劇団ブルーライオンアンブレラ プロデュース公演『砂の女』

「砂の女」公演にあたって
『芝居は役者のもの』これはよく言われることである。そしてそれに異論を唱えるつもりはない。まさに幕が上がったら、役者から迸る言葉、発する空気、全てのものが劇女を埋め尽くすのだろう。またその一方で、役者そして舞台を支えるスタッフとお芝居を創り上げながら、そのどれもが完璧でも「完成」にはならない。
−「お客様」−当たり前だが、お客様がいなければ、全ての芝居は成立しない。だからこそ、何の縁があってか、このお芝居に辿りついた人がいるならばこんなに有難いことはない。そして見てほしい、観るというよりも「目撃者」になって欲しい。
「砂の女」は事件であり、不条理劇であり、そして人間ドラマである。
安部公房という巨人の胸を借りて、昭和から平成へ駆け抜けられたら幸いである。
(林 真樹子)


【出演】高野志穂/鋼島郷太郎(青年座)
【企画・脚本・演出】林真樹子
【原作】安部公房「砂の女」

【舞台監督】西村珠生(青年座)
【音響】中島正人(オフィス新音)
【照明】若林恒美
【舞台芸術デザイン】森しずか
【協力】TOM company/青年座

 劇団ブルーライオンアンブレラ プロデュース公演

【ポスター撮影】谷脇貢史
【ポスターデザイン】瀬川卓司(killigraph)
【宣伝協力】宗像久美子


【日時(タイムテーブル)】
2017年
8月26日(土) 13:00−/19:00−
8月27日(日) 13:00−


【チケット】
 前売 4,000円
(日時指定・全席自由)


【公式HP】
 演劇「砂の女」facebook
 https://www.facebook.com/bluelionumbrella/


【チケット取り扱い】
 チケット販売サイト(PassMarket)
 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01e7hfz01xcu.html

Last Update : 2017/08/14