上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
▶ザムザ阿佐谷
ラピュタ阿佐ヶ谷 | 21:00〜
6月27日(金)〜29日(日)
1993年(H5)/新東宝映画/カラー/58分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©新東宝映画
■監督・脚本:鈴木敬晴/撮影:稲吉雅志/照明:斉藤久晃 ■出演:林由美香、牧村耕次、岸加奈子、浅野桃里、清水大敬、木下雅之
出稼ぎで上京し孤独な日々を送る倉田は、死んだ妹に瓜二つの桃子と出会い、互いに心を通わせる。若松プロで助監督を務め1989年からピンク映画を撮り続けた鈴木敬晴が、純朴な男と裏の世界に転落した女の愛を切なく描く。本格的に映画出演を始めた林が二役に挑んでいる。 ▲
上映スケジュール
6月30日(月)〜7月4日(金)
1992年(H4)/アウトキャスト・プロデュース/カラー/56分
■監督・脚本:上野俊哉/撮影:小西泰正/照明:林信一/音楽:E-tone ■出演:林由美香、菊次郎(本多菊雄)、紀野真人、伊藤舞、水鳥川彩、牧村耕次
金の先物取引で糾弾されている商事会社の社長・山岡は、ホームレスの男を替え玉にして自身の死の偽装を企む。上野俊哉が豊田商事会長刺殺事件をモチーフに、詐欺商法に絡んだ男女の欲望を描くサスペンス。少女であり娼婦という役を演じ、ほぼ台詞のない林の幻影的な存在感が印象深い。 ▲
7月5日(土)〜7日(月)
1993年(H5)/国映/カラー/55分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©国映
■監督:サトウトシキ/脚本:小林宏一(小林政広)/撮影:小西泰正/音楽:E-tone ■出演:ゐろはに京子、林由美香、紀野真人、佐野和宏、吉行由実
高校時代恋愛関係にあった友子と直美。時を経て、結婚した直美の周囲で不可解な死が続く。直美の密告で逮捕された友子は彼女への復讐心を抱く。サトウトシキがファナティックな同性愛をスタイリッシュに描き、同年のピンク大賞作品賞を受賞した傑作。林は直美役を魅惑的に演じる。 ▲
7月8日(火)〜12日(土)
1994年(H6)/新東宝映画/カラー/53分
■監督:深町章/構成:甲賀三郎(瀬々敬久)/撮影:清水正二 ■出演:林由美香、荒木太郎、石川恵美、ゐろはに京子、池島ゆたか、神戸顕一、樹かず
「元アダルトビデオのスター林由美香を題材にしたドキュメント映画」の製作現場をドキュ・ドラマの手法で描く異色作。瀬々敬久の脚本を大ベテラン深町章=稲尾実が監督。劇中で林に恋する俳優を演じるのは、後に監督に進出する荒木太郎。二人の原点ともいえる記念すべき共演作。 ▲
7月13日(日)〜15日(火)
1993年(H5)/国映/カラー/54分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督:幡寿一(佐藤寿保)/脚本:五代響子/撮影:稲吉雅志 ■出演:林由美香、今泉浩一、伊藤清美、石原ゆり、川崎浩幸、金子真一郎、宵待闇四郎
二十歳の誕生日に死ぬことを決めた少女と、心の病を抱える家族に捨てられた青年が出会い、新たな一歩を踏みだす。佐藤寿保が「血と暴力」の表現を排し、人と人とのピュアな感情の交錯を映しだしたボーイ・ミーツ・ガール映画の秀作。ヒロインを瑞々しく演じた林の演技が素晴らしい。 ▲
7月16日(水)〜20日(日)
1993年(H5)/オフィス・バロウズ/カラー/60分
©新日本映像株式会社
■監督:池島ゆたか/脚本:五代響子/撮影:下元哲 ■出演:石原めぐみ、林由美香、杉下なおみ、柾木愛造(梶野考)、平賀勘一、山本竜二、神戸顕一
青森から家出してきたコトリとアソビ。コトリは同じ境遇の青年と恋に落ち、アソビは行きずりの男との関係を続ける。すれ違う二人の人生は……。俳優を経て念願の監督進出を果たした池島ゆたかが、少女たちのほろ苦い愛と性を描く青春映画。林は都会で荒んでいくアソビを軽やかに演じる。 ▲
7月21日(月)〜23日(水)
1997年(H9)/国映、新東宝映画/カラー/79分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©国映/新東宝映画
■監督:渡邊元嗣/脚本:中野貴雄/撮影:清水正二/音楽:徳永由紀子 ■出演:樋口みつき、螢雪次朗、久保新二、泉由紀子、林由美香、工藤翔子
渡邊元嗣と中野貴雄がタッグを組み、江戸幕府の末裔・徳川虎長の子種を狙い政府転覆を企む風魔忍者たちと十三代目・服部半蔵の攻防を描いた、奇想天外なお色気活劇。セックス忍法を操るくノ一に扮した林が全裸で大凧に乗り夜空を舞いあがる!抱腹絶倒のバトルシーンはみもの。 ▲
7月24日(木)〜28日(月)
1998年(H10)/新東宝映画/カラー/62分
■監督:渡邊元嗣/脚本:波路遥/撮影:清水正二 ■出演:しのざきさとみ、工藤翔子、林由美香、螢雪次朗、泉由紀子、西藤尚、久須美欽一
異常性犯罪解決のために結成されたクイーンズ・スクワッドが、淫乱に変貌するという謎の光線の正体に挑む。渡邊元嗣がセクシー捜査官たちの活躍を描いたピンキー・アクション・シリーズの第一作。林はおとぼけな新米捜査官を演じ、アクションにコメディと多面的な魅力を発揮。 ▲
作品紹介:林田義行(ピンク映画誌「PG」)
1 / 2 / ザムザ阿佐谷