TOHOKU Roots Project『想稿・銀河鉄道の夜〜2026〜』

【出演】
広瀬咲楽(TOHOKU Roots Project・宮城)
堀夏子(青年団・千葉)
石川彩世(TOHOKU Roots Project・岩手)
菊池泰生(岩手)
陽彩(ポラリスキカク・茨城)
横道毅(花組芝居・岩手)
【演奏】
立石一海

【STAFF】
原作:宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
脚本:北村想
演出:白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)
音楽:立石一海
主題歌:広瀬咲楽
ドラマトゥルク・製作総指揮・舞台監督:坂野早織(TOHOKU Roots Project・福島)
照明:森規幸(balance.inc)/ 音響:島貫聡 / 歌唱指導:市川ゆり
美術協力:片平圭衣子
制作:TOHOKU Roots Project制作部
TOHOKU Roots Projectテーマ曲:広瀬咲楽「ながいながい宇宙の旅」
企画:坂野早織・広瀬咲楽・石川紗世(以上、TOHOKU Roots Project)
製作:一般社団法人東北ルーツプロジェクト

【著作権許諾番号】So Kitamura 2026 No. 0011 岡野宏文

【日時(タイムテーブル)】
 2026年
 8/7(金) 19:00-
 8/8(土)  13:00-/18:00-
 8/9(日)  13:00-/18:00-
 8/10(月)  19:00-
 8/11(火)  13:00-
 
【チケット】
全席指定席
🌟どこまでも行ける切符(共通)
・一般 ¥5,000
・U-25 \3,500
・ペアチケット¥9,000(2名分)

🌟イーハトーヴ切符(開催地住民限定チケット)
・一般 ¥3,800
・高校生以下 ¥ 2,500
・ペアチケット¥7,000

受付にてお名前をお伝え頂き、チケット表示画面をご提示ください。切符をお渡しします。

【チケット取り扱い】
ACTぴっとStage+
https://act-pit-stageplus.com/events/48

発売開始 2026年6月11日(土)12:00-


【お問合せ】
本公演の内容・チケット・運営に関するお問い合わせは、主催者「一般社団法人東北ルーツプロジェクト」へ直接ご連絡ください。
メール
info.tohoku.roots.pj@gmail.com

【その他注意点】
・会場には専用駐車場がございません。公共交通機関をご利用いただくか、近隣のコインパーキングをご利用ください。
・物販コーナーは現金のみご利用いただけます。
・会場内での録音・撮影は固くお断りしております。
・食物の持ち込みはご遠慮ください。
・3歳未満のお子様のご入場はご遠慮いただいております。本番中、場内が暗くなります。
・お席を利用になるお子様はチケットが必要です。
・未就学児のお子様は保護者の頭を越えない高さの後ろの方のご迷惑にならない範囲で大人の膝の上での観劇は入場無料となりますので、ご相談ください。

【公式サイト】
公式HP
https://tohokurootsproject.wixsite.com/tohoku-roots-project

公式X
https://x.com/TohokuRootsPj?s=20


コメント:
あの頃、目の前に広がる景色に15年後の未来なんて想像出来ませんでした。
突然いなくなってしまったあの人たちのいない未来なんて想像出来ませんでした。
全ての色を失った大切な街に、また笑い声の聞こえる未来なんて想像できませんでした。
2011年3月11日。日常とは、こんなにもあっけなく何もかも壊れるのだということを、そして、またいつでも会えるはずの人たちをこんなにも突然失うのだということを、そして、誰かが生きてきた証も場所の思い出も、無くなってしまえばこんなにも曖昧で危ういものだったのだということを思い知らされた日。

あれから10年が経つ2021年に観てもらいたいのはどんな芝居だろうかと考えていました。
あの日沢山の涙を流した場所で、沢山の別れを経験した場所で、みんなに観てもらいたいのはどんな芝居だろうかと考えました。そして、そんなことを考えている間に2020年の春がやってきて、「煙が目にしみる」公演は2公演を終えて大船渡で中止となりました。新型コロナウイルス感染拡大により世界は一変し、劇場に人が集まるということが出来なくなりました。配信公演をやってみたり、小さな規模の公演から始めてみたり。予定していた2021年の第4回公演は、コロナ禍の公演中止のとてつもなく大きな金銭的ダメージを受けて、それ以降も断念せざるを得ませんでした。

本当は10年の2021年に故郷に届けたかったのは、どこかの港町で今日も笑って、怒って、泣いて、元気に生きている人たちの物語。きっと、誰よりも日常の儚さと危うさを知っている人たちの日常と、ささやかな出来事を描く物語となる予定でした。自分から公演をやろうと仲間たちに発信することにもひっそりと疲れてしまい、もう本公演はずっと無理かもしれないなと漠然と思いながら、2026年が見えてきた頃、宮城県で被災した最年少のメンバーから「2026年、本当に何もやらないつもりですか?」と真っ直ぐに問われました。その問いに真っ向から向き合おうとして、この15年を振り返りながらあの日とその後の日々を思う時、今も涙がこぼれてしまうのです。時間は全てを解決してくれると言うけれど、自分自身、全然まだまだ薄皮一枚剥がせば今もまだその傷は生々しいのだと思い知らされるのです。
16度目の春を超えて、今一度向き合うことに決めました。
この15年の間に心強い存在になった一緒に汽車に乗ってくれる仲間たちと共に。

私たちはジョバンニです。
あの日、「この切符はまだなのです」と言われて、カムパネルラと一緒に行けなかったジョバンニなのです。2026年、再演を予定していた「想稿・銀河鉄道の夜」とは形を変えて、私たちの「銀河鉄道」を再び走らせようと思います。

これは、あの日から15年後に生きる私たち自身へ、
あの日と今日までに旅立っていった全ての人へ、
そして15年の間にこの世に生まれてきた来た子どもたちへの手紙です。

Last Update : 2026/07/03