいけません。 落語にはなくて、落語芝居の強みとなるもの、落語芝居だから楽しめるもの。これはなかなか難しい。難しくはありますが、全く手ごたえがない訳でもない。と言って、これだ!と胸を張って旗を揚げるほど確かなものがあるでもない。 まことに不安定で危なっかしい手ごたえではありますが、それを確かなものにするためにも、やはり地道にコツコツと、作品づくりに精を出す他はないようです。 さて、今回のラインナップはと申しますと・・・ 押し入れに押し込められた若い衆を助け出せ!ミッション・インポッシブルを切り抜ける機略が楽しい「風呂敷」。 この二人の掛け合いの面白さ!これはまさに落語の域を越えて、ウェルメイドなconte(コント・軽妙な寸劇)と言っても過言ではない「代書屋」。 一味ムードが違う怪異譚、働き者のお鍋の正体とは?「仔猫」。 子離れ出来ない親父の元へ、奉公先から一日だけの休みをもらって一人息子が帰って来る、人情噺の「藪入り」。 何のかのと申しましても、やはり落語は面白い。 その面白さを素直にお客様にお届けする。 これがやはり、落語芝居が市民権を得るための、一番の近道と言うものなのかも知れません。

Last Update : 2008/12/24
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