上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
▶ザムザ阿佐谷
ラピュタ阿佐ヶ谷 | 21:00〜
7月29日(火)〜31日(木)
1996年(H8)/国映/カラー/63分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©国映
■監督:今岡信治/脚本:いまおかしんぢ、星川隆宣/撮影:鈴木一博 ■出演:川瀬陽太、水乃麻亜子、林由美香、岡田智宏、佐野和宏、伊藤清美
行方不明になった女への執着から妄想に取り憑かれた男が天使のような少女と出会い、二人は時限爆弾を使った遊びに興じていく。いまおかしんじの第二作で、現実と夢の狭間を彷徨う男女を描いた痛切な愛の物語。主人公の「過去」にしか存在しない赤い服の林が強烈な印象を残す。 ▲
上映スケジュール
8月1日(金)〜5日(火)
1998年(H10)/フィルムハウス/カラー/60分
©新日本映像株式会社
■監督・脚本:坂本太/撮影:創優和/編集:金子尚樹 ■出演:高橋真祐美、林由美香、村上ゆう、山本清彦、久須美欽一、前川勝典
長距離通勤と残業地獄で不能に陥った夫のために運転免許を取得しようとする妻と、教習所で出会うユニークな人々との交流を描く。パワフルなエロス描写でエクセスを牽引した坂本太による楽しさに満ちた一篇。林は車に乗ると男が無性に欲しくなるというヒロインの姉を演じる。 ▲
8月6日(水)〜8日(金)
1998年(H10)/オフィス吉行/カラー/60分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©OP PICTURES
■監督:吉行由実/脚本:五代暁子/撮影:小西泰正/編集:酒井正次 ■出演:林由美香、石川雄也、川瀬陽太、河名麻衣、吉行由実、原知佐子
マリカは同棲中の晃が単身赴任となり、彼の幼なじみシュンと共同生活を始める。二人は親友のような関係になり、マリカはシュンがゲイで晃に想いを寄せていることを知る。吉行由実が盟友・林の「最後のアイドル映画」として企画した、ジェンダー問題を織り込んだ爽やかな恋愛映画。 ▲
8月9日(土)〜13日(水)
1999年(H11)/NHK/カラー/90分 ※英語字幕付
©NHK
■監督:高橋陽一郎/脚本:岩松了/撮影:石川一彦/音楽:りりィ&Yoz ■出演:水橋研二、林由美香、渡辺哲、りりィ、塚本晋也、絵沢萠子
リストラされ離婚した母のもとで鬱屈した日々を送る一也は、風俗店で働く佐知子と出会い……。NHKハイビジョンドラマとして製作され、カンヌ映画祭に正式出品されながらも再放送もソフト化もされず幻となった青春ドラマの傑作。佐知子役を自然体で演じた林もカンヌの土を踏んだ。 ▲
8月14日(木)〜18日(月)
2000年(H12)/国映、新東宝映画/カラー/68分
©国映/新東宝映画
■監督:サトウトシキ/脚本:小林政広/撮影:広中康人/音楽:山田勲生 ■出演:横浜ゆき、林由美香、本多菊雄、伊藤猛、川瀬陽太、さとう樹菜子
同じ団地で暮らす二組の夫婦。温泉旅行へ出かけた妻たち、残された夫たち、それぞれが同性愛の関係を結んで……。サトウトシキと小林政広のコンビが、夫婦とは?というテーマをユーモアとさりげない哀しみを交えて描く。林は夫婦関係にゆれる人妻の繊細な感情を丁寧に演じている。 ▲
8月19日(火)〜23日(土)
2004年(H16)/サカエ企画/カラー/60分
■監督:新田栄/脚本:岡輝男/撮影:千葉幸男/編集:酒井正次 ■出演:水沢ゆりか、林由美香、葉月螢(ほたる)、松浦祐也、丘尚輝、なかみつせいじ
高校の同窓会で再会した三人の女たち。義理の息子と関係を持つ薫と孝子は、やはり義理の息子を持つ静流を自らの欲望に引きずり込もうと……。濃厚なエロス描写で定評のある新田栄が義母と息子の禁断の関係を描く。林、葉月螢ら実力派が秘密クラブを営む人妻に扮し、脇を固める。 ▲
8月24日(日)〜28日(木)
2004年(H16)/国映、新東宝映画/カラー/58分 ※英語字幕付
■監督:女池充/脚本:西田直子/撮影:伊藤寛/編集:金子尚樹 ■出演:こなつ、林由美香、石川KIN、佐野和宏、福島拓哉、藍山みなみ
マリッジブルーの祥子は妻子持ちの工藤との関係にのめり込む。工藤の妻・恵子は彼の親友・吉田から奪った女だった。工藤は吉田が癌であることを知って……。女池充がセックスからはじまる恋愛を甘くほろ苦く、そして官能的に描く。林は子持ちの主婦役を凛とした存在感で演じている。 ▲
8月29日(金)〜9月2日(火)
2004年(H16)/国映、新東宝映画/カラー/64分 ※英語字幕付
■監督・脚本:いまおかしんじ/撮影:鈴木一博/編集:酒井正次 ■出演:林由美香、吉岡睦雄、華沢レモン、栗原良、伊藤清美、伊藤猛、川瀬陽太
プロボーラーを目指す愛子は、郵便局員の良男と恋におちる。孤独で純粋な心を持つ女の切ない愛の妄執を、いまおかしんじが独特なユーモアを交えつつ哀歓をこめて描く。同年のピンク大賞作品賞を受賞。熱演を見せた林も圧倒的な票数で女優賞を受賞し、自他共に認める代表作となった。 ▲
作品紹介:林田義行(ピンク映画誌「PG」)
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