ラピュタアニメーションフェスティバル2003 : ラピュタ阿佐ヶ谷


































Cプログラム

線と色の即興詩(ブリンキティ・ブランク)
ノーマン・マクラレン
[1952 カナダ 5分 カラー 18位]
彼はコマ撮り撮影でも多くの実験を試み秀作を残しているが、フィルムに直接手で描画するカメラレスの技法も執拗に追求している。そして彼の最高傑作『線と色の即興詩』が生まれた。(島村達雄)
線と色の即興詩

殺人狂時代
久里洋二
[1963 日本 15分 モノクロ 133位]
いわゆるアニメーション、あるいはイラストレーション、というアングルから久里洋二の作品を見れば、ブラックユーモアという一言で、うっかりすると語られてしまう。しかし、これぞ超一流のアニメーションなのだ。(森田和夫)(※国際版はカラー)
殺人狂時代

ぼくらと遊ぼう 第1話〜出会いの話
ブジェチスラフ・ポヤル
[1965 チェコスロヴァキア 14分 カラー 185位]
大きいクマと小さなクマの出会いを描くシリーズ第1作目。初体面の二人はお互いに自分の親族がいかに凄いかの自慢ごっこを繰り広げる。そのうち、二人は実は兄妹だったことがわかる…!?(CB)
ぼくらと遊ぼう

幽霊船
大藤信郎
[1956 日本 11分 モノクロ 322位]
戦前より活躍していた日本を代表する影絵アニメ作家。本作は『くじら』(カンヌ映画祭短編部門)と同様に海外(ヴェネチア映画祭特別賞)で賞を受け、大藤信郎の名を世界的に知らしめた。(CB)
幽霊船

男のゲーム
ヤン・シュヴァンクマイエル
[1988 チェコスロヴァキア 14分 カラー 105位]
“てぃ〜らり〜”っと脱力の音楽にのせて殺し合いのスタート、どんどんエスカレート、観ている方もついつい次はどんな殺し方か不謹慎にもワクワクしてしまう。政治的な裏読みしなければ、楽しめる1本だ。(キムラヒデキ)
男のゲーム

クラック!
フレデリック・バック
[1981 カナダ 15分 カラー 12位]
アニメーションによってだけ描き得た詩。やわらかで、暖かで、温もりにあふれた動きと画調、楽の音によって唄われるこの詩は、(本来の)人の世の営みの、何と幸せな事かを深く実感させてくれます。(宇井孝司)
クラック!


ロン・チュニス
[1972 カナダ 9分 カラー 322位]
水彩画アニメーション。風の吹く草むらの少年。楽し気に風とたわむれて遊ぶうちに、やがて風に乗り、空中に漂い、そして海にまで運ばれて…。水彩の揺れが浮遊感を醸し出す傑作。(CB)
風

上映スケジュール