映画のすべてを記録する 白鳥あかねスクリプター人生 2014年6月15日(日)〜8月9日(土) ラピュタ阿佐ケ谷 ラピュタ阿佐ケ谷公式サイトへのリンク

1955年、日活に入社以来、スクリプターとして戦後映画界の盛衰をみつめてきた白鳥あかね。小林旭の人気を不動のものにした「渡り鳥」シリーズをはじめ日活アクション映画の黄金期から、ロマンポルノの現場を経て、ディレクターズ・カンパニーとの共闘……、つねに監督につきしたがい、映画製作の現場を記録し続けてきた彼女の自伝『スクリプターはストリッパーではありません』(国書刊行会)の刊行を記念して、彼女がスクリプターとして関わった、選りすぐりの33本を一挙上映します。

【トークイベントのお知らせ】

●6月22日(日)19:00『女高生レポート 夕子の白い胸』上映後
ゲスト:片桐夕子さん、白鳥あかねさん

●7月13日(日)19:00『恋人たちは濡れた』上映後
ゲスト:中川梨絵さん、白鳥あかねさん

●8月2日(土)16:20『身も心も』上映後
ゲスト:荒井晴彦さん、白鳥あかねさん

※それに伴いまして、当日の上映開始時間を次の通り変更させていただきます。 何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
8月2日(土)
12:50『骨まで愛して』 → 12:30スタート
14:50『地球40度線 赤道を駈ける男』 → 14:20 スタート
17:00『身も心も』 → 16:20スタート
19:30『わたしのSEX白書 絶頂度』 → 19:35スタート

●8月9日(土)17:10『濡れた週末』上映後
ゲスト:根岸吉太郎監督、白鳥あかねさん

※それに伴いまして、当日の上映開始時間を次の通り変更させていただきます。 何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
8月9日(土)
19:00『帰らざる日々』 → 19:10スタート

【書籍案内】

『スクリプターはストリッパーではありません』表紙

白鳥あかね

「スクリプターは
ストリッパーではありません」

国書刊行会/A5判・上製/330頁
定価:本体2800円+税

■第37回日本アカデミー賞協会特別賞受賞記念

新藤兼人・マキノ雅弘監督の現場見習いから始まり、日活黄金期の「渡り鳥」シリーズでは斎藤武市、日活ロマンポルノでは神代辰巳の女房役として活躍、またフリーランスの女性映画人として根岸吉太郎、池田敏春ら若い世代と共闘し、その後市民のための映画祭・映画館の設立・活動でも奮闘する──激動の戦後日本映画史を渡り歩き、映画を記録しつづけた女がすべてを語る〈実録白鳥あかね・裸の履歴書〉!

協力:日活株式会社、東宝株式会社、ジャパンホームビデオ株式会社、東京テアトル株式会社、東京国立近代美術館フィルムセンター