9月9日(日) 〜11日(火)
東京のえくぼ
1952年（S27）／新東宝／白黒／88分 ※16mm
■脚本：小国英雄／撮影：小原譲治／美術：進藤誠吾／音楽：服部良一
■出演：上原謙、丹阿弥谷津子、小林桂樹、柳家金語楼、清川虹子、古川緑波、高峰秀子
スリと間違え警察に突きだした男は、就職先の社長だった――。松林監督のデビュー作は、キュートで洒脱、ぴりりと諷刺のきいた都会派コメディ。下町育ちの女秘書・伸子が、青年社長の疲れた心に爽やかな風を誘い込む。
(c)国際放映
(c)東宝
9月9日(日) 〜15日(土)
潜水艦イ―57降伏せず
1959年（S34）／東宝／白黒／104分
■原作：川村六良／脚本：須崎勝弥、木村武／特殊監督：円谷英二／撮影：完倉泰一
■出演：池部良、三橋達也、久保明、平田昭彦、土屋嘉男、瀬木俊一、藤田進、マリア・ラウレンティ
太平洋戦争末期。僅かでも有利な条件で戦争終結を迎えるべく、特殊任務をおびた潜水艦イ-57は大西洋にむかう。的中突破するイ-57の壮烈無比な運命！役者陣の堂々たる演技、持続する緊張感、そして特撮もみごとな傑作。
(c)東宝
9月9日(日) 〜15日(土)
喜劇 百点満点
1976年（S51）／東宝映画／カラー／94分
■原作・脚本：高橋玄洋／脚本：松林宗恵／撮影：村井博／美術：本多好文／音楽：神津善行
■出演：森繁久彌、淡島千景、フランキー堺、伴淳三郎、三木のり平、浜木綿子、小林桂樹、西村晃
森繁久彌芸能生活四〇周年記念作品と銘打った本作は、まさにお祭り的な豪華な顔ぶれ。駅前の三流予備校を舞台に、森繁扮する校長と講師陣、出来の悪い生徒たちが繰り広げる笑いと涙の人生コメディ。
(c)東宝
9月12日(水) 〜18日(火)
がんばれ！ 盤嶽
1960年（S35）／宝塚映画／カラー／95分
■原作：白井喬二／脚本：岸松雄、新藤兼人／撮影：岡崎宏三／音楽：宅孝二
■出演：小林桂樹、志村喬、団令子、小泉博、富士真奈美、島崎雪子、山茶花究
大垣道場唯一の弟子・盤嶽は師匠の娘と結婚するため、江戸で仕事を探そうと一人旅。が、世間知らずの彼は騙されてばかり…。山中貞雄『盤嶽の一生』を再映画化した青春時代劇。笑いの要素に現代的感覚をプラス。
(c)国際放映
9月12日(水) 〜18日(火)
戦艦大和
1953年（S28）／新東宝／白黒／104分 ※16mm
■監督：阿部豊／原作：吉田満／脚本：八住利雄／撮影：横山実／音楽：芥川也寸志
■出演：藤田進、舟橋元、片山明彦、高島忠夫、高田稔、佐々木孝丸、小川虎之助、見明凡太朗
戦争ニ生キ抜イタモノ再ビ戦争ヲ望マズ――。「天一号作戦」における戦艦大和沈没と乗組員たちの悲劇を描いた壮絶な超大作。当時としては画期的なミニチュアワークなど、みどころも多数。松林監督は応援監督として参加。
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9月16日(日) 〜22日(土)
人間魚雷回天
1955年（S30）／新東宝／白黒／107分 ※16mm
■原作：津村敏行／脚本：須崎勝弥／撮影：西垣六郎／美術：進藤誠吾／音楽：飯田信夫
■出演：木村功、津島恵子、岡田英次、和田孝、宇津井健
回天特別攻撃隊長・津村敏行の手記をもとに映画化。戦局挽回のため、水中特攻艇・回天に乗り込み、太平洋に散っていった男たち――。死期迫る極限状態におかれた若き乗組員たちの苦悩をみごとに描いている。
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9月16日(日) 〜22日(土)
夜を探がせ
1959年（S34）／東宝／白黒／99分
■原作：石原慎太郎／脚本：池田一朗、松林宗恵／撮影：鈴木斌／音楽：大森盛太郎
■出演：鶴田浩二、白川由美、八色賢典、越路吹雪、小沢栄太郎、千田是也、伊藤久哉
巨億の富に秘められた恐るべき秘密に、鶴田浩二扮する熱血漢が挑戦する――。石原慎太郎の同名小説の映画化で、松林監督には珍しいアクションドラマ。スリリングな雰囲気の中、ヒロイン・白川の美貌が映える。
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9月19日(水) 〜24日(月)
社長三代記
1958年（S33）／東宝／白黒／87分
■脚本：笠原良三／撮影：小原譲治／美術：村木与四郎／音楽：宅孝二
■出演：森繁久彌、加東大介、小林桂樹、司葉子、雪村いづみ、団令子、久慈あさみ、三木のり平
妻のお守を秘書にまかせて、自分は芸者とお遊びに。そんな二代目社長・浅川の行状に憤慨した初代社長未亡人は、純情な営業部長・大場を三代目に就任させる。松林監督、“社長”シリーズ初メガホン。
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9月19日(水) 〜24日(月)
続社長三代記
1958年（S33）／東宝／白黒／95分
■脚本：笠原良三／撮影：小原譲治／美術：村木与四郎／音楽：宅孝二
■出演：森繁久彌、加東大介、小林桂樹、司葉子、久慈あさみ、三木のり平、杉葉子、淡路恵子
女遊びがたたってアメリカ支社に飛ばされた二代目社長・浅川にかわって奮闘する三代目社長。ところがこの三代目、突如女狂いになってしまったから社内は大騒ぎ。今回は新社長・加東大介に注目。