10月7日(日) 〜13日(土)
連合艦隊
1981年（S56）／東宝映画／カラー／145分
■脚本：須崎勝弥／特技監督：中野昭慶／撮影：加藤雄大／音楽：谷村新司、服部克久
■出演：小林桂樹、永島敏行、金田賢一、古手川祐子、中井貴一、財津一郎、森繁久彌、鶴田浩ニ
太平洋戦争における日本海軍の興亡を、様々な階級の人間模様を交錯させながら描いた戦争映画超大作。声高に反戦を叫ぶことなく、仏教的無常観をもって戦争の空しさを訴える卓抜した演出は松林監督ならでは。
(c)東宝
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10月10日(水) 〜16日(火)
美貌の都
1957年（S32）／宝塚映画／白黒／99分
■脚本：井手俊郎／撮影：遠藤精一／美術：村木与四郎／音楽：斎藤一郎
■出演：司葉子、宝田明、木村功、淡路恵子、小林桂樹、清川虹子、浪花千栄子、扇千景
大阪の町工場で働く千佳子は、同じ職場に恋人がいるが、貧しい生活から脱したいと願っていた。そこへ副社長の青年紳士が現れ…。華やかな世界を知った彼女はやがて自分を見失う。司葉子の美貌が光る哀愁メロドラマ。
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10月10日(水) 〜16日(火)
ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐
1960年（S35）／東宝／カラー／118分
■脚本：橋本忍、国弘威雄／特技監督：円谷英二／撮影：山田一夫／音楽：團伊玖磨
■出演：夏木陽介、三船敏郎、鶴田浩二、池部良、宝田明、佐藤允、田崎潤、志村喬、藤田進
太平洋戦争へき頭の真珠湾奇襲からミッドウェイ沖海戦の日本軍敗退までを描いた特撮戦争大作。艦と運命を共にした三船と田崎、両軍人の霊が海底で語り合うラストは、僧侶でもある松林監督らしい味わい深い名場面。
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10月14日(日) 〜20日(土)
万事お金
1964年（S39）／東宝／カラー／94分
■原作：源氏鶏太／脚本：井手俊郎／撮影：鈴木斌／美術：村木忍／音楽：山本直純
■出演：坂本九、星由里子、浜美枝、伴淳三郎、有島一郎、浪花千栄子、平田昭彦
安サラリーマンの太郎はBGのサクラと恋仲。ところが、愛情が全てと考える太郎からの結婚申込みも、愛よりお金とわりきるサクラにあっさり拒絶され…。はたしてこの世は万事お金か？源氏鶏太原作のサラリーマン喜劇。
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10月14日(日) 〜20日(土)
恋の空中ぶらんこ
1976年（S51）／東宝映画／カラー／89分
■脚本：ジェームス・三木、吉田剛／撮影：岡崎宏三／美術：本多好文／音楽：菅野光亮
■出演：林寛子、草川祐馬、藤岡弘、浅野ゆう子、伴淳三郎、佐藤佑介、池上季実子
ひかりサーカスのマスコット的存在・千草は花形スターの洋三に恋い焦がれる十七歳。想いは日に日に募るばかり…、そんな二人を取り巻く人間模様を描いた作品。揺れうごく乙女を、林寛子が好演している。
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10月17日(水) 〜23日(火)
ひかげの娘
1957年（S32）／東京映画／白黒／98分
■原作：野口赫宙／脚本：新藤兼人／撮影：三村明／美術：小島基司／音楽：斎藤一郎
■出演：香川京子、淡路恵子、山田五十鈴、若山セツ子、三好栄子、佐原健二、仲代達矢
「私だって誰の子だかわかりゃしない。私はひかげの娘…。」芸者屋の一人娘として育てられた房子は、醜い社会から、そして暗く重くのしかかる宿命からぬけだそうともがき苦しむ。野口赫宙の同名小説を映画化したもの。
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10月17日(水) 〜23日(火)
てなもんや東海道
1966年（S41）／宝塚映画、渡辺プロダクション／カラー／92分
■原作：香川登志緒／脚本：長瀬喜伴、新井一沢田隆治／撮影：鈴木斌／音楽：萩原哲晶
■出演：藤田まこと、白木みのる、ハナ肇、藤木悠、なべおさみ、伴淳三郎、谷啓、浜美枝
TV番組『てなもんや三度笠』の映画版第三弾。喧嘩は弱いがハッタリは人一倍というやくざ・あんかけの時次郎と、口八丁手八丁の小坊主珍念。藤田・白木の凸凹コンビが多彩なゲストを迎えて大騒動を巻き起こす。
10月21日(日) 〜27日(土)
ふしぎな國・日本
1983年（S58）／松竹、松林プロダクション／カラー／103分
■脚本：紺野八郎／撮影：長沼六男／美術：横山豊／音楽：渡辺俊幸
■出演：中井貴一、紺野美沙子、植木等、財津一郎、森繁久彌、高峰三枝子、左とん平
東京と山口県を舞台に、周囲の反対を押しきって愛を貫こうとする若い男女と、彼らを取りまく人々のチグハグで愛すべき姿を鮮やかに描く。中井貴一のコメディセンスに、ベテラン喜劇俳優陣の笑いが加わり絶妙なハーモニー。