『狙われた娘』写真

(c)東宝

2月7日(水) 〜 13日(火)

狙われた娘

1957年(S32)/東宝/白黒/67分

■監督・脚本:丸林久信/脚本:若尾徳平/原作:土屋隆夫/撮影:玉井正夫/音楽:宅孝二 ■出演:青山京子、久保明、伊藤久哉、有島一郎、左卜全

恋人の苦学生に援助するため高利貸しから金を借りた貧しいサラリーガール・若枝。ある日、思わずスリを働いてしまったことから、奇妙な事件にまきこまれ…。青山京子、久保明主演の青春スリラー。

『一万三千人の容疑者』写真

(c)東映

2月11日(日) 〜 17日(土)

一万三千人の容疑者

1966年(S41)/東映東京/白黒/88分

■監督:関川秀雄/脚本:長谷川公之/原作:掘隆次/撮影:飯村雅彦/音楽:伊福部昭 ■出演:芦田伸介、小山明子、井川比佐志、稲葉義男、永田靖

誘拐事件の犯人が五十万円の身代金を要求。金はまんまと奪われ、四歳の子供は帰ってこなかった。戦後最大の誘拐事件といわれる“吉展ちゃん事件”主任刑事の手記に基づくドキュメント・ドラマ。

『囁く死美人』写真

(c)角川ヘラルド映画

2月11日(日) 〜 17日(土)

囁く死美人

1963年(S38)/大映東京/白黒/83分 ※16mm

■監督:村山三男/脚本:目白一夫/撮影:宗川信夫/美術:高橋康一/音楽:土橋啓二 ■出演:川崎敬三、万里昌代、浜田ゆう子、花布辰男、緋桜陽子

優秀な青年外科医・菅は、院長令嬢との縁談が決まり、邪魔になった恋人の看護婦・不二子を殺してしまう。半年後、幸福な新婚生活をおくる菅の周囲に、殺したはずの不二子の影がちらつきはじめる…。

『首』写真

(c)東宝

2月14日(水) 〜 20日(火)

1968年(S43)/東宝/白黒/100分

■監督:森谷司郎/脚本:橋本忍/原作:正木ひろし/撮影:中井朝一/音楽:佐藤勝 ■出演:小林桂樹、神山繁、三津田健、清水将夫、南風洋子

正木ひろしの著書『弁護士』を原作とし、彼が扱った“首なし事件”に材をとったもの。昭和十八年冬、一人の鉱夫が警察で死亡する。遺族の依頼を受け調査にあたった正木は、脳溢血という死因に疑いを抱く…。

『海女の戦慄』写真

(c)国際放映

2月14日(水) 〜 20日(火)

海女の戦慄

1957年(S32)/新東宝/白黒/73分 ※16mm

■監督:志村敏夫/脚本:内田弘三、坂倉英一/撮影:岡戸嘉外/音楽:レイモンド服部 ■出演:前田通子、三ツ矢歌子、天城竜太郎、太田博之

ミス海女に選ばれて上京したチエとユキが行方不明になり、まもなくユキの溺死体が発見された。チエの姉・ヨシは、風来坊・俊介の力を借りて事件の解明に動きだす…。前田通子の魅力が全篇で炸裂。

『最後の審判』写真

(c)東宝

2月18日(日) 〜 24日(土)

最後の審判

1965年(S40)/東京映画/白黒/96分

■監督:堀川弘通/脚本:松山善三、池田一朗/原作:W・P・マッギバーン/撮影:黒田徳三 ■出演:仲代達矢、淡島千景、吉村実子、伴淳三郎、松村達雄

玉突き屋の雇われマスター・次郎は、海外に単身赴任中のいとこの妻・正子と関係を結ぶ。正子の口から多額の貯金の存在を知った次郎は恐るべき完全犯罪を企むのだが…。

2月18日(日) 〜 24日(土)

雌が雄を喰い殺す かまきり

1967年(S42)/松竹/白黒/92分

■監督・脚本:井上梅次/脚本:池田一朗/撮影:笠川正夫/音楽:広瀬健次郎 ■出演:岡田茉莉子、吉村実子、加東大介、香山美子、山内明、露口茂

元華族の血をひく京子は、二十億の資産にひかれて軍平と結婚した。しかし、彼の財産を狙うのは京子だけではなかった…。遺産をめぐる女たちの争奪バトル。悪女のうごめく異色ミステリー。

2月21日(水) 〜27日(火)

雌が雄を喰い殺す 三匹のかまきり

1967年(S42)/松竹/白黒/93分

■監督・脚本:井上梅次/脚本:池田一朗/撮影:丸山恵司/音楽:広瀬健次郎 ■出演:岡田茉莉子、香山美子、根上淳、穂積隆信、佐藤友美

既製服の大手メーカー・ムラキ商事では社長の軍平がワンマンぶりを発揮している。重役陣を長男の昭、その腹違いの妹・あかねと一族で固めていたが、昭もあかねも社長の椅子を狙っていた…。