8月16日(日)〜18日(火)

人生とんぼ返り

1955年(S30)/日活/白黒/116分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品

『人生とんぼ返り』写真

©日活

■監督・脚本:マキノ雅弘/原作:長谷川幸延/撮影:高村倉太郎/美術:小池一美/音楽:大久保徳次郎
■出演:山田五十鈴、左幸子、河津清三郎、水島道太郎、澤村國太郎、森健二、本郷秀雄

新国劇の盟主・澤正から「リアルな殺陣」を求められた段平は、女房や娘の助けを借りつつ、立廻りの研究に没頭していく。名匠マキノ雅弘が『殺陣師段平』(50)をセルフリメイク。喝采を浴びることなき舞台裏の男一代を森繁主演で。

8月16日(日)〜22日(土)

次郎長三国志. 㐧八部 海道一の暴れん坊

1954年(S29)/東宝/白黒/103分

『次郎長三国志. 第八部 海道一の暴れん坊』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:マキノ雅弘/原作:村上元三/脚本:小川信昭、沖原俊哉/撮影:飯村正/美術:北辰雄/音楽:鈴木静一
■出演:小堀明男、河津清三郎、田崎潤、越路吹雪、水島道太郎、志村喬、川合玉江

マキノ雅弘の代表作ともいえる痛快娯楽時代劇「次郎長三国志」東宝版では森の石松に扮して当たり役とした。第八部は有名な金比羅代参から「閻魔堂の騙し討ち」まで──実質、森繁主演回。藤の花の名シーンと石松の開眼!

8月16日(日)〜22日(土)

いらっしゃいませ

1955年(S30)/東京映画/白黒/95分

『いらっしゃいませ』写真

©TOHO CO.,LTD.

■監督:瑞穂春海/原作:代田安彦/脚本:長瀬喜伴、小野田勇/撮影:三村明/美術:小島基司、島康平/音楽:原六朗
■出演:香川京子、瑳峨三智子、伊東絹子、中北千枝子、東野英治郎

高級デパート婦人服誂部の臨時雇員となった男やもめは、同僚の女店員にほのかな想いを寄せるものの、下宿の未亡人から慕われ、そのうえ重役の妾に誘惑されて……といった恋愛悲喜劇。森繁が体現する中年男の生活と哀愁。

8月19日(水)〜25日(火)

猫と庄造と二人のをんな[短縮版]

1956年(S31)/東京映画/白黒/103分

『猫と庄造と二人のをんな[短縮版]』写真

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■監督:豊田四郎/原作:谷崎潤一郎/脚本:八住利雄/撮影:三浦光雄/美術:伊藤熹朔/音楽:芥川也寸志
■出演:香川京子、山田五十鈴、浪花千栄子、南悠子、田中春男、山茶花究、芦乃家雁玉、林田十郎

芦屋附近の商家。異常なまでの愛情を猫に注ぐ甲斐性なしの男をめぐって、先妻、後妻、彼の母親が欲や嫉妬の絡んだ凄烈なやりとりを繰り広げる。ダメ男を天衣無縫におかしく演じて、森繁の真骨頂。谷崎潤一郎の小説の映画化。

8月19日(水)〜25日(火)

社長太平記

1959年(S34)/東宝/白黒/95分

『社長太平記』写真

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■監督:松林宗恵/脚本:笠原良三/撮影:玉井正夫/美術:小川一男/音楽:宅孝二
■出演:加東大介、小林桂樹、三木のり平、有島一郎、団令子、水野久美、久保明、淡路恵子、久慈あさみ

東宝のドル箱長寿サラリーマン喜劇「社長」シリーズより。舞台は時代の先端をいく婦人下着メーカー。森繁の水兵社長、小林桂樹の下士官専務、加東大介の艦長課長と古い仲間が揃って社運をかけた販売戦!爆笑トリオの珍芸妙演!

8月23日(日)〜25日(火)

警察日記

1955年(S30)/日活/白黒/111分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品

『警察日記』写真

©日活

■監督:久松静児/原作:伊藤永之介/脚本:井手俊郎/撮影:姫田真佐久/美術:木村威夫/音楽:團伊玖磨
■出演:三國連太郎、伊藤雄之助、宍戸錠、杉村春子、十朱久雄、三島雅夫、東野英治郎

磐梯山麓の小さな町の警察署を舞台に、地元の人々がひきおこす様々な出来事をスケッチ風に綴った名篇。捨児、娘の身売り、無銭飲食の中年女、あるいは気のいい馬車曳きの話──。人情家の巡査・森繁をはじめ豪華俳優陣の好演。

8月23日(日)〜29日(土)

グラマ島の誘惑

1959年(S34)/東京映画/カラー/106分 

『グラマ島の誘惑』写真

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■監督・脚本:川島雄三/原作:飯沢匡/撮影:岡崎宏三/美術:小島基司/音楽:黛敏郎
■出演:フランキー堺、三橋達也、桂小金治、淡路恵子、八千草薫、宮城まり子、轟夕起子、浪花千栄子

太平洋戦争末期。南洋の孤島に漂着した皇族兄弟──森繁&フランキーに、御付武官、報道班員、慰安婦たちが繰り広げる奇妙な共同生活。たちまちおこる珍事と情事と惨事の数々を思いきった風刺で描く、川島雄三の型破り喜劇。

8月26日(水)〜29日(土)、9月2日(水)〜5日(土)

神阪四郎の犯罪

1956年(S31)/日活/白黒/111分 ※16mm

『神阪四郎の犯罪』写真

©日活

■監督:久松静児/原作:石川達三/脚本:高岩肇/撮影:姫田真佐久/美術:木村威夫/音楽:伊福部昭
■出演:新珠三千代、左幸子、滝沢修、轟夕起子、清水将夫、金子信雄、高田敏江、宍戸錠

横領と偽装心中の罪に問われた敏腕編集長が過去を暴かれるミステリー仕立ての法廷劇。評論家、編集員、妻、歌手──証言が各人食い違う「藪の中」状態で、一人の人物をカメレオンのごとく演じわける森繁が圧巻。原作は石川達三。

8月26日(水)〜9月1日(火)

夫婦善哉

1955年(S30)/東宝/白黒/120分

『夫婦善哉』写真

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■監督:豊田四郎/原作:織田作之助/脚本:八住利雄/撮影:三浦光雄/美術:伊藤熹朔/音楽:團伊玖磨
■出演:淡島千景、司葉子、小堀誠、浪花千栄子、万代峰子、山茶花究、田中春男

大阪船場のどら息子と売れっ子芸者が駆け落ちするも苦労の連続。喧嘩しながら、それでも一緒に生きていく。腐れ縁男女の関係を軽妙に綴った織田作之助原作の名篇。おしどりコンビ、淡島千景との初共演。演技派としての飛躍。

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